今朝は晴れているものの空気は幾分ひんやり、午後には雨も降るかもしれない。
今日の読売新聞の報道では、現行の選挙制度に不満があり、昨年、国を相手に損害賠償を求めて提訴していたとのこと。
何も喋らないのであれば動機も何もわからないので外野が軽々しく書けないが、いつもの戯言を。
報道では、家庭はごく普通の家庭だったとのこと。ただし、ここ数年は定職に就かず、あまり外出はしなかったということなので、いわゆるひきこもりだったのだろう。
早速、ネット界隈では、今の社会や政治に不満があったのでは、と容疑者の心情に理解を示す書き込みも見られるが、これはいつか見たものとそっくり、そうあの山上某と同じ。
山上某は、世界統一家庭連合(旧統一教会)に母親が多額の献金をして家庭が崩壊、その恨みを晴らそうと安倍元総理を狙ったと供述、すると、アベガーの人たちやマスメディア早速これに飛びつき、いつの間にか悪いのは被害者の安倍元総理だとなった。
また、山上某の犯行よりも、派生した宗教二世などへの救済にすり替えられ、某ワイドショーが視聴率を稼ぐことに。
とにかく、銃撃犯の山上某の犯行の卑劣さより、旧統一協会と政界、特に自民党の癒着にスポットが当てられ大臣の首が飛んだ。
今回の木村某容疑者の犯行動機は今のところ全くわかっていないが、今度は木村某容疑者の同情ストーリーが作られるのかもしれない。
自分には、今回の木村某容疑者が取り押さえられた時の彼の眼と山上某被告の眼が同じ眼をしていたように見えた、彼は表情を変えることなくほぼ無抵抗で取り押さえられた。
周囲に知られることなく、密かに聴衆に紛れ、平然と犯行に及ぶ、冷めた眼をした若きテロリストたち、とても恐ろしく感じる。
今回は殺人には至らず何とか大惨事は免れだが、心に闇を抱えた若者たちが、どこかで密かに爆発物や銃を使っている、想像しただけでも恐ろしい。
また、読売新聞の最新の世論調査では、岸田内閣の支持率は、5ポイント増の47%に上昇、今回の木村某容疑者の犯行が皮肉にもキッシーをアシストすることになった。
なお、野党では、日本維新の会が3ポイント増の6%、立憲民主党は1ポイント減の4%となり、政党支持率では、維新の会が野党第一党になり勢いを加速している。
いずれにせよ、いかに不平不満があろうともあ、暴力で言論を封じることは民主主義への挑戦であり、冒涜だ、断じて許してはならない。
今後の捜査の進展を見守りたい。
Have a good day !!