師走12月、会社勤めの方は待望のボーナス支給シーズン、そして、ニュースで北国の雪景色を見るとあぁ冬なんだなぁと改めて感じます。
そんな中、もう古いニュースになってしまいましたが、就職試験のオンライン試験で不正に代行した事件が報じられました。
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翁のような昭和のサラリーマンには、よく理解できませんが、こんな不正があるなんて驚きです。これもコロナ禍での一時的な問題なんでしょうか?
いつ頃からかよく知りませんが、労働形態により、働く人を「正規雇用労働者」とか「非正規雇用労働者」と呼ぶようになりました。
翁はこの言葉にいつも違和感を感じていました。「正規雇用」はまあ良いとして、「非正規雇用」って、あたかも不正な手続きで入社した社員のように感じで、なんでだろう?と。
「非正規雇用」の人も、履歴書を出し、面接を受けて採用されていますよね。裏口入社ではありませんからね、この呼び方、何とかなりませんかね。
言葉遊びのようですが、もっとしっくりする呼び方あっても良いような気がしますが、誰も何も言いません。もちろん翁も何も浮かびませんが。
「正規雇用労働者」とは使用者との間で雇用期間の定めがない労働契約を結んでいる労働者で、いわゆる正社員のことを指しています。
一方、「非正規雇用労働者」とは、「正規雇用労働者」以外の労働者のことを指し、期間の定めのある臨時工、契約社員、派遣労働者、アルバイト・パートなどを指すとされています。
「正規雇用労働者」は言わば定年までの長期雇用の働き方、「非正規雇用労働者」は有期・短期雇用の働き方、給与さえ考えなければ、これからの世の中、どちらが良いかは一概には言えません。
また、「非正規雇用労働者」の中にも、「不満非正規労働者」という呼び方もあるそうで、「正規雇用労働者」になりたいが、なれずに仕方がなく非正規で働く労働者を指すとのこと。
問題は、同一労働同一賃金では無いということ、もちろん給与制度も違います。今の職場環境はわかりませんので、あくまでも想像ですが、暮れのボーナスは正規雇用の方は多くて嬉しいのでしょうが、非正規雇用の方は出るのか、出ないのか、出ても間違いなく正規雇用の方より少ないですよね。
なので、冒頭に書いたように不正行為をしてまでも「正規雇用労働者」になりたいという気持ち、分からないでもありません。
でもね~、不正行為までもして会社に入ったとして、それこそ正規の試験に合格して入った同僚といつも心の中で比較するようになり、劣等感に苛まれ、結局退職するハメになると思います。当たり前ですが、会社は学校と違って厳しいですからね。
上司からコイツ使えないなぁと思われたら、即部署替え、そして四流社員まっしぐら、まぁそれはそれで良いかもしれませんが。
また、今年の春にも、大学受験での不正が問題になりました。当たり前ですが、試験は正々堂々と受けましょう。
身の丈に合わない学校や会社に入って劣等感で苦しむよりましです。
「鶏口と為るも牛後と為るなかれ」の例えの通り、身の丈に合った学校や会社に入ってトップを目指す方がより楽しい人生が送れると思います。
今夜は、サッカーワールド⚽️サムライブルーの一大決戦、多分寝てしまうと思うので、明朝、歓喜の朝であることを祈って、
ガンバレニッポン!! モリヤスジャパン!!
終わり
備考:カバー画像は「©︎いらすとや」さんのイラストを使わせて頂きました。感謝!