日本人の場合、タイ王国への旅行については、30日間のノービザでの入国が可能です。それ以上の場合には、在日本タイ王国大使館か領事館において各種ビザを取る必要が有ります。観光ビザなら2ヶ月間滞在出来、入国管理事務所へ行き手続きすれば更に30日間延長出来ます。
退職者長期滞在ビザなら、1年マルチプルで、ビザ有効1年間で、入国毎に90日間滞在可能です。但し、手続きが‥‥‥要件は、50歳以上。タイ王国の入国禁止者リストに入って居ない事。日本国又は国籍を有する国・居住国においてタイ王国の治安を脅かす様な犯罪歴が無い事(無犯罪証明書がいります。警察本部で手続きすると、密封した状態の物を発行してくれます。開封すると無効です)。仏暦2535年の省令に定められる禁止疾患：ハンセン病、結核、麻薬中毒、象皮病、第三期梅毒に罹患して居ない事(国公立病院での健康診断書が必要です)。タイ王国において一切の就労活動を行わない事。‥‥‥ちょっと大変です。
あとは預金額の証明書も必要です(銀行で、英文での物を)。
日本出国前にタイ王国総領事館に行った時の事、申請の時、隅の所で男性が、預金証明書が日本語だったので、タイ人の係官からクレームを‥‥でも、一応受理して貰えていました。
また、ビザ受取の時に、前の男性が、観光ビザを発給して貰っていたのですが、係官から、発給頻度が多過ぎますね、何の為に行かれるのですか？と聞かれて、いや～いろんな所を観光して回って居るんですよ、と。もう次回の発給は無理でしょうから、次から退職者長期滞在ビザを申請して下さい。と言われて申請書を渡されて説明を受けて居ました。
さて、実際のところ、ちょっと遊びに来るなら、観光ビザでも面倒くさいですから、ノービザ30日が一番です。
そして、タイへの移住を考えている、50歳以上の方は、80万バーツ(260万円位)を持って、ノービザで入国して、すぐに入国管理事務所に行って、リタイアメントビザを申請する事です。但し、住所が必要ですから、買うなり借りるなり、コンドミニアム(マンション)は簡単に買うことが出来ますし、借りるなら、日本みたいに保証人がどうこうとか言う事はなく、前家賃とデポジット2ヶ月分を払えばすぐにでも、家具付きというのも多いですし。預金証明書もいるので、80万バーツは、すぐに銀行へ。預金証明書は100バーツで前日の日付の物がすぐに取れます。利息は定期だと2.5%位付きます。労働許可証が無いと口座が開けないという銀行が多いのですが、何軒か回れば、よい担当者に当たるかも、今はバンコクバンクの方が評判がいい様です。入国管理事務所では、3ヶ月間の預金が必要というのが原則ですが、此れも余程意地悪な担当者に当たらなければ大丈夫でしょう。勿論、無犯罪証明とか健康診断書は必要有りません。
それから、50歳以下で永住希望又は長期滞在希望の方は、EDビザ(留学ビザ)を。タイ語学校へ入学すれば手続き出来て、1～2年間滞在可能です。
ビザの代行業者とか、不動産の斡旋業者とかが沢山有りますが、気を付けないといい加減な所に引っ掛かって、高い買い物になってしまいます。
暑い所が好き又は平気。衛生観念とか物事がいい加減でも余り気にならない。アメージング大好きという方はぜきタイ王国へ。
チェンマイにコンドミニアムを買って、1年のうち、2～3ヶ月だけ寒さから逃れて来る、という暮らし方をして居る人達も居る様ですよ。
