バンコクのバンスー (ジャンクション)駅を過ぎるとサムセン駅で、そのあと終着のフゥァランポン駅となる。バンスー駅には北部・東北部方面行きと南部方面行きの二つのホームが離れて有る。またチャトチャックのウイークエンドマーケットまでMRT(地下鉄)1駅で行ける。そして、サムセン駅とフゥァランポン駅との間には、駅員のいない小さな駅が二つある。そのサムセンの次の駅が、ラマティボディ ホスピタル駅である。本当に小さな駅である。屋根も無いし、通過する列車も多い。ただし、病院と反対の側がチットラダー宮殿で、その為にそちら側のホームのフゥァランポン駅よりの方には、王室専用のホームが有り建物がある。勿論、普段は使われていない。
さて、今日の朝、アユタヤ駅から7:11の列車で行く事に。フゥァランポン駅9:05だから、ラマティボディHP駅には10分~15分前に着くだろう。次の列車は8:27~10:20なので、予約時間の10:30の15分前入りだと7:11の列車である。勿論8:27の列車が時間通りなら、何とか間に合うのだが‥‥‥。残念ながらここは日本ではない。用心しないと。‥‥‥アユタヤ駅に7時に着いてみると、7:11の列車は7:20に、8:27の列車は8:45になっていた。やれやれ、である。
バンコクまで1時間に1本程度というのは厳しい。列車離れが進むはずである。ロットー(乗合バン)が繁盛する訳である。
やって来た列車は結構混んでいたが何とか座れて、ラマティボディ ホスピタル駅に到着。通りを渡ってすぐが病院の裏手になる。こちらには、看護学校とかいろいろある様である。ずーっと構内を抜けて、表のラマ6世通りまで出て、少し歩いて、病院の横手の入口から入る。
何故か今日はいつもよりも人が多いようであった。2階の一般(?)の皮膚科へ行く(嫁が)。まず、検診の所へ行って、身長体重と血圧を測定する。そのあと、皮膚科の所で予約票を出して待つ。
え~と、そして嫁の診察が終わって、ペーパー貰って薬局へ出して、番号札貰って、モニターに番号が出るのを待つ。これが長い、特に今日は人が多かった。で番号がモニターに出ると、まず支払い窓口へ、ここで料金を払って領収書を貰い、それと番号札を薬局の窓口に。そこで薬と先程の領収書を貰って終了である。
さあ、1階のフードコートで昼食である。ここは美味しくて安いのでいつも楽しみにしている。しかし、昼時には満員になって座る所を探すのが大変である。御飯におかずを2品載せて貰った皿とフォークとスプーンを持って席探しである。幸い2人連れが席を立ったので直ぐに座れた。食事が済んで嫁がトイレに行っている間に、さっきのおかずのうちのカボチャの煮込みを持ち帰りで頼んだ。ビニール袋に入れて輪ゴムで閉じて、ぶら下げるビニ袋に入れてくれる。持ち帰りは少し高くなる(袋代?)。そして、カードを返して、残金を受け取る。
以前来た時に、タイ数字の文字盤の掛け時計を見つけて、手に入れられないかと聞き回った時に、最後に受付の所の男性が、売っていそうな市場を教えてくれた事が有った。その御礼を言いに行こうと思い、病院の中にあるセブン(セブンイレブン、他にスタートバックスやロイヤルプロジェクト ショップや幾つかの銀行も有る)へ行き、ドリンク(リポビタンD、カラバオetc)を探すが何故か無い。で、缶コーヒーを買って‥‥‥。受付に行き彼の手の空くのを待って、前に時計が、と言うと直ぐに思い出してくれて、良かった良かったと喜んでくれた。缶コーヒー2本を進呈する(何故かストローも2本ビニ袋に入っている‥‥これがタイである)。
その後、逆のコースを辿って、駅に行く。途中で道路の屋台でカットマンゴを、病院の構内の店でお菓子を買って。駅が見える所まで行くと、列車が止まっているのが見えた。どちら向きかは分からない。近づくと機関車が北側で有る。でも、南方面行きだと駄目だけどと思いつつ急ぐ、標示板が見える所まで行って、チェンマイ行きと分かる。が、その時動き出した。もう間に合わない。でも、この列車はここで止まらないはずなのに、信号待ちだったのかも。そして、そういう場合には乗っても大丈夫なのがタイである。押しボタンでドアを開ける車両の場合は無理だが(以前そのタイプの列車で連結部分からガードを乗り越えて降りた男性を見たが)、普通は開けっぱあで走っている。止まれば乗り降り勝手である(徐行中に降りた男性を見た事が)。その列車の後、少しして北行きの普通列車が来た。13時頃、流石にがらがらである。そして太陽が高い位置だから、西側に座っても大丈夫だった。陽の当たらない東側からみんな座るから、そちらは4人掛けに1~2人ずつ座っている。久しぶりにしっかり明るいうちに帰って来た。
↑中央の吹き抜けスペース。グランドピアノが置いてあって、時々演奏と歌唱をやっている。