2018.9.19(水)
Spitzbergen tour 2018
"GO!GO!スカンジナビア vol.7"
at CLUB CITTA'(神奈川 川崎)
ようやく私のゴースカがやってきました。
ここまでみなさんの貴重な情報のみで想像していたのですが、
「ああ、そういうことだったのか」と納得できたところもあり、
会場によってこんなに異なるんだ~という感動もあり。
さてさて、そんなことで、ここからはセットリストばればれで書いていきますので、どうかこれから参加される方は、ここまででお戻りくださいませ。
何も知らずに参加されたほうが、私は絶対にいいと思いますので。
よろしくお願いします。
★ CLUB CITTA' とスピッツ
最初のMCで(たぶん)、会場となったクラブチッタとの関わりをちょこっと説明していました。
前は違う場所にあったこと。
CLUB CITTA'は今年30周年とかで、さまざまなイベントを主催しています。
http://clubcitta.co.jp/30th/
ここは、Zeppなどと比べると狭いし、
草野「今日は狭いから1人1人がよく見えて・・・、キミに、あなたに(と指さしながら)歌うよ。長いライブで気持ち悪くなってトイレで吐いている人にも届くように歌いますから」
と言っていたっけ。ステージも少し高めなので、後ろからでも十分。
(私事ですが、実は80番台の感動の整理券を手に入れたのですが、そこはもうお譲りして(笑)、ゆっくり後方で楽しみましたとさ)
草野「ここは、実は震災後のツアーのゲネプロで使ったんですけど」
テツヤ「ゲネプロって、練習みたいなもんね」
田村「練習? 練習じゃないんじゃない? ライブの本番どおりの(とちょっとゲネプロを解説して)ここを貸し切って練習なんて豪華(贅沢?)だよねって思ってほしくないの!」
こんなやりとりも、次のようなクージーの優しいつぶやきを見ると、違う風景が見えてきます。
https://twitter.com/cq2d/status/1042311742053703680?s=11
草野「クラブチッタは昔ミスチル仕切りのクリスマスイベントに出たことがあるけど、チケットは売り切れなかったんだよね。今日のほうがお客さん多い」
に会場から「えーっ!」の声。
ミスチルデビューの年のクリスマス。今思えば信じられないプラチナライブだけれど、当時はミスチルも地味だったし。
正確には、1992年12月19日。
探したら当日のレポ(というか、今も変わらない、私にしかわからない・・・、今では私にも意味不明な箇所のあるメモですけど)、見つかった。
差し支えない程度に箇条書きでまとめると(正確なセットリストは、Spitz Official Data Bookに載っている)、
1 (当日少し遅れて入ったとき、)スピッツの「ハニーハニー」が聴こえてきたんで、あ、トップバッターなんだなと思ったこと。
2 続いて、「僕の天使マリ」「日なたの窓に憧れて」「マーメイド」「白い炎」と続いて、ラストが「ヒバリのこころ」だったこと。
3 ミスチル主催なので、ミスチルとcharaの絡みがあったこと。ミスチルの「BLUE」のコーラスをcharaがやって、すごくステキだったこと。
4 セッションはクリスマス曲で、「サンタが街にやってきた」「Have You Self Are Merry Little Christmas」(サム・スミス)、アンコールは「きよしこの夜」「ママがサンタにキスをした」。
主催がMr. Children ということもあったんだろうけど、当時から桜井くんは引っ張っていく雰囲気があって頼もしいな、みたいなこと書いてあったので、特に記録してはいなかったけれど、スピッツフロントマンの佇まいは想像できるでしょ?
ではでは、思い出す限りのこと書いてみます。最近、忘れるの、早いからなあ・・・。
(くれぐれも記憶頼りの勝手なレポですので)
セットリストは、以下のとおり。
当然、順番とかは覚えていないので、ほかのところから拝借です。
合っているかな?
セットリスト
01 船乗り(「遥か」のカップリング、『色色衣』)
02 不死身のビーナス(『空の飛び方』)
03 スピカ(シングル「楓」と両A面、『花鳥風月』)(この会場でのリクエスト3位の曲)
04 えにし(『とげまる』)
05 三日月ロック その3(『おるたな』)
06 ハチの針(『醒めない』)
07 インディゴ地平線(『インディゴ地平線』(リクエスト51位の曲)
08 ヒビスクス(『醒めない』)
09 ババロア(『三日月ロック』)
10 Automatic(宇多田ヒカルさんの楽曲カバー)
11 あかさたな(この会場でのリクエスト2位の曲)
12 歌ウサギ(『Cycle Hit 1991-2017』)
13 サンシャイン(『空の飛び方』)
14 魔法のコトバ(シングル、『さざなみCD』)(この会場でのリクエスト7位の曲)
15 バニーガール(『空の飛び方』)
16 運命の人(シングル、『フェイクファー』)
17 野生のポルカ(『小さな生き物』)
18 1987→(『Cycle Hit 1991-2017』)
19 桃(『さざなみCD』)(この会場でのリクエスト1位の曲)
ENCORE
20 悪役(新曲、仮タイトル)
21 ハチミツ(『ハチミツ』)
最初の曲のイントロで、ああ、ゴースカだー!と思った。
「船乗り」とか、『インディゴ地平線』の「花泥棒」、『ハヤブサ』の「今」はライブのトップで勢いづけるのに最高の楽曲だと思っている。
この夜は、マサムネくんの声が前面に出て力強い「船乗り」だった。
イントロ始まった瞬間に前のほうにどっと押し寄せるかと思ったけど、そういう動きはなく、え?といぶかしく感じたけれど、これがゴースカの良さかも。スタンディングの前方でも安全にいられる?
最初の曲からハーモニカで、ちょっとこっちの気分も上がる。粗削りだけれど、彼のハーモニカはときどき聴きたくなりますね、「ホタル」とか。
「船乗り」は『リサイクル』以前からあった曲で、1999年に日本でレコーディング、マイアミでミックスダウンとCDにも提示されているし、『色色衣』に封入されたリーフレットでもメンバーが語っている。
「春夏ロケット」や「メモリーズ」のように、『99ep』や『ハヤブサ』では日の目を見なかったけれど、「遥か」のカップリングがすごく印象的だったし、『色色衣』で「春夏ロケット」らと肩を並べる・・・っていうのも、私たちファンにはよかったのかも。
「夢追い虫」同様、埋もれなくてよかったー!
うまく言えないけれど、ボーカルがすごくセクシーに聴こえるのは私だけではないと思う。
「不死身のビーナス」と「バニーガール」、会場の盛り上がり、すごかったな。照明も一気に全開で明るくなって。
メンバーもすごく気持ちよさそうだったし、マイク越しに会場を見るボーカルも満足気。
田村くんの暴れっぷりも、少々適度な感じで、そのほかの暴れ曲?とはちょっと異なる(と思う)。
この2曲は、「スピッツ バブル期」周辺(笑)の2枚のアルバムから。
気分が確実に上がる曲たちだし、「かっこいい」より「かわいい」スピッツ、という感じでしょうか。
キャッチーなメロディーと歌詞、まだ細かったボーカルの声が相まって、シングルビッグ3とは別に彼らを魅力的に見せてくれた曲たちは、51歳のメンバーをも「かわいく」盛り立ててくれたな、と信じる。
この曲たちだけではないんだけれど、エンディングの﨑ちゃんのドラミングがずっとアグレッシブで本当にカッコよかった。あれだけで、何倍も飯が食える(笑)。
「サンシャイン」は最近のライブでも演奏してくれるようになって、昔は気づかなかったこの曲の魅力にはまる。高音で伸びていく声とリフレインの切なさ、ギターの軽やかで心地よい音。
そして「運命の人」もすっかりこの打ち込みアレンジのほうが一般的になって、このアレンジをフェスで聴かせてくれたときから、積極的にセットリストに入れてくれるようになった。それまではしばらくの間、「運命の人」をライブで聴くことはなかったし。このアレンジにメンバーも納得したのだろう(と思う)。
いつも言うけど、サビでメンバーのそれぞれの音がそろうところ、照明も一気に明るくなって、ここがいつもグッときて心地よい。バンドだーって心で叫ぶ。
7位の「魔法の言葉」、私の周囲にも好きな人多いからわかるけど(私の知り合いの彼女は、とくにスピッツファンというわけではないんだけれど、この曲は大好き、といつも言っている)、7位というのはすごいな。確実に、ビッグ3に続くグループの一員。
そして、リクエスト51位の「インディゴ地平線」!(アルバム『インディゴ地平線』のタイトルナンバー)
その前にこんなやりとりが。
テツヤ「51位って・・・また微妙じゃねえ?」
草野「でも、高校のテストで200人の51番目の成績って結構いいんじゃない?」
テツヤくんはそれでもやっぱり「微妙」と言ってたけれど、51は、メンバーが今年全員51歳というところから。
そして聴こえてきたのは、あのイントロ。かっこいい4人が並ぶPVがすぐに浮かんでくる。
壮大なロックバラードで大きな世界を歌いつつも、「つまずくふりして そっと背中に触れた」とか「希望のクズ」とか、草野マサムネらしい言葉選びがある。
今のボーカルの声のほうが、この世界観を描き出すにはふさわしいかもしれない、というくらいにステキな「インディゴ地平線」だった。
200人中50番の成績がどうなのかはさておき、数あるスピッツの曲の中で、こういう曲が50位あたりにいるって、やっぱりゴースカのリクエストらしい気もする。
(ほかの順位を会報で知るのが楽しみになってきた。引っかからなかった私のリクエスト、案外いい位置にいたりして・・・)
「えにし」を聴けるとは! 本当に幸せ。「(汚れ犬の)漫遊記」は今ラジオ番組のタイトルでスピッツファンにも定着したし。
サビの声がのびやかで、「だけど愛しくて忘れちまった♪」という珍しくストレートな歌詞とバックの弾むリズムが気持ちいい。いい曲だなあ、なんて改めて。
こういう曲をリクエストした方たちのセンスがうれしくなる。
ランチパックのCMが流れるたびに、「このCM曲として、スピッツの『えにし』以上のものはない」と心の中でつぶやいている、しつこく。これがこの曲の評価につながるのかは不明だけど。
「インディゴ地平線」をはさんでの、この4曲、「三日月ロック その3」「ハチの針」「ヒビスクス」「ババロア」。
演奏に圧倒された。スピッツの楽曲の中でも、スケールの大きさを感じさせる。
「ハチの針」は見事な照明が相乗効果となって、会場を圧倒する。メンバーそれぞれにピンポイントにあたる照明もよかった。最初はスピッツらしくないけどかっこいい曲、という捉え方だったけれど、今ではどこかで王道スピッツなんて思ったり(これは言い過ぎか)。
テツヤくんも好きな「ビヒスクス」は、この夜一緒に行った二人の男子も『醒めない』の中でいちばん好きな曲だと言い、「イントロで鳥肌がたった」と。クージーのコーラスもはっきり聴こえてきたし。
「ババロア」のイントロは、ちょっとおしゃれ系入った独特のリズムで、これもクセになる。
そうそう、MCで言ってたっけ。「白い花」と「着地」。
「ババロア」での「まっすぐに咲いた白い花♪」「着地する日まで♪」。
「ビヒスクス」での「白い花が咲いた♪」と「武器も全部捨てて 一人 着地した♪」
マサムネくん自ら、「どんだけ『白い花』と『着地』が好きなんだ」と言っていたっけ。
田村「草野、何が好き?」
草野「着地!」
なんて小芝居も(笑)。さすが、息もピッタリの二人でした。
カバー曲は、「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ。vo. 﨑ちゃん)、「悲しみの果て」(エレファントカシマシ)、「Automatic」(宇多田ヒカル」がリクエスト上位3曲で、その中から会場ごとに選ぶ。ああ、どれも聴きたい!
前回のゴースカでは、田村くんがスマホの有料アプリを使ったと思うんだけど(マサムネくんは結構懐疑的だったような記憶があるけど)、今回はボイスチェッカーを購入していましたよ。
自分の希望する曲のときに、例えば「カバー曲で聴きたいのはー、『恋のバカンス』で﨑山~?」に対して「タツオー」と叫ぶ。このときの掛け声がボイスチェッカーで計測されるということ。
「悲しみの果て」と「Automatic」が驚異の同じ数値で、会場は一気に、
「ダ~ブル! ダ~ブル!」だったか、「2曲! 2曲!」だったか
団結を示して盛り上がるが、慌てたメンバー(マサムネくんはちょっと動揺していた?(笑))。
そこはさすがリーダー、
「いいけど、2曲カバー曲やったら、みんながリクエストした1位の曲やらないよ」
これで鎮静化した会場でした。スピッツにハプニングはありません。2曲の決選投票の結果、僅差で「Automatic」。
ロックアレンジの「Automatic」、よかった!
宇多田ヒカルのハスキーでなめるように上下する声はもちろん魅力的だけれど、男声のハイトーンとハスキーな低音の振れ方も聴きごたえ十分。ただ聴いている間、頭の中にあの有名なMVが思い出され、草野マサムネが中腰で歌っている姿がちらちら現れて、それを振り払うのが大変でした。
パフォーマンス後、rainy day と paradise をカタカナ語っぽく発音したり、唇をかんで大げさに英語っぽく発音したりして、「どっちで歌うか迷ったけど」などと。「でも宇多田さんは『パラダイス!』って言ってるんだよね」とも。
同行男子の一人はエレカシファンでもあるし、スピッツの「悲しみの果て」をずっと前に一度しか聴いたことがなくて、頑張って「タツオー」と叫んでしましたが・・・。でも「『Automatic』、すごくよかった!」ともらしていましたよ。
「歌ウサギ」の最後、マサムネくんの骨太なアコギ。ヘンに切なさだけで盛り上げないであっさり終わってしまうところが好きだ。この曲は好きなところを語ると長くなるのでやめるけど、バラードで飽きさせない、中だるみさせない変化のあるアレンジが、ライブでも力を発揮して大きなイメージの曲へと成長させる。
「野生のポルカ」は会場全体が揺れた。掛け声も上がって、メンバーのsing alongも力強い。みんなで歌える、スピッツでは貴重な曲。
歌うメンバー、田村くんと﨑ちゃんの笑顔が見えた。
そして、「1987→」へ。「醒めない」とこの曲は、スピッツが自分たちの立ち位置とこれまでとこれからを、適度な熱量で私たちに伝えてくれるような楽曲。こういう内容の歌詞ってスピッツ曲にはないから、とても新鮮であり貴重。昔の4人がステージ上にいて、それを今の私たちが眺めている感覚もおもしろい。今年51歳の彼らは、いろいろ変わったところもあるだろうけど、振れ幅はちょっとで安心させてくれる。
前のほうに乗り出して満面の笑みのリーダー田村の表情が頼もしかったです。
そしてアンコールでの新曲は、仮タイトル「悪役」。もう一つは「山吹」らしい(どんな歌なんだ??)
「悪役」はところどころ歌詞も覚えたつもりなんだけれど、ライブが終わった瞬間に忘れた。
でもイントロからギター炸裂のロックナンバーだった。もう一度聴きたい!
演奏後、ミスってしまったと言って、正しいコードを押さえて1フレーズ歌い直してくれる。初めて聴いた曲だから、そう言われても、どこがどう違うのか・・・。
田村「でも新曲だし、いいんじゃない?」
草野「いいか!」
で終わりました。これが新曲のいいところ?
そして、この会場のリクエストbest 3!!
1位 桃
2位 あかさたな
3位 スピカ
うわ~、渋いなあ。すごいなあ、スピッツファン!と思った。
今回「甘い手」「ローランダー、空へ」「タンポポ」を選んだ私も私だけど(笑)、でも、これは本当に、11月の会報ですべての順位を見るのが楽しみになった。
「桃」は王道スピッツらしい楽曲だとよく言われるけれど(私も好き)、ここまでの支持があるなんて、なんだかうれしい。
「あかさかな」は前回ゴースカでの新曲。もちろんそれっきり聴いてないし、音源はアルバム『小さな生き物』のデラックスエディション付属の「撮りおろしスペシャルライヴ at 横浜BLITZ」にライヴ映像として収録されているだけ。一瞬、あれ、コレ聴いたことあるけどなんだっけ?となってしまった私です。スピッツ曲を聴いてそんな気持ちになったことはないので、むしろ新鮮だったなあ。
・・・今気づいた、前回ゴースカじゃなくて、前々回でした(ココ)。
そして、私が参加した前々回のゴースカでもベスト3にあがっていた「スピカ」!! コアなファンにも根強い人気。
いつも書いているけれど、当時はむしろスピッツにしてはオリコンランキング低めだった両A面「楓/スピカ」の底力、すごいなあ。
あ、私が参加した前回ゴースカでも2位だった!(ココです)。
「スピカ」を聴くたび書いてますけど(-_-;)、間奏のツインギターがキュンとします(『惑星のかけら』でもそう)。なんでだろう・・・。
ライブの感想、ここまで。
あ~あ、聴いているときは、メンバーのパフォーマンスとか、照明とか、音のこととか、ここは覚えておいてあとで書こう!とか思ったりするけれど、今になると記憶から飛んでいて、もっとモワモワっとした熱だけがここにある。
なので、相変わらずレポとは言えない文章で、すみません。残念・・・。
以下、覚えている限りのMCから。
これもいつもながら、正確ではなくニュアンスだけ受け止めてくださいませ。
皆さんからの情報もお借りして。
● アロハ~
衣装の噂は耳にしていたので、ちょっと楽しみにしていました。
草野「今回は、毎回、衣装のテーマが決まってます! 今日は何でしょう?」
ん? アロハかな。会場からは「ハワイ~」の声も。
テツヤ「アロハシャツだよ。わかるよね?」
草野「夏ももう終わりだけどね」
これに会場から微妙な笑い声。すると、ちょっと慌て気味に、
テツヤ「でもここは(ステージ上?)暑いから!」
またまた微妙な反応に、
テツヤ「え? なんで~? ここは暑いよ!!」
と抵抗していました。
﨑ちゃんコーナーで前に出てきたとき、マサムネくんがちょっと引いて﨑ちゃんを見て、
「なんか、今日は爽やかだね~。オメガトライブみたい? (会場にむかって)オメガトライブ、わかるかな?」
と言っていたのが笑えました(オメガトライブって言ってましたよね?)。
﨑ちゃん、オレンジ地でいちばん派手だった。
それから、メンバー3人は普通にちゃんと着ていたけど、テツヤくんはボタン外して中の白Tシャツが見えて着崩した感じが「かっこよかったね~、さすがだね~」と同行男子の感想です。白枠のサングラスもハワイっぽい?
★ Mステ「みなと事件」に時効はない?
テツヤくんの「最近のバンドは演奏もうまいけど、MCもうまい」発言。
同意するボーカル。
デビューの頃かインディーズの頃か、テレビ出演の練習をしている先輩バンドもいた、と。スタジオに並ぶ何台ものカメラの中で、その時映しているカメラには赤いランプがつくので、そこを見て演奏する練習?
テツヤ「それを知ってから、ランプがついてないカメラの前では、オレ、演奏しないもん」
草野「それはまずいよ、音は出てるんだから」
なんて話の流れだったか・・・、テツヤくんがおもむろにMステでの「みなと」事件を持ち出して、
草野「言わせてもらうと・・・、音楽番組によって尺が違って、イントロを短くしなくてはいけないときもあって、『あれ? ここはイントロ長いんだっけ? 短いんだっけ?』っわかんなくなっちゃったの」
という解説に対して、言下に、
テツヤ「ま、言い訳だけどね!」(笑)
そのあと、
テツヤ「あのときさ~、カメラアングル的にマサムネの脇におれが映ってて、普通にしてたけど、内心はこうだったからね~」
と言って口をあんぐりさせて、その表情に爆笑。
もう2年前になるあの場面が蘇りました。時効はない・・・。
★ 「操作はしてないよ!」
田村くんコーナー?で。
田村「ファンクラブライブだから、ちゃんとみんなの要望をいかしてるから、こまめにギター変えたりしてるでしょ! 普段そんなことしないよ!」
たしかに曲ごとにギターをかえていて、同行男子たちも同発言。
マサムネくんは「自分が作った曲だから、歌いたくないというのはない」と言いつつも、「涙がキラリ☆」の「心と心をつないで」のあとの「る~」(超高音のところ)で会場にマイク向けて歌わせたり。「あと、『ロビンソン』の『ルララ~♪』もね」と言ったり。
今はまだきれいに聴かせてくれてますけどね。
そして、こんなことも・・・。
草野「つまんなさそうに演奏しているように見えるときは、(別につまんないんじゃなくて)演奏に必死なだけで。でも今日は比較的、えーっ?っていう曲がないので、楽しくやれてます!」
これをきいたとき、ああ、私のリクエストは選ばれてないな、と確信しました(笑)。
田村くんが「(リクエストに対して)セットリストは操作していないよ!」と強く言っているかげで、草野氏の「操作したい曲もあった」発言。それはどんな曲だ?と興味津々です。
★「悪いね」
﨑ちゃんが前に出てきてのトークタイム。「前に出てくると緊張するね」
会報でグランピングをしたときの話。
川崎駅をはさんでクラブチッタと反対側のビル(ラゾーナ)の屋上だそうだ。
﨑ちゃん、とても楽しかったと話していました。
﨑ちゃん「お酒が進んじゃって、目がトロ~ンとしてきた、オレとか田村は顔に出ちゃうけど、テツヤはサングラスだから目がばれない。目がはれたり赤くなった写真ははじくけどね」
ハワイで撮影したときはまぶしくて、何度も注意されたけど、サングラスをかけたら楽だったと。
﨑ちゃん「これからサングラスかけようかな」
この発言に対して、草野氏は、老眼もだけれど、「白内障とか緑内障」という病名を出して、強い日差しはよくないよ、と。「サングラスは楽だよね~」と二人で盛り上がっておりました。
「4人で撮ると誰かが・・・、ということが多いよね~」に、
﨑ちゃん「そういうときにはマサムネ中心に選ぶからねっ」
草野「・・・(軽い調子で)悪いね!」
テツヤ「そりゃそうだよな~(笑)」
のやりとりが長い信頼を思わせて(おおげさ?)ほほえましかったです。いつものことながら。
★ 撮影OKタイム
最初こそ、
草野「なんかすごい・・・連写されてる・・・、謝らなきゃいけない?」
テツヤ「みんな、写真に夢中じゃない? おじさんだよ?」
草野「(撮影していると拍手もできない状況を見て)なんか、いいやり方ないかな。でも今日は考えてないや!」
などとおちゃらけていましたが、プレゼントコーナーになると、手もち無沙汰感満載で(笑)、ボーカルが手もと見たり、テツヤくんがふざけて﨑ちゃんの陰に隠れたり・・・。この人たちは慣れないんだなあ、と愛おしくなりましたとさ(笑)。
プレゼントコーナーの抽選では、テツヤくんがどうにか頑張って(笑)、
「指がカサカサでつかめな~い」
「老眼で見えな~い」
とボケていました。
★「8回目のゴースカ!」
そして、いよいよ最後のご挨拶。
草野「高校受験でしばらくギターをやめて、受かったらバンドつくって、そして普通に就職するんだろうなあと思っていた。でも気づいたら、50過ぎてもバンドやってて。オレのつくる曲を理解してくれるメンバーがいて・・・。これは与えられた役目だと思って、一生歌い続けていきたいと思います」
ときどき思い出して・・・と言ったかな。
田村「演奏していたときに考えていたのは、早く8回目のゴースカをしたい、ということ。50代のうちにね」
ただ、その前に、アルバムつくってツアーやって・・・とうれしいお約束。
今回も満足なステキな夜を、ありがとう、スピッツ!
帰り道、同行男子たちと、「ビヒスクス」と「歌ウサギ」の話で盛り上がりました。
次の日の夜、そのうちの一人から、「仕事、ちょっと大変だったけど、スピッツのおかげで乗り切れました」ってLINE。いつもそういうことを言わない人なので、「ライブの力はすごいな」と感動した。
たくさんの楽しみを期待して、今日からまたがんばろう・・・。
ちょこっと番外編!
今回も何人かの皆さんが情報を送ってくれたのですが、大半が、
「クシャミ」と「鎖骨」の話題・・・。なんじゃ?
ボーカルのクシャミです。
私は気づかなかったんですけど、でもどの曲だったか、声がとぎれたことがあって、そちらを見たら一瞬横顔が見えたような・・・。
「クシュン」のあとだったようです。
それから、アロハシャツから「鎖骨」がのぞいていたようで・・・。あらら。
皆さんの文章が最高におもしろいので、許可をいただいてご披露します。
「50歳のおじさんの鎖骨とくしゃみにドキドキしたので、私はやっぱり変態です宣言!」(ネモトさん)
「マ様はクシャミさえ尊い。神様が大事に作った妖精です」(kurumiさん)
「爽やかさと色気がどんどん増殖してとうとうくしゃみです。本番中にwww」(昔がたりさん)
「50歳の人のくしゃみで大変なことになってます! 私は行けなかったので、かけらさん、クシュンだったか、くしょ~んだったか、教えてください」(PEEさん)
知りません!
「マサムネさん、急に歌わなくなる・・・え、歌詞忘れた? どうした? クシュン。こんな感じです」(五穀さん)
おもしろい・・・。
でもかつて、おじさんたちが「ヘックショーン!」ってやるのがいやだから、小さくくしゃみすることにしてるけど、これが腹筋を使うのでなかなか大変・・・とか言ってませんでしたか?
もし「クシュン」だとしたら、腹筋使って頑張ったのかもね。
そうそう、「エンドロールには早すぎる」に「君のくしゃみが聞きたいよ♪」ってありましたね。
追加(2018.09.21 23:29)
そういえば最後のごあいさつで、テツヤくん、
「安室奈美恵さんが引退しました! 寂しくなるダンスミュージック界のためにこれからスピッツは・・・嘘だよ」
みたいな彼らしい発言で笑いを誘っていましたっけ。
川崎に来てたんですね、マサムネ。かけらさんも。
私、川崎の人間なんです。だからちょっと感激です。
(最近熱心なスピッツファンはやめたので、クラブチッタでゴースカ開催も知らなかったのです。あ、「熱心なスピッツファンを卒業した」のは、去年のテアトロン遠征で、です。でもかけらさんのブログは何となく読んでいます。)
レポありがとうございます!
そしていつも読ませていただいてます。ありがとうございますm(__)m
...またクラブチッタの辺りに行った時には、"ここでゴースカやったんだ。ここにマサムネ(とかけらさん)来たんだ"、としみじみしようと思います
(*´∀`)/
お久しぶりです。
お変わりありませんか。
たまにのぞいてくださっているとのこと、なんだか申し訳ないです。
川崎の街、といっても駅周辺だけですが、にぎやかなので、東京の田舎者の私はウロウロドキドキするばかりでした。
これから、季節もどんどん変わっていきますね。
寒いのは苦手ですが、まだまだ(適度に?)がんばろうかと思っています。
しずこさんも、よい季節を!!
ありがとうございました。
私、マサムネが川崎に来るのがツボなんですね。
他のファンの方のブログで「会報の場所に着ました~!」みたいのありますけど、私はそういう行動はやらないんです。なぜか心惹かれない。
「水色の街」って川崎がモチーフって聞いてます。歌詞みたいに、マサムネが"川を渡る...君の住む街へ♪"、私の住む街に来てくれるのがツボなんです。いつも、こっち(私)から行くばっかりでしょ?ゴースカ6でも、私は川(多摩川)を越えてお台場(Zeppダイバーシティ)まで行ったし。いつもそう。だから、「マサムネが来る」のが感激ポイントです(=`ェ´=)/
でも、「川を越えて」も横浜じゃダメなんだよね。
やっぱ「川崎にマサムネ来る」が私の感激ポイント。
(横浜サンセット嬉しかったけどね。横浜サンセット、無理矢理チケット取りました。正規で落ちたから。...横浜サンセットは遠くなりにけり、です...)
「スピッツ(熱狂的)ファン卒業」と周りに言ってる私ですが、なぜか次女10歳がマサムネ&スピッツ好きなので、またライブに(2人)行くかもしれないです。今までは、4歳だった息子と一緒だったことがあるだけで、次女とは行ったこと無いんですが。(息子も4曲目ぐらいで旦那と帰った。...子供をライブに連れていったりして、昔の私はトチ狂ってるね。) 次女は「マサムネと結婚したい!」と言ったりしてます。私は、「君が成人したら(マサムネは)じーちゃんだからやめろ」と言うのですが...(次女は私が41歳の時の子です。私はスピメンと同い年。)
ああ~すみません、色々書かせていただいてありがとうございました。
私的にキリがないので、この辺にしておきます。
ありがとうございました(^^)/
そうですね、「水色の街」の「川」は川崎あたりの多摩川、と言ってましたっけ。
あれを聴いたとき、多摩川のイメージが浮かんだのですが、もう少し上流のあたりを想像していたので、ああ、そうなのか、と思った記憶があります。
(正直、私の中では死者の世界への川なんですけどね)(-_-;)
でも、しずこさんの中のイメージ、いいですね~。
お子さんと一緒のライブもきっとまた違う意味でいいかもしれませんね。
私は長男が小学生のときに洋楽バンドのライブに連れて行って、楽しそうだった彼の顔を今でも覚えています。
思春期以降は、CDの貸し借りや音楽の話はしたけれど、一緒にライブはなかなか(笑)。たま~にフェスに行ったことはありますけど。
大人になった彼らとは、ときどき行きますよ。ゴースカも偶然いっしょでした。
それもなかなか悪くないです。
娘さんに、私からも・・・。
「きっとかなりのおじいちゃんになっているよ。もっと素敵な人がみつかるよ」
とお伝えください(笑)。
楽しいメッセージありがとうございます。
朝から元気が出ました!
1番目の私のコメントにかけらさんの返事が「(こんなブログに来てくださって)申し訳ない」的コメントがあったと思うんですが。
私、ここ(かけらさんのブログ)が好きです。
...
超絶スピッツらぶ☆を卒業すると(私に)残るのは、友人としてのマサムネ&スピッツ、って感じで。
私は出会った頃から、「スピッツ&マサムネと共に生きてきた」感覚があります。彼らと、直接の知り合いの人は知らないけれども、スピッツさんとは、本当にリアルに友人の友人でも驚かないぐらい、「身近な感じ」があって。(弟の友人でも驚かないよ、って感じの。)
で、かけらさんにも、私と共通するフィーリングを感じます。
スピメンへの呼びかけ三人称は「彼ら」だし。
だから、ここが好き。
かけらさんが羨ましいです。こんな風にスピッツファンの集うステーションでいらして。
私なんて、スピッツ愛してても好きでも、な~んの(スピッツの、スピッツファンの)役にも立たなかったね、結局。
私さあ、横浜サンセットの後にイメージ持った。
10歳ぐらいの彼ら(スピッツメンバー)と海辺で日が暮れるまで遊ぶイメージ。私にとって彼らってそんな存在。古い付き合いの友人みたいな。
かけらさんにもそんなものを感じるよ。「彼らは友人」って感じ。
だから、他のスピファンブログは今見ないけど、ついかけらさんの所は来ちゃうんじゃないかな。情報もいっぱいあるけどね、それよりも、スタンスに惹かれてると思う。
...
ここで刺激を受けたのか? 今日は久しぶりにスピッツを聴きました。
私はまたスピッツライブに行くのかもしれません。先のことは自分でもわかりません。
ではでは、長くなりましたが、そろそろ失礼します。
大変お邪魔いたしました (__)/
メッセージありがとうございます。
しずこさんのスピッツへの思い、完全ではないでしょうけど、私なりに解釈して受け止めます。
きっとそれぞれに持っている不思議なつながり、感覚ってあるんでしょうね。
私は・・・、と考えて、うーん、ちゃんと考えたこともなく、アルバム聴いて、ライブに行って、いつのまにはこんな遠くまで来てしまったか、という感覚かなあ。
私の最後(最期?)と彼らの終わりと・・・、できたらこっちが先でお願いしますってとこでしょうか。
私は本当に自分勝手に自分の記録と記憶+思い出保存のためにこれを続けているので(誰かが見てくださっている、というのは継続のモチベーションになるんですよね、私のような人間には)、そこにきてくださって、こちらこそありがとうございます、そういう感じです。
よかったら、たまにのぞいてやってください。
そして、しずこさんのスタンスで、スピッツを楽しめたらいいな、なんて生意気に思っています。
今日はちょっと肌寒い・・・。
ご自愛を!!