隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

ノーベル賞委員会と龍馬と「ホタル」・・・。無関係です。

2010年10月10日 23時00分25秒 | スピッツ
■ノーベル平和賞と尖閣諸島沖
 ノーベル賞委員会が、中国の反体制作家、劉暁波氏にノーベル平和賞授与を決定のニュース(
ココ)。
 
 ● 中国は世界第二位の経済大国になったが、その新しい地位には増大する責任が伴わなければならない。
 ● 中国の憲法では言論、報道……などの自由が定められているにもかかわらず、中国市民の自由は明らかに制限されている。
 
 などに大いに納得。
 「中国とノルウェーの関係悪化」という圧力をかける中国に対する委員会の毅然とした姿勢に、ちょっと感銘。
 地理的にも経済的にも、日本と中国ほどの近さはないのかもしれないけれど。
 国家間の問題は難しい。
 尖閣諸島沖での中国漁船の衝突ビデオは結局、中国との関係悪化を懸念して公開を見送ることにしたとか。
 弱腰め!と非難するのは簡単なんだけど、中国って・・・と思うと、どーなんだろう。関係修復するだけでいいのか?とかね。
 尖閣諸島については(北方領土だってそうだけど)、日本はもっと外に向けて(第三者の諸外国)、国有領土であることをアピールすべき。そういうところが日本は下手!と言ってた評論家もいたな。


■史実と大河ドラマ
 これって、大河ドラマが抱える永遠のテーマ?
 先日の「朝日新聞」で、「龍馬伝」がここまで史実を曲げていることを問題提起している記事があったけど(今しらべてみたのだけど、いつの新聞か不明)。
 視聴率もいいし、福山龍馬は魅力があるし、ドラマとしてのメリハリもきいているから、番組としては、制作サイドとしては、NO PROBLEMなんだろうけど。歴史家はそうはいかないだろう。
 「新撰組!」はドラマとして本当に「生きて」いたからおもしろくて疑問も感じなかったけど、考えてみたら、暗黒の新撰組が私の心を温める人間ドラマになっていたし(ま、それはそれで、今でもドラマとしての評価が私の中で低くなることはないけど)。
 「龍馬伝」の坂本龍馬が必要以上に、スーパーマン+天才+男気の人、に描かれているのでは?と思いつつ冷静になっている自分もいる。
 もともと岩崎弥太郎とは海援隊の仕事で接点があったのみというから、明治になって弥太郎が「幼馴染のライバル」龍馬を語る、というとことからして、「ウソ」なわけで。
 改めて、龍馬に関する書を読んでみるのもいいかもしれないな。
 私の中では、映画「竜馬暗殺」で見た、原田芳雄と石橋蓮司の龍馬+中岡慎太郎の印象が強すぎて、あそこからはどうしても抜けきれない。
 だから、事実としてはわかっていたけど、亀山社中を操り、商いで地盤をかためて海援隊へとつないでいったクールな頭脳の持ち主の龍馬が実体として迫ってきたのは、今回の福山龍馬のおかげだったかも。
 「竜馬暗殺」は映画としてもおもしろい。DVDが出ているようなので、オススメしておきます。

 それにしても、今度は高杉晋作(伊勢谷友介)、かっこよすぎ(笑)。
 命を惜しまず、命を削る・・・なんて、縁のなさすぎる日々を私が生きているからか。



■いまさらですが、「ホタル」
 PCを新しくしたので iTune の情報を移したりで慌ただしいのですが、スピッツのシングルCD「ホタル」を見ながら、ああ、このPVの汚れた顔のメンバー、なかなかよかったなあ、と思いだした。
 ベスト版(「リサイクル」)事件のあとリリースが遅れそうだとか、レコード会社移籍したら当分アルバム出ないよ、なんて情報の中で不安に思っていた矢先にリリースされたのが「ホタル」。
 「ホタル、好きだ」という人にあまりお目にかからないし、アルバム「ハヤブサ」リリース後のツアー以外ではライブで演奏されていないかもしれないけど、私は好きです。たまに聴くと、ああ・・・と胸に染みいる。
 メロディーも秀逸だと思うけど(思いがけず、待ったりじゃない疾走感も)、歌詞がいい!
 君の笑顔が砂地にしみていく、とか、「生まれて死ぬまでのノルマ」とか、甘い言葉を耳に溶かして、どうしてほしいの?と思ったら、「僕のすべてを 汚してほしい」だもんなあ。
 最初聴いたとき、やられた、と思った。ベスト盤がなにさ、大丈夫じゃん!を安心した記憶が・・・。

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