隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

秋空と海~城ケ島

2010年10月12日 20時21分10秒 | 私のPLACE(含・旅行記、山記録)
■思いがけずよかった!城ケ島
 20年くらい前のどんより曇りの日に訪れたことがあり、私の中では「どうってことない観光地」のレッテルが貼られたままの城ケ島だったのですが。
 昨日のくっきりとした鮮やかな秋空に誘われて、城ケ島までひとっ走りしてきました。
 予備知識もなく、まったりと向かったのですが、城ケ島からの眺めはすばらしく、20年前のイメージが一掃されてしまいました。
 岸壁の険しい表情、躍動する波の美しさ、ええっ、こんな近くに見えるの?という房総半島の眺め。
 江戸時代の人々が海の向こうの安房の国を眺めたことから「安房崎」と名付けたという地に立つと、当時の人の思いもちょっとは想像できるというものです。鋸山がはっきりとあの威容を見せていました。

 

 かすんでいるけど、肉眼ではもっとはっきり見えたんですよね(ボコッと盛り上がっているのが鋸山)。
 東京湾の入り口(出口?)って、大型船の航行で混み合うこともある、と聞いたことがあって、そのときは信じていなかったけど、ちょっとわかるような・・・。
 
 

 この岬の西方には、霞んだ伊豆半島、天城山も見えました。前方には立派な大島も・・・。
 城ケ島公園はきれいに整備されていて(緑陰工事も進行中)、子どもたちが遊べるスペースも確保されているよう。
 また岩場では釣りを楽しんでいる人や、水と戯れる子どもらの姿も見られる。


■観光地のかかえる問題(ちょっと大げさですが)
 帰ってから調べてみたら、ここの観光客は1970年~71年くらいがピークで、その後盛り返しつつも、じり貧傾向にあるらしい。
 みやげ物屋もあまりないし、駐車場も限られている。公園の駐車場は昨日あたりでも満車で、20台くらいが待っている状態だった(駐車料金は普通車で440円)。
 公園の下方にはけっこう広い駐車場があって、ここが無料なのはうれしかったけど(ここももっと早くに来ていたら満車だったのかな?)
 京急の終点三崎口~城ケ島のバスは30分に1本で、こういう交通事情も問題なのだろう。
 城ヶ島大橋の有料化(往復100円)、島内の駐車場の有料化で、車で訪れる観光客の流れも低下しているらしい。
 海と戯れ、豪快な景色を楽しむには、なかなかの場所だと思うのですが。
 
 


 帰りは鎌倉まで走り、若宮通りの「四季菜」で夕飯。
 生しらす丼、やっと食することができた! 美味でした。

 

 ここのお店の奥さんは、木村多江さん似の美人で、とても感じのいい方です。

 それにしてもいつも思うのですが、休日の鎌倉って、夜の7時にはもう人通りが寂しいんだな。

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