2013.11.25(月)
新宿ミロードのモザイク通りの流れるイルミネーション。
あまりきれいな画像ではないけれど、シルバーとゴールドの光が落ちてくるさまは、けっこう目に焼きつきました。
イルミネーションはきれいだけれど、この時期の気持ちの不安定さを思い出させて、どこか単純に楽しめない自分がいます。
困ったもんだ。
■ようやく・・・ですが
スマホのメモには、見たい映画、読みたい本、聴きたいCDのリストがかなりたまっていて、最初の頃のもの(とくに映画)は、「あれ、これはどんな映画だ? なんで観たいって思ったんだ?」と、すでに記憶があやしくなっているものも多いんだけど。
その中で、「テルマエ・ロマエ」と「アフター・スクール」をようやく観ました。
http://thermae-romae.jp/
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id329681/
「テルマエ・ロマエ」は原作のコミックが評判らしいけど、設定もおもしろく、風呂文化がこんなふうに時代も地域も異なるところで人間を癒しているんだなあと。
ルシウス(阿部寛)がタイムスリップして日本で見聞きした風呂文化がローマで再現されているところに、ちょっと含み笑いがもれてしまう。そこがいいな。
そして上戸彩が相変わらずかわいい。
彼女は器用すぎて、ひょっとしたら損をしているところもあるかも。
「アフタースクール」は、完全にだまされた! 気持ちよくだまされた! まさかの展開。
それを知った上でもう一度見直してみたら、大泉洋の微妙な表情とかが本来の気持ちを見え隠れさせていて、そこがおもしろかったかな。
脚本や進行がほんとうにうまく設定されていて、うまいなあと思わせる。
そのおもしろさのバックに、青春の過ぎ去った日々や好きな人への思いも重なって、最後は少しキュンとなる。
大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人がそれぞれにいい雰囲気を出している。
大泉洋は文字どおり彼らしく飄々と、佐々木蔵之介は最近の彼の役柄よりもっと荒削りに、堺雅人は「半沢直樹」や「リーガル・ハイ」の彼ではなく「正統派の堺雅人」で(笑)。
三人三様で、見るものを心地よく引っ張っていってくれる。
これも「鍵泥棒のメソッド」と同じく、誰かといっしょに観て、あとでああだこうだと言い合えたら、もっとおもしろいかもしれない。
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