2019.6.2(日)
■ THE YELLOW MONKEY『SONGS』
昨夜、録画リストを見たら、4月20日のNHK『SONGS』があり。
「え、誰がでたの?」と思って再生したら、なんとTHE YELLOW MONKEY。
いくらバタバタしていたとはいえ、録画したまま放置していたなんて。
さっそく正座して観ました。
それぞれの曲のパフォーマンスに魅せられ、今月行けるはずのライブへの期待が高まるばかり。
ニューアルバム『9999』からの曲を聴けるのが本当に、ワクワクするくらい楽しみ。
そして、「Horizon」にまつわるお話。全然知らなかった。
あのメロディーの、あの言葉たちの優しさは、お父上を亡くされたあとにエマが紡いだものだったからなのか。
「外からなんて何もわからないさ ♪」と歌うロビンの声も優しい。
メロディーを聴いて泣いたというアニー、歌詞にやられたと言うヒーセ、歌入れのときに涙を流したというロビン。
ロビンの父上の葬儀のときも「打ち上げ花火」が見えたよ、という発言。
また違った気持ちで、「打ち上げ花火の向こうでは皆が待っている ♪」が聴こえてくる。
今も『9999』を聴きながら・・・。妖しい言葉が相変わらず健在で、それもうれしく。
そして、「Changes Far Away」からは、愛を頼りに生きながらも、一人の孤独をかみしめる大人の決意が感じられて、私のたるんだ気持ちがしゃんとする。
(昨夜の『SONGS』は椎名林檎。録画したぞ!!)
登戸駅付近で起こった殺傷事件については、こんなところで私がまともに論じることはできない。
悲惨とか悲劇とか・・・、もうそんな言葉だけで、無理だと撃沈する。
ひとつだけ、ちょっとだけ言いたいことがあるとしたら・・・。
新聞やテレビで伝えられる被害に遭われた方々のこと。こんな短い時間で必死に取材したのだろうけれど、いつも思うんだ。努力は認めるけれど、その薄っぺらい人物像を競争のように伝えることになんの意味があるのだろう、と。
私が家族なら、きっと思う。あの子には、あの人には、意地悪なところもダメなところも情けないところもあって、でもだからこそ愛していたんだ、大切だったんだ、と。そんな美辞麗句で浮かび上がらせてくれるな、と。
友人からは、「そんな記事も番組も被害者の家族の方は見ないから、そんなことどうでもいいんだよ」と言われた。
ああ、そういうことなのか?
お二人の閉ざされた道を思うと、本当に言葉もない。
そして、考える。
50年生きてきて中学の頃のことしか語られない人生は、どんなふうに時を刻んできたのだろうか。
その時間の経過と、そこからなぜ外への攻撃という衝動につながってしまったのか。
私は被害者でも被害者の家族でもないのだから、そういうことはせめて冷静に想像したいと思う。
六月の日曜日。
緑もすっかり濃くなってきた。
アジサイの季節か・・・。
まだもう少し五月にいたかったけれど、季節は残酷に正確に進んでいく。
楽しみにしていた一泊のイベントは、身内のハプニングで先送りになったけれど、今月もゆっくりがんばろう。
梅雨も、気持ちの上では吹き飛ばして!
無理か・・・。
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