■自慢じゃないけど(笑)「北の国から」フェチ
って、自慢したいくらいの「北の国から」フェチ(って、どっちなんだ!)。
連ドラ時代からスペシャルまで、お気に入りの台詞なんかが出ちゃうくらい何度も見ている。ビデオは永久保存版。
もともと北海道は大好きで、夏は「2週間×10回」、冬は「3週間×1回」(冬が1回だけっていうのは情けないな)通っている。このところ、ちょっとご無沙汰だけど。
学生のときは当然お金もないし、夜行~青函連絡船で函館入り。列車やバス、トラックのヒッチハイクで回ったし、その後はフェリーで東京~釧路、八戸~苫小牧、青森~函館などの経由で北海道入りして、そのあとは観光地+誰も来そうにない穴場(これがまた、結構あるんだな)を「ほぼテント生活+たまに民宿+たま~にホテル」的なローテーションで回ったものです。
で、「北海道のへそ」と言われている富良野は通過しやすい位置ということもあって、何回かは訪れています。富良野も「北の国から」放映のあと、さまざまに変貌を遂げたようですが、「北の国から」関係の施設が自然の中に残されている。施設については、こちらをどうぞ。
古い小屋の中に立つと純くんや蛍ちゃんが現れてくるような気がしちゃうし、ちょっと鳥肌がたったり(笑)。家族の歴史に勝手に参加してしまったような、そんな勘違い体験なんですけどね。
純くんが風呂に薪をくべながら中にいる父さんと話すシーン(「帰郷」)は私が最も好きなシーンの1つなんですが、そのとき純くんが座っていた丸太がそのままあったりするんですよね。私も座ってみましたが。
でも私にとっての名場面をあげたら、きりがありません。
母を乗せた列車を追いかける涙の蛍ちゃん/
母親の告別式で穴のあいた靴下をはいている父親/
告別式の夜、母の遺影の前で泣いている父を見る純くん/
何度も父親が修理してくれてはき続けた靴を捨ててしまい、それを深夜の街で探す二人/
ラーメンを食べながら自分がいかにずるいことをしたかを泣きながら父に告げる純くん(そのあとで「まだ子どもが食べてるでしょうがっ!」という父さんの怒りの言葉が続くんですが)/
父のふがいなさを泣きながら責めて、表に飛び出す純くんと、それを悲しそうな目で見守る蛍ちゃん/
兄を乗せたトラックを追いかける蛍ちゃん(蛍ちゃんはホントに「走って」泣かせるキャラです。これ以外にも恋人の勇次の乗った列車も追いかけていました)/
ひさしぶりに帰省した兄と隣り合わせの布団で話しかける妹。この二人の会話がいい/
あ、もうこんなことを書いていたら、あっというまに何時間もたってしまうから、ここらへんで。
吉岡秀隆は不思議な俳優で、特にうまいとか、そんな感じではないんだけど、あの自然な風情で人物の深いところに私をつれていってくれる。やっぱり不思議な俳優です。
そして「北の国」から一気に日本最西端の与那国島へ南下した「純くん」こと吉岡秀隆は、今度はドクターです(って、やっとここから「Dr. コトー診療所」に入ります)。
■実は与那国島フェチ(笑)
って、そんなわけはないんだけど。
行ったのは1回だけですから。10年以上前の10月の半ばごろだったかな。
観光客皆無。石垣島からセスナみたいな飛行機で(笑)到着した与那国島は、私には神様の島みたいでした。
民宿で迎えた朝、居間のほうからにぎやかな人の声がするんだけど、聞いたこともないような言語? ん? ベトナム語?なんて思ったり。あとで、地元の人たちがその日に行われる小学校の運動会のことで話していたんだとわかったのですが(笑)。
プライベートビーチみたいな秘密の浜辺があちこちで見つかって、こういうのが最高の贅沢なんだろうなと思ったり。
バスに乗り遅れた私を地元の巡査さんが車にのせてくれて。話していたら、その人は竹富島でお世話になった民宿のおじさんの甥っ子だってことがわかったり。ああ、なつかしいなあ。
最近の「Dr. コトー診療所」をみていると、先々与那国島で暮らすのもいいかなあ、とか無責任に考えたりしている自分がいる。「北の国から」のときには、私に許される場所は富良野以外にはないなと堅く信じてたんですけどね(今もそう思っている自分がいるにはいるんですが)。
少なくとも、次に生まれてくる場所は「都会」じゃなくていいです…。
■実は(笑)「時任三郎」フェチ?でした
最近はちょっと離れていたりしたんですが、久しぶりの「時任三郎」、変わらずかっこいいなあ。
寡黙な父親、信念の男、だけど笑うと急にかわいくなって、そういう時任くんはいい!!
リアルタイムやビデオで見た彼の作品はたくさんあり、もちろん「ふぞろいの林檎たち」も「ライスカレー」も忘れられない作品。
でも実は俳優としてより、アーティストとしての時任三郎の魅力にはまっていたんだな(自分は「アーティスト」という要素に非常に弱い人間であることが最近わかってきた)。
大阪芸術大学出身という経歴をもち、写真の腕が玄人はだし。私は写真集ももっているけど、写真だけでなく、そこに書かれたコメントっていうかメッセージが安易なコトバの羅列じゃなくていい。
そして音楽アーティストとしての時任三郎。最近は聴いてないことを今すごく反省! 古くは「遠くでBoogieが聴こえる」「川の流れを抱いて眠りたい」などなどが有名だけど、アルバムには惹かれる歌詞がいっぱいつまっている。今夜さっそく聴いてみよう。
そうそう、すっごく前だけどライブもいきました。新宿や渋谷のライブハウス、それから中野サンプラザとか。
場所は忘れたけど、あるライブハウスでは茶店みたいにかわいい座布団が置いてあって、客席の椅子のレイアウトが個性的で。そしてその日は「ふぞろい」つながりで中井貴一、手塚理美がゲスト出演したんだっけ。みんなびっくりしてた。
そのときの時任+中井のセッションは(セットリストは忘れましたが)マジでかっこよかったです。背も高いし、ビジュアル的にもOKでした(笑)。
というわけで、タイトルは「Dr. コトー診療所」なのに、番組の中身には何もふれていない、という…。
いやいや、今週の番組も父と息子の絆や、男の勇気、大人の友情を描いて秀逸だったことはたしかなのですが、書き始めたら、ついつい話がそれちゃって。
ストーリー以外にも、私には突っ込みどころ満載のドラマなんですよね。
ということで、お許しを。
って、自慢したいくらいの「北の国から」フェチ(って、どっちなんだ!)。
連ドラ時代からスペシャルまで、お気に入りの台詞なんかが出ちゃうくらい何度も見ている。ビデオは永久保存版。
もともと北海道は大好きで、夏は「2週間×10回」、冬は「3週間×1回」(冬が1回だけっていうのは情けないな)通っている。このところ、ちょっとご無沙汰だけど。
学生のときは当然お金もないし、夜行~青函連絡船で函館入り。列車やバス、トラックのヒッチハイクで回ったし、その後はフェリーで東京~釧路、八戸~苫小牧、青森~函館などの経由で北海道入りして、そのあとは観光地+誰も来そうにない穴場(これがまた、結構あるんだな)を「ほぼテント生活+たまに民宿+たま~にホテル」的なローテーションで回ったものです。
で、「北海道のへそ」と言われている富良野は通過しやすい位置ということもあって、何回かは訪れています。富良野も「北の国から」放映のあと、さまざまに変貌を遂げたようですが、「北の国から」関係の施設が自然の中に残されている。施設については、こちらをどうぞ。
古い小屋の中に立つと純くんや蛍ちゃんが現れてくるような気がしちゃうし、ちょっと鳥肌がたったり(笑)。家族の歴史に勝手に参加してしまったような、そんな勘違い体験なんですけどね。
純くんが風呂に薪をくべながら中にいる父さんと話すシーン(「帰郷」)は私が最も好きなシーンの1つなんですが、そのとき純くんが座っていた丸太がそのままあったりするんですよね。私も座ってみましたが。
でも私にとっての名場面をあげたら、きりがありません。
母を乗せた列車を追いかける涙の蛍ちゃん/
母親の告別式で穴のあいた靴下をはいている父親/
告別式の夜、母の遺影の前で泣いている父を見る純くん/
何度も父親が修理してくれてはき続けた靴を捨ててしまい、それを深夜の街で探す二人/
ラーメンを食べながら自分がいかにずるいことをしたかを泣きながら父に告げる純くん(そのあとで「まだ子どもが食べてるでしょうがっ!」という父さんの怒りの言葉が続くんですが)/
父のふがいなさを泣きながら責めて、表に飛び出す純くんと、それを悲しそうな目で見守る蛍ちゃん/
兄を乗せたトラックを追いかける蛍ちゃん(蛍ちゃんはホントに「走って」泣かせるキャラです。これ以外にも恋人の勇次の乗った列車も追いかけていました)/
ひさしぶりに帰省した兄と隣り合わせの布団で話しかける妹。この二人の会話がいい/
あ、もうこんなことを書いていたら、あっというまに何時間もたってしまうから、ここらへんで。
吉岡秀隆は不思議な俳優で、特にうまいとか、そんな感じではないんだけど、あの自然な風情で人物の深いところに私をつれていってくれる。やっぱり不思議な俳優です。
そして「北の国」から一気に日本最西端の与那国島へ南下した「純くん」こと吉岡秀隆は、今度はドクターです(って、やっとここから「Dr. コトー診療所」に入ります)。
■実は与那国島フェチ(笑)
って、そんなわけはないんだけど。
行ったのは1回だけですから。10年以上前の10月の半ばごろだったかな。
観光客皆無。石垣島からセスナみたいな飛行機で(笑)到着した与那国島は、私には神様の島みたいでした。
民宿で迎えた朝、居間のほうからにぎやかな人の声がするんだけど、聞いたこともないような言語? ん? ベトナム語?なんて思ったり。あとで、地元の人たちがその日に行われる小学校の運動会のことで話していたんだとわかったのですが(笑)。
プライベートビーチみたいな秘密の浜辺があちこちで見つかって、こういうのが最高の贅沢なんだろうなと思ったり。
バスに乗り遅れた私を地元の巡査さんが車にのせてくれて。話していたら、その人は竹富島でお世話になった民宿のおじさんの甥っ子だってことがわかったり。ああ、なつかしいなあ。
最近の「Dr. コトー診療所」をみていると、先々与那国島で暮らすのもいいかなあ、とか無責任に考えたりしている自分がいる。「北の国から」のときには、私に許される場所は富良野以外にはないなと堅く信じてたんですけどね(今もそう思っている自分がいるにはいるんですが)。
少なくとも、次に生まれてくる場所は「都会」じゃなくていいです…。
■実は(笑)「時任三郎」フェチ?でした
最近はちょっと離れていたりしたんですが、久しぶりの「時任三郎」、変わらずかっこいいなあ。
寡黙な父親、信念の男、だけど笑うと急にかわいくなって、そういう時任くんはいい!!
リアルタイムやビデオで見た彼の作品はたくさんあり、もちろん「ふぞろいの林檎たち」も「ライスカレー」も忘れられない作品。
でも実は俳優としてより、アーティストとしての時任三郎の魅力にはまっていたんだな(自分は「アーティスト」という要素に非常に弱い人間であることが最近わかってきた)。
大阪芸術大学出身という経歴をもち、写真の腕が玄人はだし。私は写真集ももっているけど、写真だけでなく、そこに書かれたコメントっていうかメッセージが安易なコトバの羅列じゃなくていい。
そして音楽アーティストとしての時任三郎。最近は聴いてないことを今すごく反省! 古くは「遠くでBoogieが聴こえる」「川の流れを抱いて眠りたい」などなどが有名だけど、アルバムには惹かれる歌詞がいっぱいつまっている。今夜さっそく聴いてみよう。
そうそう、すっごく前だけどライブもいきました。新宿や渋谷のライブハウス、それから中野サンプラザとか。
場所は忘れたけど、あるライブハウスでは茶店みたいにかわいい座布団が置いてあって、客席の椅子のレイアウトが個性的で。そしてその日は「ふぞろい」つながりで中井貴一、手塚理美がゲスト出演したんだっけ。みんなびっくりしてた。
そのときの時任+中井のセッションは(セットリストは忘れましたが)マジでかっこよかったです。背も高いし、ビジュアル的にもOKでした(笑)。
というわけで、タイトルは「Dr. コトー診療所」なのに、番組の中身には何もふれていない、という…。
いやいや、今週の番組も父と息子の絆や、男の勇気、大人の友情を描いて秀逸だったことはたしかなのですが、書き始めたら、ついつい話がそれちゃって。
ストーリー以外にも、私には突っ込みどころ満載のドラマなんですよね。
ということで、お許しを。