2015.12.01(火)
毎年言っているけれど(わかってる)、早いなぁ、もう12月ですよ。
プライベートでは、今年の後半は去年よりもは穏やかだったような気がするけれど、でもやっぱり、このまま年を越しちゃっていいの?という思いは残るな。
これは生きていて大人になれば(というか、年をとれば?)、しかたないことなのかな。
ウダウダ言ってもしょうがないしね。
どっちにしても、早く2016年になっちまえ! そうすれば、なんとなく落ち着くってもんだ・・・。
■「ハチミツ」が生まれ変わって
スピッツのトリビュートアルバム「JUST LIKE HONEY ~『ハチミツ』20th Anniversary Tribute~」(12月23日リリース)で、参加アーティストがどの曲をカバーしたのか、ようやく発表された。
http://natalie.mu/music/news/167635
http://sp.universal-music.co.jp/compi/hachimitsu20/
それぞれのコメントが、みんな素のロックファンっぽくていいなあ。
ちょっとだけ視聴したけれど、途中でやめた。楽しみにとっておこう。
9mmが本人たちにたきつけられてメタルっぽい?カバーをしたという「ロビンソン」、アジカン ゴッチが次のようなことを言っていて、ゴッチの声で聴く「グラスホッパー」。
https://twitter.com/gotch_akg/status/671531902537347073
基本的に、どれも「聴きたい」!
トリビュートアルバムって、ホント言うとそれほど燃えないんだけど、今回はアルバム全部という企画も愉快だし、参加アーティストも魅力的で、珍しく私の中で盛り上がっている。
■マーシーの口から「メル友」って・・・
この前の「ボクらの時代」、見ましたか?(とききたくなってしまう)
ナイツの塙さん、一気に何十人抜きで真打になった春風亭一之輔さん(ココ)、そしてわれらがマーシー。
3人とも好きな人たちなんだけれど、え、どういうつながり?的な興味もあって、睡眠時間3時間で飛び起きました(バカだなぁ)。
マーシーはお笑い大好きで、一之輔師匠の高座をかぶりつきで見にきたりしているらしい。
マーシー、こういうトーク番組は初めて、ということで(リリースのときにヒロトと出たりする音楽番組はあるけれどね)、どうなのかなあと思ったんだけれど。
こんなかわいい50代男がいるだろうか。この自然体、きれいな瞳、穏やかな語り口は知っていたけれど、違うジャンルの人たちとの心地よい会話力。
「バンドしかすることないし、好きなことないし。60になってもやっていられたらいいな」
「ヒロトとは似てるけど、でも最近は違いがわかってきた。人間は違って当たり前だからね」
「(初めて作った曲のデモテープは)まだ実家にあると思う。今度行ったら捨てちゃおう」
(死ぬほど恥ずかしいらしい)
早朝から、いい時間だったなあ。
マーシーは収録が終わって立ち上がったとき、塙さんに「メール教えてください。メル友になりませんか」って。意外な社交性(笑)を見せてくれました。
ヒロト、マーシーをこよなく愛する方のブログを発見。愛あふれる言葉に圧倒されましたよ。
http://hiroraku.blog69.fc2.com/blog-entry-12.html
■アコギ一本での「世界の終わり」
WOWOWで見た「奥田民生ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム」。
あんな広いところでたった一人、気負いも感じさせず、自分の声とギターだけで聴かせる奥田民生の世界。
そんなこと、この人がやってしまうことは、いまや驚きでもなんでもないんだけど(スゴイよなあ)、でも改めて感動した。
会場は、アコギ一本によるミッシェル(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)の「世界の終わり」で、どこまで登りつめたんだろう。
ピークまで導いたあと、
「許可もとらないで・・・すみません」
と笑いをとる、相変わらずチャーミングな50歳でした。
http://okudatamio.jp/special/hitori_stadium/event/
年末の、やたら賑やかで、だからこそどこか寂しい・・・この時期を、どうにかみんなで乗り越えたいもんだ。
寂しいなと思う人も、どこかに消えたいなと考える人も、とりあえず新しい年を迎えるまではふんばって、まわりの誰かの力や空気を借りて、生き延びていきたい。
幸せとか穏やかさとか・・・そんなものが手に入るかどうかはわからないけれど、今よりましな時間が流れるかもしれない。
年が明ければ、少しは気分も上向くと思いたいから、そうやって少しずつ進めればいいね。
みなさんの、そしてワタシの12月に、いい風が吹きますように。