隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

伊豆を走る~旧天城トンネル!

2015年10月03日 17時14分28秒 | 私のPLACE(含・旅行記、山記録)

2015.10.3(土)


 週の半ば、2日間かけて、修善寺、天城、河津七滝や達磨山からの駿河湾の眺めを楽しんできた。
 今回は時間もないので、歩きというより車での旅になったけれど、陽射しも適度に浴びて、涼やかな風も出迎えてくれて、あまり好きではない季節の始まりを前に、ちょっとがんばってきた。
 シルバーウィークのあとの平日のせいか、どこも人が少なくて、のんびり空気が流れる。


■修善寺の街を歩く■
 修善寺温泉の竹林の小径はちょっと作り物めいていたけれど、それが魅力なのだとしたらOKかも。
 カフェの前の足湯や、漱石由来の宿の跡地に作られた共同浴場とやぐらとか、この温泉街を盛り上げるべく工夫されていることが伝わってくる。
 修善寺にまつわる鎌倉三代の物語も思い出しつつ。


 

 

 



■滝を見る■

 河津の七滝(「ななだる」と読むそうです)は、清流の美しさと豊かな水量が織りなす個々の滝の迫力と変化が見もの。
 誰でも歩けるように遊歩道や橋、階段が整えられている。片道ゆっくり歩いて30分とか(そんなにはかからないと思うけれど)。
 でもかなりの高低差があるし、見事な階段!が設置されていて、それはなかなかなのだが、すれちがう高齢のみなさんの「元気」に脱帽です。「思ったよりキツイわ~」という嘆きにも余裕あり。
 
 http://www.nanadaru.com/htmls/kanko.html
 
  

 
■旧天城トンネル■

 下は待望の「旧天城トンネル」。前から行きたかったところ。
 車で往復して、次に歩いて往復。
 石造道路トンネルとしては、日本に現存する最長のもの。また、「天城山隧道」として道路トンネルでははじめて国の重要文化財に指定されたそうだ。

 

 なかはもちろん車両のすれ違いは無理だろうし、最低限の明るさ。たたずまいはひっそりとしていて、雰囲気にひたるだけで満足できる。
 

■達磨山からの駿河湾■
 達磨山高原レストハウスからの駿河湾、沼津の街。
 写真の左端に富士山が見える予定だった(-_-;)。
 修善寺温泉のギャラリーで、達磨山から富士山を臨む昭和初期の見事な写真が展示されていたので、その景色に惹かれて・・・。
 ニューヨークの万国博に富士山の写真を出品するために、どこから撮影したらいちばんよいかを検討した末に決まったのが達磨山からの駿河湾の先にそびえる光景だったそうで、当時の撮影技術を駆使したというすばらしい写真だった。
 ただし、この日は、少し前までは快晴だったのに夕方近くには雲が出始め、またiPhoneによる私の力不足もあり、こんな迫力のない風景になってしまったわけで・・・。
 実際には、「うわ~」という声を上げたくらいに、雄大な景色が眼下に広がっていたのだ。やっぱり肉眼がいちばん・・・。

 



■宿は伊豆高原「ベル・エポック」■
 宿泊は、気のおけない仲間数人と伊豆高原のプチホテル「ベル・エポック」。
 お料理の美味しさとオーナー夫妻の人柄で、シーズン中はなかなか予約も大変らしい。
 今回はシルバーウィークのあとの平日なので、私たち10名弱の貸切。
 みんなそれぞれの行程を気ままに旅して、夕食と朝食だけ一緒に過ごして、また別々に出発・・・という趣向なので、食事中の会話がもりだくさんで大変。
 シェフの心配りでほんとうにゆっくり楽しめた。
 和洋折衷のコース。けっこうな分量だけれど、ここちよい満腹感で・・・。

 そうそう、ウェルカムスイーツ、濃厚だけど爽やかなパンナコッタの歓迎で、ちょっと疲れも忘れられた。 

 

 露天風呂も本格的。

 

 
 http://belle-e.net/

 http://www.jalan.net/yad383166/

 二日目、優雅な朝食を囲んでから、仲間と別れ、私たちは河津の七滝~浄蓮の滝~天城トンネル~達磨山を経て、例によってナビとケンカしながら(情報が古い! Google mapのほうが賢い・・・)、それでもたっぷり笑って、夜遅くに帰ってきました。

 


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