隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「不思議な空気感」 vs. 「『鳥人』のせかい」~M-1 グランプリ 2010

2010年12月28日 16時44分46秒 | テレビにプチコメント

M-1 グランプリ 2010
(2010.12.26)

 M-1、今年で最後だというので、忘れずに録画して、深夜に正座して(いえいえ、冗談)見ました。
 去年も一昨年も、私、熱く語っていますね。 
ココ、とソコで(お時間があったらどうぞ)。
 去年の笑い飯の「鳥人」(「チョウジン」と読んでいたのですが、MCの今田さんは「トリジン」と言っていましたね)のすごさ。と言っても、「すごかった」という記憶は強烈に残っているんだけど、どういう内容だったか覚えていない情けなさ。(でもすごかったんだ!)
 以下、シロウトの感想。

★うーん・・・な決勝でのパンクブーブー
 
パンクブーブーはさすがにうまいなあと思ったのですが(ネタもいいし)、でも決勝戦でのネタが「ええっ」と思うくらい同じだったから、気が抜けてしまった。
 おもしろいし、いいんだけど、2回続けて・・・はね。

★芸達者な相方を操る
 
ハライチもよかったですよ~。
 芸達者な澤部さんを、クールな岩井さんが操る感じ(いつも、ああいう感じなんですか?)
 誰だったか審査員が「漫才は両方のかけあいで見せるものだから」みたいな発言で、このコンビのアンバランスなネタを批評してたけど。
 でもそこは持ち味なのかも?と思いました。
 私の中では、澤部さんの巧みな感じも岩井さんの繰り出すちょっとねじれた言葉も高得点でした。

★ツッコミが・・・
 今人気急上昇という
ピース
 なかなかかっこいいコンビ。
 太宰を愛読する「芸術家」と紹介されてた又吉さん。あんまりそういうイメージではなかったような(笑)。
 ネタは私好みではありませんでした。
 ツッコミの攻撃的なワンパターンも、あんまり好きじゃないかなあ。
 あくまで「好み」の問題ということで。

★好きです
 
ナイツは相変わらずの安定。
 最近は浅草でも「ねずっち」のWコロンにもっていかれてる、なんて自虐ネタを披露してたけど、え、そんなことはないでしょ。それは自信のあらわれ?と言ってしまう私。
 塙さんのボケもいいけど、土屋さんのツッコミが心地よい。私としては、オードリーの若林さんに通じる心地よさなんですが、お笑いに詳しい人には「まったく違う芸風だろ!」って言われちゃうのかな。
 安定しすぎてて、勢いが感じられないのかな。ま、それも持ち味かなと思いました。

★本格派、銀シャリ
 銀シャリはまだ若いんですね。お肌を見たら
 しゃべるとか外見とかで、なんとなく中堅どころな印象でした。
 うまいですよ、ナイツと1点差だった?

★不思議な・・・
 
スリムクラブ。不思議な世界、空気感。
 ついつい引き込まれてしまった。
 4分の間に交わされた単語数はほかのコンビニ比べて、極端に少なかったはず。
 でも、ヘンなぎこちなさが心地よくて、笑ってしまいました。
 「民主党?」には、ちょっと吹いてしまった。
 眞栄田さんは、ちょっと吉井さんをヘナヘナにした感じ。足、長っ! 細っ!
 相方のシロウトよりもっとシロウトっぽいしゃべりも、ヘンにはまる。
 これからどういうふうに進むの?と、そこに興味。

★おめでとう、笑い飯!
 
笑い飯は、上でも書いたように、去年の「鳥人」が伝説化(笑)(ココで詳しくまとめています)。
 変わらず、ボケとツッコミを入れ替えながら、スタイルを守っている。
 去年ほどの感動はなかったけど、十分「初優勝」を評価します。
 スリムクラブのほうが・・・という見方もあるでしょうが。
 いろんなパターンの人を次から次へと演じていくのだけれど、ときどきテーマから「そっちに行く?」という感じでそれていくところがシュール。
 ありふれてないところがいい。
 
 念願の優勝、おめでとう!


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