■モンスター
指先からこぼれ落ちたものほど
胸の中で いつまでも輝く
耐えきれぬ倦怠のなかで
いつまでも壊れない荷物に変わり
呪文のようなリフレインを
次から次へと編み出していく
ヘルスメーターの数字は 赤い線を越えて
画面の中で 注意信号が暴れる
マックスになったら そのときに気づいて
慌てふためく 愚か者
賞味期限ぎれの欲望だけ
日増しに大きくなる
姿かたちは違っても
あの日に出会った怪物たち
今でも生きていたなんて
貧しい予想を軽く超えた
忘れかけていた 柔らかな感触で
手探りの日々を送る
次の信号が青だったら
スピードを上げて 通り過ぎよう
まだ間に合うと 言い聞かせながら
スピードを上げて 通り過ぎよう
胸の中の怪物を振り落とすまで
勘違いでも 新しい世界へ
指先からこぼれ落ちたものほど
胸の中で いつまでも輝く
耐えきれぬ倦怠のなかで
いつまでも壊れない荷物に変わり
呪文のようなリフレインを
次から次へと編み出していく
ヘルスメーターの数字は 赤い線を越えて
画面の中で 注意信号が暴れる
マックスになったら そのときに気づいて
慌てふためく 愚か者
賞味期限ぎれの欲望だけ
日増しに大きくなる
姿かたちは違っても
あの日に出会った怪物たち
今でも生きていたなんて
貧しい予想を軽く超えた
忘れかけていた 柔らかな感触で
手探りの日々を送る
次の信号が青だったら
スピードを上げて 通り過ぎよう
まだ間に合うと 言い聞かせながら
スピードを上げて 通り過ぎよう
胸の中の怪物を振り落とすまで
勘違いでも 新しい世界へ