隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「邦楽で印象的な冬ソングが多かった」~で漫遊記

2024年02月05日 19時04分38秒 | スピッツ

2024.02.04
ロック大陸漫遊記
TOKYO FM



 2月に入りました!

 「心に余裕がある方も、意外とギリギリだという方も、ちょっとした息抜きにしていただけたら幸いです」

 今日は、【冬の歌で漫遊記】
 暦の上では大寒も過ぎたが、でも「大寒を過ぎたあたりから2月頭までが1年でいちばん寒いのでは?」ということで、このテーマです。
 「冬の歌を集めてみました」。先週の予告では「洋楽のみ」だったかもしれないが、「邦楽で印象的な冬ソングが多かったので、邦楽洋楽混ぜ混ぜで」。


 セットリスト
 01 ウサギのバイク(スピッツ)

 02 真冬の盆踊り(フラワーカンパニーズ)
 03 Hazy Shade of Winter(The Bangles)
 04 Winter(Teenage Fanclub)
 05 winter fall(L'Arc~en~Ciel)
 06 Walk Out To Winter(Aztec Camera)
 07 粉雪(レミオロメン)
 08 Winter's Tale~冬物語~(高野寛 & 田島貴男)


 漫遊前の1曲は、スピッツで「ウサギのバイク」(1991年、2ndアルバム『名前をつけてやる』)。
 スピッツには冬の歌がいくつかあるが、この歌には「枯れ葉」「氷の丘」などのワードが出てくるので、「今日の気分はこの歌かな?」と。
 (めちゃめちゃ好きな曲。アルバムも大好き! イントロでなかなか始まらずにじらされるところも(笑)。ボーカルの声も歌い方もわか~い。そうか・・・、でも、そういう語句に気づかなかった。なんとなく冬のイメージではなく、ポカポカ暖かい春の日? 恥ずかしい)

 最初の曲は、「まさに冬のロックナンバー」、フラワーカンパニーズの「真冬の盆踊り」(2003年、15thシングル)
 (フラカンのライブを思い出す。)
 春夏秋冬・・・のどの季節を歌った曲が多いかで、「アーティストの傾向がわかったりしますよね?」。
 スピッツは、「ちゃんと調べてはいないけど、春が多いのかなあ。わりと万遍なく四季を歌っているつもりではありますが」。「春の歌」とか「ただ春を待つ」とか、「ずばりの曲もあるしね」。
 Tubeだったら、「いかにも夏の歌が多そうな感じがする」。
 「そんな中、フラカンは冬の歌が多いイメージ。『冬のにおい』という歌も好きなんですけど」。
フラワーカンパニーズ 『冬のにおい』
 そんな中で、「真冬の盆踊り」を選んだが、「狂気と哀愁が同居している、ちょっと屈折した歌詞は、ボーカル圭介くんならではの世界だと思います。ライブでの定番曲で、毎回盛り上がります」。
 (「冬のにおい」にも、そういった独特の空気がありますよね)
 (フラカン20周年のお祭りにピーズやスピッツも出演していて、ココでレポあります。意味不明な内容ですが、本当に楽しかったなあ、という筆者(私ですけど)の気持ちがあふれています。よかったら! 草野くん、アンコール?に、トナカイの被り物で登場してました)

 次は、The Banglesの「Hazy Shade of Winter 冬の散歩道」(1987年、12thシングル/オリジナルは、1966年、Simon & Garfunkelの曲)。
 草野くんが学生のころ、ラジオでよく流れていた曲。
 オリジナルのほうが「アコースティックでさらに木枯らしっぽい感じなんだけど、よりロックっぽいアレンジということで、The Banglesのほうで」。
 (イントロが好き! 懐かしいナンバー)
サイモンとガーファンクル ~ 冬の散歩道

 次は、「タイトルもずばり!な」、Teenage Fanclubの「Winter」(1997年、6thアルバム『Songs from Northern Britain』)。
 20年くらい前、スピッツが撮影でスコットランドを訪れた際、草野くんが移動中のバスの中でずっと聴いていたのが、Teenage Fanclubのこのアルバム。 
 彼らがスコットランドのバンドだということもあるが、「のどかだけれど荒涼とした景色によく合った、北海道の道北の風景にも似ているんだけど」。
 (TFCの曲は、ときたま無性に聴きたくなる。最近のこんなステキな動画がありました。)
Teenage Fanclub - In Our Dreams
 (Teenage Fanclubは、ココで特集しています)

 次は、L'Arc~en~Cielの「winter fall」(1998年、5thアルバム『HEART』)。
 最初は洋楽で冬ソング特集を構成しようと思っていたが、「調べてみると、印象的な冬の歌は邦楽に多い」ことがわかった。
 草野くん的には、「日本のロックの冬ソングでパッと浮かんだのは、ラルクの歌」。
 これを聴いていると、「90年代の冬の空気が蘇る。ハイテクスニーカーを履いた若者が街を歩いているような光景」。
 ラルクは「曲も歌唱も魅力的だが、サウンドがタイトでカッコいいので、当時レコーディングのときに参考にしていました」。
 スピッツがレコーディングでサウンドを参考にするのは洋楽バンドがほとんどだった中で、「ラルクは、邦楽で音がカッコいいなと思った数少ないバンドです」。
 (いやいや、懐かしいですね~~)


 メッセージコーナー。
 漫画家を目指して描いていた若いころの原稿を処分して、「思い出は残っているし、さっぱりした」というリスナーさんから。
 大事なものは大事に取っておくほう? それとも捨ててしまう? 捨ててしまって後悔したものは?
 「オレは基本的には、モノは捨てられないタイプ」だが、「自分の死後に公開されたらヤだな、というものは、もう処分しました」。
 「若いころの歌詞のアイデアとか書いてあるもの」は、もう捨てちゃったそうだ。
 「捨ててしまえば忘れてしまうので後悔はない」そうだが、処分してしまった洋服で、「やっぱり、あれ、着れたなあ」という後悔はよくある、とか。
 「これ、絶対に着ないな」と思って処分したら、数年後に流行が来ちゃって、「あれ、着れたよなあ」は、よくあるらしい。
 (たしかに、思い切って処分して、後悔するかな~と思っても、案外忘れちゃうから・・・というのはよくある。服も案外そうだけどなあ。それにしても、ご本人がそれでいいならいいけど、ちょっともったいないような・・・。歌詞のストックを捨てちゃうんだ~)


 そして次は、Aztec Cameraの「Walk Out To Winter」(1983年、デビューアルバム『 High Land, Hard Rain』)。
 Aztec Cameraは、以前に「おしゃれなロックナンバー」特集(ココ)でかけたことあり。
 80年代イギリスのネオアコブームの代表的なバンドで、Teenage Fanclubと同じく、スコットランド出身。
 とくに初期のフリッパーズ・ギターなどの渋谷系のおしゃれなバンドに影響を与えているバンド。
 このころのAztec Cameraを聴いていると、「自然と自分もオシャレな気分になっちゃいますね」。
 その後は、坂本龍一さんがプロデュースしたりして、「おしゃれに留まらないバンドになっていく」。
 今日の曲は、彼らの「オシャレな時代の作品」。
Aztec Camera - Somewhere In My Heart (Official Music Video)

 そして最後は、レミオロメンの「粉雪」(2005年、7thシングル)。
 今年のお正月は、スピッツはツアー中ということもあって、「ほとんど家でダラダラしていたんです、ワタクシ。録画したドラマを見ながら」。
 なかでも一気見した『ブラッシュアップライフ』(コチラ)が「すごいおもしろくって」(ホントに! 当時事情があって見ていない回がいくつかあるので、いつか通して再度挑戦したい)。
 ドラマの中で重要なスポットのカラオケボックスで「粉雪」を汗だくで歌う人が出てくる。「これはメチャメチャ印象に残ってますね」。
 なぜこの歌が印象的か、というと、「メロディーにすごい秘密がある。サビのコードに対して、いきなり6度の音で飛ぶ、という。これがすごいインパクト」。
 「藤巻くんすごいなあ、と当時も思いました」と。
 その箇所を歌ってくれて、「これで世界を作ってしまっている」と。
 

 特集の終わりに。
 2月なので「もうすぐ春」ということで、バレンタインデーを過ぎたあたりから「体感的にも春っぽくなっていきますよね」。
 番組放送時には「春っぽくなってるかも」(いえいえ、まだまだな感じですけど)
 「ま、春の気配がしてきたとしても、焦らなくて大丈夫です」
 (ほっ・・・)


 そして、今日の「ちょっぴりタイムマシン」は、高野寛 & 田島貴男の「Winter's Tale~冬物語~」(1992年、コラボレーションシングル/作詞:高野寛、作曲:田島貴男)。
 (イントロは、「恋する凡人」。考えたら、結構すごいタイトル)
 こちらも冬ソングで。
 当時、「虹の都へ」の大ヒットで人気だった高野寛さんと、オリジナルラブでノリノリだった田島貴男さんという、「オシャレで旬の二人がタッグを組む」。
高野寛 - 虹の都へ
 「曲もキャッチャーだし、これはもう反則じゃない?と思っていた。二人とも見た目もカッコいいし」と草野くん。
 今聴いても「古さを感じさせない冬ソング。二人の声の相性もいい」と。
 (弾む感じ~)

 そして来週は、ワンアーティスト特集、「Japanで漫遊記」。
 Japanはイギリスのバンドで、70年代後半から80年代にかけて主に日本で人気が高かった。
 ニューロマンティック、ビジュアル系のルーツとも言われている重要なバンド。
 お楽しみに~!

 「草野さん、ちょっと太っちゃったんで、新しいウェットスーツ買いました」



                              



★蒲田カフェより
  https://twitter.com/kamatacafe/status/1753956582612938958
  https://twitter.com/kamatacafe/status/1753760795723469256?s=20


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