隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「金メダル」と「感染者数」が並ぶ毎日

2021年08月01日 00時47分35秒 | 日記

2021.07.31(土)



 暑い日が続くけれど、なんでだろう、今年は「熱帯夜」がまだ訪れない。
 ここ数年、連続熱帯夜のニュースで辟易していたし、寝苦しさが挨拶代わりになっていたような気がするんだけれど。
 今年は、エアコンなし、寝入るときに軽く扇風機を回すだけで、朝6時まで快適に眠れる。
 これって、私の住んでいるところが特別? それとも年齢を重ねて、暑さに対する感覚が鈍くなった??
 不明だ。
 今朝も気持ちよく目が覚めて、リビングに入ったら空気が涼しげで・・・。不思議な感覚。


 オリンピックの「金メダル!」のニュースと、「感染者数過去最高!」のニュースが、新聞の一面に並んでいたり、ネットニュースの見出しで上下に並んでいたりするのを見ていると、自分の気持ちをどこにもっていったらいいのか、戸惑う。
 メダルの数ではない、アスリートたちのドラマに心動かされたあとで、医療現場の実情を知る毎日。
 そういう時間が自分の周りで進んでいて、どうにも居心地が悪い。
 これ以上、私はどうすればいいの?ではなく、今までやってきたことを普通に続けていればいいのだと、誰かがつぶやいていた。
 ああ、そういうことか、と半分納得し、それでも「ん?」の部分は胸の中に残る。
 「楽観シナリオ」って・・・。


 幼子たちの夏に少しでも彩を・・・と、わが家でときどき「合宿」をする。
 大したことはできないけれど、閉じこもる日々よりは心地よいだろう。
 
 久しぶりに炎天下で泳いで私も気持ちが解放されたけれど、今年はもう無理だな、と。
 せめて蝉の声を追いかけたり、夜の空き地でささやかな花火をしたり、好きな本のストーリーを教え合ったり、そんな夏を工夫しよう。

 大昔、弟と土手の穴倉で冒険した思い出や、父に連れられて行った夏の海の砂浜の暑さや、山で見た夏草の色や友の顔や・・・。
 そんな、ふとしたときに蘇る夏の匂いを、彼らや彼女らもいつか思い出せるように。
 ほんのささやかな願い。無力な大人の願いです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スピッツの同世代バンドたち... | トップ | 夏の風物詩? オバケのロッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。