隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「バングル」はきれいな青の気分

2023年01月14日 20時59分51秒 | スピッツ

2023.01.14(土)




 先月の半ばから始まった仕事が順調に年を越して、三が日が過ぎたあたりから仕事部屋にこもり気味の日々。
 あっという間に(こういう言い方しかできない情けなさ)今年も半月が過ぎたことになる。
 ああ・・・。
 ときどき、例のバングルを光らせて、気分を少しだけ違う世界に飛ばす。
 「次のツアーにも使えるじゃん」と相方。
 いやいや、これはあのゴースカだけで使えた貴重なものなのよ、と言ってもファン心理は伝わらない気がして、説明はやめておく。
  
 今日の気分は、きれいな青じゃ。


 母の施設では年末から感染者が続いていて、その人数やようすを知らせる手紙が届く。
 今のところ軽症者ばかりで、「落ち着きつつある」とはいうけれど。
 知らせが来るまでは、リモート面会も中止。
 「え、リモートでしょ? 感染しないでしょ」と知り合いに笑われたけれど、そういうことではなく、スタッフの皆さんが対処に追われていて、リモート面会に人員を向けることができないんだろう、と理解する。しかたないし。

 何かいろいろ考えると、どうしようもないことで思い煩うことになる・・・、そういうことが多いので、見て見ぬふりをして、もう何年になるだろう。
 今年は・・・、期待できることがあまり多くはなさそうで、娘としてできることは、と考え、母に伝えるべきだと思っても今は伝えられないことを、詳しく細かく記して保存している。母が生きている間に伝えることができるだろうか、それとも「伝えることにこだわるのはあなたのエゴだ」という言葉をもう少し咀嚼してみたほうがいいのかな、とも考える。
 そういうややこしい私のこだわりを聞いてくれる人が相方以外にもいてくれるのは、ありがたい限り。もつべきものは・・・だ。


 昨日は今年初めて外出らしきことをして、冬の空気を吸い込んだ。
 乾いた匂いは、今日の雨で少し柔らかくなっただろうか。
 午前中に歩いた坂道では、カサカサと枯れ葉が小さく踊っていた。


 ジェフ・ベックが亡くなった。
 若いころに知って大きな星のように当たり前に存在していた人が、最近、次々に亡くなる。
 そういう年齢に自分が近づいたということか。


 私たちの仕事部屋のいちばん明るい暖かいところでひなたぼっこ。
  



 『ベース・マガジン』2月号(Winter)(1月19日発売)に、
 スピッツ・田村明浩氏とフラワーカンパニーズ・グレートマエカワ氏の対談が掲載されるそうだ。
   https://www.rittor-music.co.jp/magazine/detail/3122118010/


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