隠れ家-かけらの世界-

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「あと10年は大丈夫」~スピッツ、ギタリストで漫遊記

2023年01月09日 21時01分01秒 | スピッツ

2023.01.08
「ロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 今週は、【新春恒例・スピッツメンバーと漫遊記〜卯年で漫遊記:三輪テツヤ〜】
 自己紹介は・・・、「いつもトップバッター、ギターの三輪で~す」。
 草野「え、いつもそうだった?」
 (草野くん、ちょっと鼻声かな??)
 テツヤ「去年はそうだったよ」
 「これって誰が決めてるの?」「番組のタイトル(テーマ?)によるんじゃないの」
 と、早くもユルユルな始まり。
 だらだら言うMCを遮って、「みなさん、明けましておめでとうございまーす。みなさん、おめでとうございます」。
 年明けして、あっという間。「もう仕事してらっしゃる方もいると思うんですけど」
 (あっという間に、一か月くらい過ぎちゃいそうで、相も変わらず怖い怖い)
 「何回目?」「ソロでは2回目? 3回目?」とか言っているので、ここで過去のテツヤ回をあげておきます。

 ★メンバーで
  2018年2月に、2週続けて(コココチラで)。
 ★ソロで
  第1回目 2019年(ココ)/第2回目 2020年(ココ
  第3回目 2021年(ココ)/第4回目 2022年(ココ

 (ソロでもう4回目。で、すべてトップバッターでした。去年は「寅年で漫遊記」。干支の第2回なんですね)
 テ「4人でやったら、もったいないじゃん。ばらけたほうがいい?ってなったのかな?」


 オンエア曲
 01 歌ウサギ(スピッツ)
 02 White Rabbit(Jefferson Airplane)
 03 ギターウサギ(菅田将暉)
 04 ピーターラビットとわたし(大貫妙子)
 05 ダスト・バニー・ライド・オン(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)
 06 うさぎ(16 TONS)
 07 路地裏のうさぎ(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
 08 碧いうさぎ(酒井法子)


 漫遊前の一曲は、スピッツで、「歌ウサギ」(2017年、スペシャルアルバム『CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection』/映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』の主題歌)。
 曲紹介もゲストがやります。
 (ああ、なんていい曲! こんなに切ない曲なのに、大サビの歌詞の尖がり方がハンパじゃない。こういうのって、スピッツの真骨頂だと。何度聴いても、胸の奥で何かが鳴る。たしかに鳴っている、毎回。こういう曲って、ほかにはないよなあ。ギターソロの音色もすてきだ)

 そして、特集は「ウサギにまつわる歌」。
 「意外にあるんだね~」という草野くんに対して、
 テツヤ「結構・・・なかった」
 とくに洋楽は、少なかったみたい。
 テツヤ「でも、この企画が成功すれば、あと10年は大丈夫」
 でもイノシシは難しそう・・・って。
 来年はとりあえず、「﨑山達男、ドラゴン」ってことで、「たくさんありそう」。

 
 最初の曲は、Jefferson Airplaneの「White Rabbit」(1967年、2ndアルバム『Surrealistic Pillow』)。

Jefferson Airplane - White Rabbit (Official Lyric Video)
 たしかに、ココでかけていましたね。
 二人とも、「ウサギ」ときいて最初に浮かんだのがこの曲。
 テツヤくん曰く、「洋楽ロックで『ウサギ』ってつくのはこの曲だけで、あとは出てこない」。
 草野「歌詞にAliceって出てくるから、『不思議の国のアリス』をモチーフにした曲なんだろうね」
 (雰囲気も、そんな感じ)
 スピッツには、「ウサギのバイク」とか「バニーガール」とか。
 草野「バニーガールね~。『バニーガール』って、スピッツだけなのかな」
 テツヤ「どうなんだろうね~」
 (いやいや、あなたしか作らんでしょ、と言いたくなるファン、多そう)
 テツヤ「『バニーガール』とか『うめぼし』、スピッツ以外に聴いたことないもんね」


 さてさて、「干支」の話。

 50年以上生きていると、干支の話が出て、「オレら、生まれてから、卯年って何回めぐってきてるの?」という話題になる。
 この話題は、「次の曲のあとで話すことになってた」(笑)


 それでは、次の曲に行っちゃいます。
 菅田将暉さんの「ギターウサギ」(2021年、6thシングル「ラストシーン」のカップリング)。
 菅田将暉『ギターウサギ』
 菅田将暉さん、役者としても人気があって、この曲は作詞作曲もされてて、「すごいよね。多才で、なんかずるいよね」。


 さてさて、ここで改めて「卯年」のお話。
 二人が生まれてから、「もう5回も巡ってきている」。
 最初の卯年は、1975年。彼らは、8歳、小学2年生になる年。
 そのころ、テツヤくんは、横浜から茨城に引っ越す。
 そして、スピッツとしては「運命的な出会い」がある。同学年の違うクラスに、現Vintage Rockの若林少年がいて、「体育の授業を一緒に受けていたらしい」。この前、確認したらしい。
 「当時はお互いに全然覚えてないんだけどね」と。
 その年は、映画『ジョーズ』、「およげたいやきくん」とかが流行っていた。「あ~、シングル、買ったもんな~」とテツヤくん。
 新幹線が博多まで開通。「家族で見学に行った記憶がありますね」と博多っ子。「乗りたいなあ~と思ってた。こんなにしょっちゅう乗れるようになるとは思ってなかったですけどね」


 次は、大貫妙子さんの「ピーターラビットとわたし」(1982年、9thシングル/1982年、6thアルバム『Cliché』)。
 草野「これもね、パッと浮かぶね、ウサギと言うと。中学のころ、よく流れていた」
 マヨネーズのCMにも使われていたそうだ。


 次の兎年は、1987年。スピッツ結成の年! 「(スピッツにとって)大事な年よ」
 ちょうどバブル景気の初年。
 草野「多少バイト代が上がったりしたけど、バブリーな記憶はないよね」
 テツヤ「恩恵はぜんっぜんなかった」
 ボディコン、ワンレンの流行、でも「周りにそういう人、あんまりいなかった」と草野くん。
 「オレはいたな」とテツヤくん。「文化(服装学院)はいろんな人がいたからね」
 (そういえば、当時、草野くんとテツヤくんは遊ぶところも違うから、田村くんは「気が合わないかも」と思って二人を紹介するのをしぶった、と言ってたっけ? 「自然が好きな人と、都会に染まっちゃった人」(笑))
 テツヤ「でも、はたから見てると、楽しそうだったね」
 現在は、平野ノラさん、ベッドインの方たちとか「デフォルメした形で演じている方」も。
 でも当時のディスコの映像を見ると、「もうちょっと生々しかったような気がする」。
 草野「オレもタイムスリップして、そういうところに一回くらい行っとけばよかったな」
 テツヤ「すぐ出てきちゃったと思うよ」(笑)
 草野「怖気づいて?」(笑)
 テツヤ「もうヤバイと思って」(笑)
 (こういう話題が、いかにも昔からの知り合いっぽくて、ほっこりしますね) 
 そして、朝シャン、エヴィアンなど。

 草野「水を買うようになったころ」
 テツヤ「オレ、絶対に買わないと思った」
 草野「オレも思ってた。水道水、飲めばいいじゃん、くらいに考えてた」
 テツヤ「なんで水を買うんだよ!って」
 (私も思ってたなあ。)
 テツヤ「100円、高い!と思ってた。今あたりまえのように買うもんね。時代は変わるもんだよね」


 次は、「激しめにいくよ」、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの「ダスト・バニー・ライド・オン」(2000年、5thアルバム『カサノバ・スネイク』)。
 (うわ~。久々にミッシェル、浴びたくなる!)
 草野「すごいね~」
 テツヤ「やっぱミッシェルはいいわ~」
 当時、こういう曲がチャートに入っていたこと、「すごいよね」「(当時が)うらやましい気がする」。
 テツヤ「このアベ(フトシ)くんのギターは、オレにはないっていうか、弾けないなあ」
 草野「力強い、というか。どうやって弾いてんだろうね」
 テツヤ「あのカッティングはものすごいね。たまにビデオとか見て勉強しようかなと思うけど、できるもんじゃないね」
 草野「たぶん同じ器材を貸してもらっても」
 同じ音はだせないだろう・・・と。
 テツヤ「たまに、ここに田村が加わったらどうなるんだろう(と考えることがある)。毎回ベース壊してるね」


 そしてメッセージコーナー。
 息子さんのエレキギターを持ち上げて、その重さにびっくりしたリスナーさん。「あんなに重いものをもってライブやって、肩こりとかしないの?」
 テツヤ「するよ。します・・・」
 テツヤくんが使っているレスポール、重たいのが多い。
 草野くんは早々にくじけて、「軽いのを作ってもらったりしている」。
 草野「テツヤはサウンド重視で、重いの持ってんなあ、って感心するけどね」
 テツヤ「まあね、レスポールを持った以上はね」
 でもレスポールにも軽いのがあるそうだけど、テツヤくんの持っているレスポールには「比較的重いのも1本ありますね」。
 年代にもよるそうで、60年代のものは比較的軽いけど、70~80年代になると結構重い。「重いほうがいい音が出る」と言われた時代もあったそうだ。
 これからの年齢で、重いギターをもって演奏するには、どこを鍛えたらいいのか?
 テツヤ「﨑ちゃんやマサムネみたいに、(鍛えるだけじゃなく)ストレッチも大事」
 アスリートっぽく「首とか鍛えたほうがいいかも」という草野くんに、「あちこち痛くなる年頃です」とテツヤ氏。
 (マッチョな感じでぶっとい首になったお二人は、あまり見たくないけど・・・)


 そして、3回目の卯年は、1999年
 スピッツにとっては、「マイアミショック」の年。
 出したくないとメンバーが言っていたベスト盤『リサイクル』が出ちゃった・・・。
 (2000年の春は、波風に慣れていないスピッツファンにとっても、不安を煽られた年でした。ま、メンバーが仲たがいして解散・・・とか、そういうことではなかったけれど。レコード会社を移籍したら、ニューアルバムのリリースが延期されるかも、はこたえたなあ)
 お正月に『99ep』『花鳥風月』をリリース。
 そして、夏のイベントにもたくさん参加していた。
 草野「フェスブームになる前で、いろんなイベントをやってた」
 「ロックロックこんにちは」が大阪で3回目。
 「山笠ROCK NIGHT '99ワンダフルNIGHT」に出演。「ミッシェルと一緒だったかも」
 「FM802 10th ANNIVERSARY SPECIAL MEET THE WORLD BEAT '99」
 「ROCKING GREEN KOIWAI 1999」(小岩井のイベント。懐かしい~。2年前は雨だったけど、この年は天候よくて、気もちよかった。セットリスト見たら、とても懐かしい)
 広島での「セルラーサウンド マリーナ'99」 テツヤ「民生さんとかトライセラとか」「へ~。あ、出たかも」
 この年は、「スピッツは忙しかったと思います」。

 そして、犬型ロボットのアイボが販売された年。

 草野くんの知り合いが買ったので見に行ったが、今の若い人が見たら、動きとかも不自然で、「何これ?ってなったかも」と。
 テツヤ「あの頃は二足歩行のロボットは難しいと言われてたけど、今はふつうに歩いてるもんね」
 そのうち、C-3POが街を歩くようになるかも、と。


 次は、16 TONSの「うさぎ」(1989年、インディーでのデビューアルバム『冒険者』)。
 (思い出した!)
 草野「コレ、音源あったんだね」
 テツヤ「あったんです! 探してもらいました!」
 インディーズ時代に一緒にツアーを回ったこともあった、と。
 テツヤ「ドラムの押田くんとはすごい仲良くなった」
 ボーカルの井上さんには「よくしてもらったよね」。
うさぎ 16TONS
 ライブで何回も聴いていたのに、今回ちゃんと聴いて、「環境問題の歌なんだね」と気づいた草野くん(-_-;)。
 16 TONSは最近再始動しているそうで、「ガンガンやってますよ」「ちょっと気になります」と。


 そして、12年前は2011年
 「44歳」「もう、つい最近」と。
 スピッツ的には、「メジャーデビュー20周年」。
 震災もあったので、「大っぴらにはやらなかった」。
 大船渡東高と高田高で「ライブをさせてもらった」。
 テツヤ「みんな、大きくなったんだろうね」
 そして、「とげまる」のツアーで1年くらいで全国を回った。やっぱり「つい最近だね」。
 (つい最近のような。遠い昔のような・・・)



 最後の曲は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「路地裏のうさぎ」(2006年、3rdアルバム『ファンクラブ』)。

 (ああ、これはアジカンの中でも、結構好きな曲だー。アジカンの曲は、いつもサビで泣く。声がいい)


 特集の最後に。
 「ウサギ」の曲。最初、絶望に近かったけど、「結構あったね」とテツヤくん。
 「最初、ジェファーソン・エアプレインしかないじゃん、って言ってたんだよね」と草野くん。
 テツヤ「これで10年は引っ張れるんで」
 草野「リスナーの皆さん、イノシシの歌はこんなのがありますよ、というのがあったら教えてください」
 ひさびさのホスト役で「グダグダになったところもあったと思いますが」。
 テツヤ「あと二人いるんで、のぼり調子になるよ」
 (いえいえ、仲のいいところが垣間見れて、いい時間でした。知り合って何年たっても、同じ方向を向いて好きな音楽と関わっていられる仲間がいるって、心からうらやましい。)
 そして、来年は「辰年」ということで、プロレス好きなテツヤくんに、「ドラゴン」の藤波さんの話題をふったホストでした。
 そして、ドラゴン関係は、「ヘビメタ、ハードロック系にもたくさんありそう。ネタに困らない」。
 (ぜひ10年、続けてください、この番組。)


 今回の「ちょっぴりタイムマシン」は、酒井法子さん、のりぴーの「碧いうさぎ」(1997年、27thシングル/ドラマ『星の金貨』の主題歌)。
 (えっ、「猫になりたい」のアウトロ? わからないけど、優しいギター。)
 今回のイントロ演奏はテツヤ氏。
 草野「録音されてると思うと、ちょっと緊張するでしょ」
 テツヤ「うん、今もちょっとミュート気味になった」
 草野「(笑)」
 テツヤくんは最初、「ウサギ」の曲として、「ジェファーソン・エアプレインとこの曲しか思い浮かばなかった」。
 「碧いうさぎ」はスピッツの「ロビンソン」と同じ時期にリリースされた曲だそうで、「もう、結構懐メロ? オレん中では最近の曲だったんだけど」と草野くん。
 テツヤ「色褪せないね」
 同じ福岡出身ということで、「お会いしてことはないけど」、草野くんにとってちょっと特別な?存在。
 大学時代に彼女が出演するイベントのアルバイトをしたことがあって、「お近づきになったことがある」で噛んでしまう・・・(笑)。
 「きれいな方」「美しい方」と二人同時に・・・。
 曲は織田哲郎さん、「このころ、たくさん曲かいてたよね~」と。


 そして来週も、「新春恒例 スピッツメンバーと漫遊記」。
 草野「二者択一ですけど、どちらが来るんでしょうか」
 そしてテツヤくんは最後に「今年もよろしくー」と。

 「草野さん、消しゴムのかすをうまく掃除できる方法、教えてください」


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