2024.04.23(火)
昨日、仕事前に母の面会。
前回からもう10日たつ? あっという間の10日間だ。
母の姿を見た瞬間に、あ、と私の声が漏れる。たぶん心の声だけれど。
目の光がここ数回の面会の際に見せていたものと異なり、ほんの少しだけれど以前の母に戻ったような・・・。
そういうことって、こんなに鮮やかに目にあらわれるのだと、ちょっとした驚き。
案の定、この前は私の話にどことなく不安げにうなずくことが多かったのに、昨日は自分から発する言葉があった。きれいに咲き誇る君子蘭の画像を見せたときに水のやり方の蘊蓄もあったし。
第一に、スタッフの方の「娘さんの自慢話をしてくれましたよ」が、もうすでに「母らしさ」を示す。母に褒めてもらってうれしかったことはないから、やっぱり「例のあれだな」と見当がつく。きかされた皆さんもきっと苦笑したことだろう。今となっては、もうそこで母に苦情を言う気はしないけれど。
一歩進んだり、少し取り戻したり・・・、そういうことを繰り返して、結局は坂を下っていくのだろう。
それでも駅に急ぐ途中で仕事中の相方に電話して、「ちょっと復活してた」と報告するとき、少し涙声だったかも。
母と娘の関係はやっぱり不思議なものだと、終わりを迎えるまで言い続けそうだ。
帰りは小学校の下校時だった。
黄色い帽子をかぶった新一年生の行列が校門から出てきて、しばし見てしまう。
数人の黄色い帽子が校門脇の学童保育所に入っていくのが見える。ここに学童保育所を作るためにン十年前に仲間と協力し合ったことをしばし思い出したり。
サトザクラの坂道を歩いていたら、はずれの楓の木の脇で、太い幹に隠れるように30代くらいの女性が立っていた。あの新一年生の母親なんだなとわかった。心配で見に来たけれど、姿が見えないように隠れているのかな。
「もうすぐですよ」と心の中で呟いて通り過ぎる。
街にはどこにでも小さなドラマがある。
『9ボーダー』
https://www.tbs.co.jp/9border_tbs/
ここまでくると、大台に突入する前の「9ボーダー」に戸惑ったり躊躇したりすることはないから、「ん?」と特に興味はなかったドラマ。
木南晴夏さんに惹かれて第1回を見たら、姉妹の会話がなんとも羨ましくていい!
ストーリーは予定調和?っぽいかな。ときどき流行りみたいにあらわれる記憶喪失エピソードは期待できる?
などと思いながら・・・ですけど。
若いときはそれでも言いたいこと言ってた気がするけど、やっぱりだんだん難しくなって。
彼女とは言い合えたなあ、と思い出す人ももう会えない世界に行ってしまったし。
やっぱり作りものでも、あの三姉妹のやりとりにちょっと浸っていようかな・・・などと。
SPACE SHOWER TV 35th ANNIVERSARY
SWEET LOVE SHOWER 2024
2024年8月30日~9月1日
開場 9:00/開演 10:30予定
会場 山梨県 山中湖交流プラザ きらら
https://www.sweetloveshower.com/2024/index.html
気持ちのいい会場。
参加アーティストにスピッツの名前も。
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