隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

カーズもスピッツのお手本かも~カーズで漫遊

2023年09月11日 21時32分40秒 | スピッツ

2023.09.10
「ロック大陸漫遊記」
FM TOKYO




 9月も第2週!
 「心に余裕がある方も、意外にギリギリです!という方も、ちょっとした息抜きにしていただけたら幸いです」

 今回のテーマは、ワンアーティスト特集、【ザ カーズ(The Cars)で漫遊記】です。
 草野くんがロック大陸に上陸した1979年ころ、「チープ・トリックやザ・ナックとともに、よく聴いていたバンドなんです」。
 なのに、なぜかこの『ロック大陸漫遊記』では一曲もかけてこなかった、「とくに理由はないんですが」。なので、「今日はカーズでしっかり漫遊していきたい」と。


 オンエア曲

 01 ハネモノ(スピッツ)
 02 Just What I Needed(The Cars)
 03 Let’s Go(The Cars)
 04 It’s All I Can Do(The Cars)
 05 Touch and Go(The Cars)
 06 You Might Think(The Cars)
 07 Sad Song(The Cars)
 08 One Step(moumoon)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「ハネモノ」(2002年、26thシングル/2002年、10thアルバム『三日月ロック』/今日は、『CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection』より)。
 今聴いてみると、「イントロのブリッジミュートのカッティングがカーズっぽいかな?」ということで。


 最初の曲は、「鮮烈なカーズのデビューシングル」、「Just What I Needed 燃える欲望」(1978年、デビューシングル/1978デビューアルバム『The Cars 錯乱のドライヴ/カーズ登場』)。
 草野くん自身は、「突出して好き」な曲。「ポップなメロディーに、ハードなギターに、ちょっとユーモラスなシンセの音がからんでくる。当時としては、独特なサウンド」と。
 (スーッと体に入ってくる感じ)

 
 カーズ(The Cars)のプロフィール
 1960年代初頭、アメリカのクリーブランドで、それぞれ別のバンドで活動していた、リック・オケイセックさんとベンジャミン・オールさんが出会い、70年代にボストンで、ミルクウッドというバンドを結成。
 ミルクウッドの音源もサブスクで聴けるそうで、「アコースティックな感じで、カーズとは全然違う。癒し系というか、しっとりした音楽」。
 そして、1976年に、もとモダン・ラヴァーズのデヴィッド・ロビンソンさんが加入し、「カーズの独特のスタイルができあがっていく」。「このモダン・ラヴァーズというバンドもかっこいいんですよ」と。
 1977年には、ボストンの地元のラジオ局で、「Just What I Needed」がヘビーローテーションとなり、レコード会社からのデビューのオファーが舞い込む。
 そして、1978年、The Carsとしてメジャーデビュー。


 次は、草野くんがリアルタイムで聴いたThe Carsの最初の曲、「Let’s Go」(1979年、2ndアルバム『Candy-O キャンディ・オーに捧ぐ』)。

当時かなりヒットしていて、洋楽の音楽雑誌の表紙を飾っていた。「ベースのベンジャミン・オールさんがすごいイケメンで、人気ありましたね」。
 リック・オケイセック
さんはのちにWeezerのプロデュースも手がけていて、カーズに「Weezerのかけらを感じることもできます。とくにシンセの使い方かな」。
 (「適度にポップで」というところが好きだったなあ、と思い出します)

 次は、「It’s All I Can Do」(1979年、2ndアルバム『Candy-O キャンディ・オーに捧ぐ』)。
 カーズの中で草野くんがいちばん聴いたのが、1stアルバムと、この2ndアルバム。
 この曲を聴いたとき、草野くんはまだ小学6年生。なので、タイトルの「Can Do」が「キャンドル」に聴こえて、「かってにクリスマスの曲?」と思っていたとか。聴いていたのがクリスマスシーズンだったかも・・・と。
 実際には、All I Can Doは「オレにはそれが精一杯だよ」くらいの意味。「おそらく恋に落ちて普通でいられなくなってる状況を歌っているんだろうけど、オレの中ではキャンドル囲んでお祝いしましょう・・・みたいになってる」(洋楽あるある、かも)
 (親しみを感じるのは、どこかスピッツぽさもある?)

 次は「Touch and Go」(1980年、3rdアルバム『Panorama』)。
 草野くんは当時、チープ・トリック、ザ・ナックと並んで、「ギターポップ、ギターロックのバンド」として聴いていたが、「音楽的には、The B-52’sやイギリスのプリテンダーズに近いものがあったかも。オールディーズのエッセンスが入っているかな」と。この曲はそのあたりの感じがよくわかる、と。
 ただ当時の草野くん自身は、2ndまでのハードロックなカーズが好きで、この3rdアルバムはハードロック的な要素が減って「シンセポップに近づいてるかな」と。
 でも今聴くと、この曲のほうが「かわいくて、いちばんぴったりくるかも。踊りだしたくなる。変拍子が入っているけど」。
 サビの「Touch and Go♪」はずっと「たっちゃん ゴウ」と空耳で聴いていたそうです(笑)。
 (ポップソングという感じかな。ロックというより、たしかに愛しくかわいい。踊れるかもね~)


 メッセージコーナー
 ライブハウスでのドリンクの交換タイミング?について。
 ライブ前にビールで喉を潤したいけどトイレが心配・・・、でも終演後はカウンターが混んでいて交換せずに帰ってしまうことも・・・という、ライブハウス歴のなが~いリスナーさん、「草野さんはどうしていますか?」。
 さてさて、「私の場合でいいのでしょうか?」・・・で、「ライブに限らずスポーツ観戦などでは、ビールおよびアルコール類は飲まないようにしています」。途中でトイレに行きたくなるのがイヤで、「基本、水です」。
 20年以上前、ビールを飲んでトイレに行ったがために、「城島選手の逆転ホームランを見逃したことがある」。それがすごく悔しくて、「これはビールはダメだな」と思ったらしい。
 「水でワンコインはもったいない」と思う方もいるだろうけど、「ドリンク代は場所代というかチャージみたいなものなので、割り切って水をもらう」と。
 水ならば野外では熱中症予防にもなるし、トイレの心配もないので、「水をオススメします」と。

 「草野さん、ラジオでイモリをかわいいと言ってくれてありがとう」と、かれこれ20年以上もイモリを飼ってかわいがっているリスナーさんから。ココですね~。
 なかなかイモリの魅力をわかってくれる人はいないし、ヤモリといっしょくたにされることもあって、「ヤモリとは違うよ!」とラジオで言ってくれたことがうれしかったそうです。
 イモリを語り出したら止まらなくなるリスナーさん、イモリの魅力に共感してくれたのは「草野さんが初めてで、うれしくてメールさせていただきました」(笑)。
 草野くん「こちらこそ、イモリに反応してくださってありがとうございます、うれしいです」
 「イモリに限らず、両生類、好きかも」な草野くん。サンショウウオもカエルも・・・。
 ただし、イモリなど飼育したことはなくて、「最近は家をあけることも多いので」生き物の飼育はなかなか難しいが、イモリは「子どものころも飼育したことはなかった」。身近にいなかったし、水のきれいなところにしか生きられないから、「熊本の山の奥のほうの水路で見つけたときは感動した」。
 「淡水の生き物を時間をかけて見たい」というタイプなので、水族館などでも「イモリ、サンショウウオの前でへばりついて見ていることは、ありますね(笑)。」(想像してしまう・・・。微笑ましい)


 次は、「You Might Think」(1984年、5thアルバム『Heartbeat City』)。

 前作から2年の活動休止期間を経てリリースされたアルバム。
 草野くんの印象では、「チープ・トリックやザ・ナックは80年ごろをピークに落ち着いていった印象だが、カーズのピークは80年代中頃」。
 このアルバムは全米3位なので、「売り上げ的には、バンドのピークだったのかな」。
 一般的にも、この曲「You Might Think」がいちばんポピュラーなのかな?と。「MTVでもビデオがよく流れていた記憶がある。
 資料によると、このMVはCGを大胆に取り入れたPVの走りのような作品で、製作費もかなりかけられていた。1984年の第1回 MTV Awordに輝く。
The Cars - You Might Think (Official Music Video)
 (マイケル・ジャクソンんの「スリラー」とかが候補にあがっていたとか)

 (以下は、The Carsのライブ映像)
Drive- The Cars live 1984 - 1985


 最後の曲は、「今世紀に入ってからの比較的新しめのナンバー」、「Sad Song」(2011年、7thアルバム『Move Like This』/事実上のラストアルバム)。
 The Carsは、1988年に一旦解散。
 その後、2000年にメンバーのベンジャミン・オールさんが亡くなる。
 2010年に、リック・オケイセックさんを中心に再結成して、アルバムを1枚制作。
 カーズのサウンドの特徴として、「ギターのブリーッジミュートのカッティング」が重要。
 この曲もイントロからそれを聴くことができて、「ベテランになっても、デビュー当時の匂いが残っているのもいいな、と思わせてくれた」と。
 (みずみずしいなあ。気持ちが上がる。“Sad” Songなの?)


 特集の最後に。
 「よく自分で、チープ・トリックがスピッツのお手本と言っているけれど、このカーズもそういうバンドかもしれないと、聴きながら思いました」と。
 「ちょっとすっとぼけた味わいがあるんですよね。スピッツに限らず、Weezerとか、いろんなバンドがカーズの影響を受けていると思うんですよね」と。
 (改めて、ちゃんと聴いてみようと思わせてくれました。)

 
 そして、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナーは、moumoonの「One Step」(2011年、2ndアルバム『15 Doors』)。
 (イントロは、「ミカンズのテーマ)
 この曲は、NHKの番組『キッチンが走る』のテーマ曲。
 「この番組が好きで、オレ、よく見てたんですよ~」と。杉浦太陽さんが全国をキッチンカーで旅して、地元の食材で料理をしたり、地元の生産者と触れ合ったりする。「すごい癒される番組でした」。 
 (おお、偶然! 私も時間が合えば見てたなあ。最後に、できた料理を地元の食材を提供してくれた生産者の方を招いて食事会を催す・・・。それぞれにちょっとよそゆきを着てこられるのもステキでした)
 そのキッチンカーが走る場面のバックに流れたのが、この曲。「キッチンカーとカーズをかけたわけではないんですけど」
 今でも「聴くと、気持ちが柔らかくなる」と。


 来週は、「架空の生き物のバンドで漫遊記」。
 「架空の生き物」というと、龍とかペガサスとか・・・。そういう生き物がバンド名になっているバンドの特集。
 草野くんも高校時代に「グリフィン」というバンド名を考えたが、まわりから「カッコよすぎだろう」と反対されてボツになったことがあるとか。
 (ギリシャ神話に出てくる、上半身が鷲、下半身がライオンという、伝説上の生き物)

 そして、「草野さん、みんながクサイ!という匂いが好きだったりします・・・」


 そして、リクエスト募集!は「あなたの好きなギターソロ」。
 昨今、「ギターソロ、必要ない!」とかいう声もあるらしいですが、「ロックはやっぱりギターソロがカッコいいんですっ! はい!」ということで・・・。


  
 台風のあと、そちらはいかがですか。
 異常な雨の降り方、冠水・・・。
 どんなふうに備えていたらいいんだろう。
 そして、暑さは相変わらずだけれど、空の色や雲の形が変化してきたような・・・。



 そういえば・・・。
 『ハヤブサ消防団』の消防車のナンバー、「8823」でしたね。
 この前、気づきました。
 ちなみに、うちの青い車も「8823」です(笑)。


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