隠れ家-かけらの世界-

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『大いなる陰謀』の片棒をかつぐ

2011年01月06日 18時46分42秒 | 映画レビュー

『大いなる陰謀』 (2007年、アメリカ)

監督 ロバート・レッドフォード
出演 ロバート・レッドフォード/メリル・ストリープ/トム・クルーズ


 ようやく見ました、「大いなる陰謀」。

 マスコミを使って操作した情報を流し大統領への野望を抱く議員アーヴィング(トム・クルーズ)、その前でマスコミの正義とは?と怒りをつのらせ、二度と過去の過ちを繰り返すまいと思いながら非力な自分を知るジャーナリスト(メリル・ストリープ)。
 一方で、理想を掲げ、有能な若者が前向きに積極的に生き、社会に大いに貢献すべく、熱心に学生に向き合う大学教授(ロバート・レッドフォード)。
 今も、有能でリーダーシップをとれる力をもちながら社会に失望して怠惰?な大学生活を送っている一人の学生を前にして、鼓舞するかのように話をする。
 けれど、同時進行で、アフガニスタンの山中では、アーヴィングらの策略による作戦の前線で、教授のかつての教え子二人が、その犠牲となって命を落とす、という現実がある。
 議員とジャーナリスト、大学教授と学生のそれぞれの対話と、アフガニスタンでの戦闘の様子が、一本の糸でつながっていく恐ろしい現実。
 野望を抱く議員だけでなく、理想を掲げて若者の背中を押す教授さえも、たとえ意に反してとはいえ、「大いなる陰謀」の片棒をかついでいることに気づき、画面の前で愕然としたのです。

 ちなみに、この三者の配役、適役すぎる。
 トム・クルーズの目は、私には野心の策略家以外の何物でもありませぬ。


              

 今度の日曜、武道館のエレファントカシマのライブに行けそうなので(まだチケットあるみたいですよ)、ここ数日、「悪魔のささやき~そして、心に火を灯す旅」を聴いている。
 おとなしめな?エレカシかもしれないけれど、せつなさ100%な歌詞とメロディー。
 フレーズや単語に「宮本カラー」が隠れていて(露わになっているところもあるけど)、胸にしみてくる。
 
 そうそう、Mr.Children の「SENSE」、まだiPodに入れてなかった・・・。
 今夜帰ったら忘れずに・・・。
 武道館が終わったら聴こう。
 BUMP の「COSMONAUT」もまだだ。これを聴いた若きBUMPファンが、「俺はやっぱりずっと好きだろうって確信できた」と言ってたっけ。
 ウサギ年だし、帰りは「バニーガール」と「ウサギのバイク」を聴くかな。
 ウサギつながりって、ほかにある?


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