2018.2.23(金)
■ 大杉漣さん
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/02/22/kiji/20180221s00041000306000c.html
https://www.oricon.co.jp/news/2106148/full/
なんでこんなにショックなのだろう。
役者としていつも注目していたし好きだったけれど、知り合いではないし。
前の晩に、録画しておいた「バイプレイヤーズ」の第2回を見て大笑いしたばかりだったからかなあ。
ずっと、なんだか怖い役者で、この人が演じる人物はいつも危なくて、「ああ、またこの人だ」と感じていた時期が結構長かったなあ。最近は、そうではない、心がほっこりするような人を演じることも増えていたけれど。
こんなに多くの役者たちに好かれて、最期は仲間にも付き添ってもらえて、それで逝ってしまうなんて、それこそドラマみたいじゃないか。
もっと長く見たかったです。大杉漣が演じる「怖い怪しい人物」や「優しい人」。
とても残念です。
このお二人の対談を読んでいると、お互いへの信頼とか確信とか、そういう私が今いちばんほしいものがまぶしいくらいに迫ってきて、大杉さん、ホントにいなくなってはダメでしょ、と言いたくなる。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/02/22/kiji/20180222s00041000102000c.html
成人された息子さんからもこんな言葉をもらえる人だったんですね。
https://twitter.com/shumpeiohsugi/status/966475287369195520?s=11
こういう経験、なんだか身にしみる。忘れられないことや忘れられない人って、長く心にいてくれる。
https://twitter.com/nihonkikkake/status/966439528595517440?s=11
■ 死
ショックだったのは、あの年齢で、なんの前触れもなく(よく知らないけれど)逝ってしまうことへの恐怖かもしれない。
年老いたり、長く患ったりせずに消えてしまうことへの怖れ・・・。
じゃ、どうすればいい?と自らに問うてもわからないし、生き方を変えることもたぶんできないだろう。
今を悔いなく、とか、精いっぱい生きる、という表現はおしなべてうわすべりだ。
「したいことを先延ばしにしない」「会いたい人には遠慮せずに声をかける」
そういうこと?
私は母より先には死ねない。相方や息子たちに負担をかけまい、という思いもあるし、母にショックを与えたくない、という思いももちろんある。
でもそれより大きいのは、父や母という存在がなくなったあとの世界をどんなふうにどんな思いで生きていくのか、それが知りたいから。私は勝手で自由気ままな人間だけれど、真の意味でまだ解放を知らない気がしているのだ。いい歳して、恥ずかしいけど。
こんなふうに生きている90歳の方もいらっしゃる。
老いていくのも人それぞれ。幸せも不幸もそれぞれだ。
https://mainichi.jp/articles/20180220/k00/00e/040/206000c
藤真利子さんの立場だったら、私はきっと人知れず、自分自身に胸を張ってしまうだろう。
彼女と母上とのつながりは、私には悲しいかな、わからない。想像するばかりです。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180214-OYTET50021/
それでも、母の施設からの帰り道、相方からの「お母さんは?」のLINEに「元気、元気」と返信できる夜は心が軽やかです。
死ぬまでに行きたい?
https://www.buzzfeed.com/jp/hankyutravel/nihon-zekkei?utm_term=.ojpgWXNPgd#.ybX3mwlD3M
このうち7か所は行ったことがあるけれど、「ゲームの世界」じゃなかったなあ。