2018.02.18(日)21:00~
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
TOKYO FM
暇なの?と思われちゃうかな。そうでもないんですけど(笑)。
仕事がら、人よりは短時間でまとめられちゃう、ってことで、ちょっと言い訳。
いつも言ってますが自分のための記録なんで、よかったらどうぞ。
今日と来週のテーマは「スピッツメンバーで漫遊記」。
「あのお三方(笑)に来ていただいています」
トーク中心になって曲がフルでかからないかも・・・だそうです。それぞれにロック大陸にまつわる選曲をしてもらっている、とのこと。
オンエア曲
01 スカーレット(スピッツ)
02 エレクトリック・アイ(ジューダス・プリースト)
03 パーガトリー(アイアン・メイデン)
04 汗かきベソかき Rock'n Roll run(横浜銀蝿)
05 ふっかつのじゅもん(sumika)
06 ユー(ヌーノ)
07 NO YOUNG(フラワーカンパニーズ)
08 alone(BAND-MAID)
09 Honey Dripper(アン・ルイス)
1曲目はリクエスト曲。リスナーさんが学生時代に「寝ても覚めても聴いていた」というスピッツの「スカーレット」。
私もなぜか、当時のシングルの中でかなり好きだった曲。
いよいよメンバー登場。
フルネームで紹介は久しぶり? ちょっと照れる?
テツヤ「なんか言うの? 緊張してま~す」
田村くんと﨑ちゃんは「よろしくお願いしま~す~」。
4人でラジオというのは久々だそうで、最初はかたいけどだんだん「ほぐれていって・・・」。
「宿題」だった選曲。最初のテーマは「それぞれのロック大陸初上陸の曲」。
1曲目はテツヤ。ジューダス・プリーストで、『ヘリオン』から「エレクトリック・アイ」。ひや~、かっこいい!
草野「予想してたけど、最初からメタルだね」
テ「(これ聴いてたの)オレだけじゃないでしょ」
田村「なんかバイクに乗りたくなるね」
テ「乗れないけどね」(笑)
草「実はジューダス・プリースト、この番組で最初に2曲目がかかったバンドです」(さすが。スピッツのルーツがわかる)
なんだか満足気な、というか納得気なゆるい笑いが起こる。
田「テツヤ、レインボーかと思った」
テ「(そうしようかと思ったけど)レインボーはほかの番組でも流したし。当時、MVとかガンガン流れてたよね」
草「テツヤがよく『ナイツ!』とか言ってたのは、ロブ・ハルフォード(ボーカルです)が『ナイツ!』『バイツ!』とか韻ふんでたからだよね~」
誰かが「メタルだからしょうがない」って言ってた?
次は田村選曲で、アイアン・メイデン「パーガトリー」。
田「またメタル?(笑)」
曲終わりで、テ「今日は硬派だね」
田「小学校ではチープトリックやクイーン、聴いてたんだけど、中学校でメタルが来てさ! なんじゃ、こりゃ!ってなった」
ボーカルがパンクっぽい、ドラムがかっこいい!と口々に賛美の声。
テ「こんなにベースが目立つバンドもない!」
田村くんの「熱くなっちゃった」発言も。
田「キャラクターがたくさんあって、バンドロゴもかっこいい」
草「のちのバンドに大きな影響を与えた」
草野曰く、ボーカルのポール・ディアノの素行が悪くて3枚目でブルース・ディッキンソンのかわり、「あれがオレ的にはうれしくなかった」。これには田村「オレも」。
草「どうせなら、ビリー・アイドルくらいのボーカルにしてほしかったね」
私のイメージでは、ビリー・アイドルはルックスもかっこよくパフォーマンスも派手めな感じです。熱狂的なファンも多いなあ。
田「でもこの前の来日ライブで、ブルース、動き回ってすごかったよ」
草野は、彼のスキルは大いに認めるけれど「当時は受け入れられなかった」そうで、これには田村も「オレもそうだった」と。
熱いメタル談義をちょっと照れているようすに、
テ「でも、そういう番組なんでしょ?」
草「そういう番組だよ」
テツヤ、「曲いっぱいかけようよ」と言いつつも、「当時。オレのメタルの先生は田村とイトウセツコだったの」って。
田「あと、ヤマモトヒデキとかね」 誰だよ!(笑)
そして当時雑誌の『BURRN』(おもに洋楽のハードロック、ヘビメタ専門誌)も発刊。
草「中学生が夢中になる要素が多かった」
テツヤくん、小間物屋でメートルいくらで買った「鎖ジャラジャラつけてたからね」。
次は﨑ちゃんで、横浜銀蝿で「汗かきベソかき Rock'n Roll run」。
中学生だった﨑ちゃんが「友達と、演奏してみたいね、と話した曲」だったそうだ。当時の彼はベーシスト。実現はしなかったそうだけど、「一応ベースは買ったよ」って。
当時はメタルと同時に、銀蠅とかアナーキーとかもはやったよね、と誰か。
草「今聴くとアレンジとかもおもしろい」と思うらしいけど、当時は「ヤンキー怖い」派だったので(笑)。
﨑ちゃん情報では、銀蠅のギタリストのJohnyはソロアルバムに「ハイウェイ・スター」(ディープパープルの楽曲)を収録したらしい。
次は、sumikaの「ふっかつのじゅもん」。
草「今注目のよく聴いているバンド」。
この楽曲はsumikaの中でも激しめの曲で、「ジューダス・プリースト、アイアン・メイデン、横浜銀蝿に続けてかけても遜色ないかと」。
年末に顔合わせをし、スピッツ30周年のときには「片岡くんから熱いコメントをいただいた」。
草「片岡くん、かわいいよね。20年前に小沢健二さんが出てきたときのような、清潔感溢れる王子様みたいな・・・」
田「最近、若いバンドのこと、かわいいってよく言うよね」(笑)
草「言う言う。大事よ、これ」
テ「でもオレら、CHAIにはかわいいおじさんって言われたけどね」(爆笑)
sumikaの片岡健太くん、聴いていたのかな? ココでこんなことツイートしているよ。
続けて、ライブ予告(ココ)。
そして、次のお題は「最近よく聴く気になる曲」。
テツヤは、ヌーノの「ユー」。ああ、心地よい曲だ。
アメリカのバンドExtremeのギタリスト、ヌーノ・ベッテンコートのソロアルバム『SCHIZOPHONIC』からの楽曲。
1990年代のもので、買ったことも忘れていて、iPodをシャッフルで聴いていて何度かこのアルバムの曲が流れて、それで「ああいい曲だな」と思ったそうで、ツアー中などにもよく聴いている、と。
草「どんなジャケット?」
テ「ヌーノが女装してんの」
草「ああ、マリリン・モンローみたいなやつ」
テ「そうそう」
草「オレもってるわ。あれに入ってるのか~」
なんてやりとりも、普通ロック好きの友達の日常会話。
「メタルでもなく、曲いいよね」「歌、うまいよね」「ギタリストなのに・・・」「今もやってるの、エクストリーム?」「そこまで追ってないからわかんない」「再結成した?」なんてふつうのやりとり。何度か解散して再結成しているみたいだけど・・・。
テ「でも、ぜひ聴いてほしいアルバム」って。聴いてみよう。
次は、田村選曲でフラワーカンパニーズの「NO YOUNG」。
ここで曲途中、小平奈緒の金メダル特報! 終わって何事もなかったかのようなメンバーの会話もなんだか愉快(生じゃないからね)(笑)。
田「友達枠で(笑)。いやでもそういうこと関係なく、オレ、この曲好きでさ」
もろシン・リジィらしい(今はもうできないけど昔話ができるとしたら候補にあがる男子友達がこのバンドを教えてくれたんだ)。
田「ギターソロなんて、もうブライアン・ロバートソンじゃん」
わかる人にはわかるけどね、という草野に「もう専門的にいっちゃうよ」とうれしそうな田村。
シン・リジィのツインギターで全盛期みたいな頃のお話だ。
フラカンのメンバーにきいたら、「わかりました?」と言ってたらしい。
草「フラカンも世代的に同じだから、会ったときもジェネレーショントークで盛り上がれるよね」
これって、年齢を重ねると、もう大事!ってわかります。こういう盛り上がり方はこの人たちとしかできないなあ、とか。でも普通はなかなか会えないわけで。メンバーで始終いられるのは、やっぱりうらやましいかな。と個人的な感想。
田「今回のアルバムもすごくよくて」
草野氏曰く、「『ハイエース』というすごくいい曲もあるんですけど、長いので、いつかかけようかな」。
昔からライブなどでよく一緒になったけど「今のほうがカッコいい」。
田「小西がカッコよくなった!」
テ「小西は役者だから(笑)」
最近も映画出てるとか、楽屋話も楽しそう。
テ「これ、聴いてないかな、アクター」(笑)
最後は﨑ちゃんの「よく聴いている曲」で、BAND-MAID「alone」。
草「メタルなの?」
﨑「音はメタルだよね。でもメイドさんの格好」
草「メイドさん、好きなの?」(笑)
なんじゃ、この流れ。格好と音のギャップ萌えだそうです。
﨑ちゃん、ドラマーつながりで「お知り合い」だそうで。
テと田「﨑ちゃん、最近顔が広いんだよね、写真とかも撮ったり」(笑)的な発言。
草「でも最近の女性バンド、アルディアス(日本の女性ヘビメタバンド)なんかもそうだけど、うまいよね~」
彼らが中学の頃は、バンドは男子で、女子はいたとしてもボーカルかキーボード担当だったと。
草「今はそういう垣根もなくなって自由になって、いいよね」
﨑「演奏はみんなうまいよ」
草「音源聴いてても、みんなうまいんだろうなってわかるね。要チェックだね」
笑いながら、草「予想はしてたけど、メンバーに選んでもらうと、メタル & 知り合いっていう・・・」
テ「いつも以上にラジオのボリューム上げて聴いてほしいね」(笑)
草「来週はどうなんだろうね、やっぱりメタルが多いのかな」
テ「そのへんは開けてみないとわかんないね」
そのへんは期待してほしい、ということです。
最後はいつものように「ちょっぴりタイムマシーン」。
﨑「このコーナー、好き」
草「え、聴いてくれてるの? リスナー?」
﨑「リスナー!」
リスナーに名前を付けたいね、という話から、「大陸トリッパー」。いいかも。
そして、アン・ルイスの「Honey Dripper」(1986年)。
草「知ってる?」
田「知ってるよ。だって、これくらいのとき、テツヤと見に行ったよね」
テ「ハイ」
だそうだ。
アン・ルイスと言えば、「六本木心中」「あゝ、無情」「グッバイ・マイ・ラブ」だけど、草野少年にとってはこの曲。
曲がアクション(80~90年代のヘビメタバンド)の高橋ヨシロウ、で詞がサンハウス(70年代のロックバンド)の柴山俊之。ギターは当時の彼らにとってはギターヒーローだった北島健二さんだそうです。
当時歌番組で吉川晃司とコラボしていて印象的だったという話で、記憶が鮮明によみがえってきた。セクシーなパフォーマンスで、かなりドキドキしてしまったワタシでした。
声もいいし、かっこいい懐かしい楽曲。
来週も「こんな感じで」だそうです。お楽しみに!
instagramにこんな写真がupされていました。
https://www.instagram.com/p/BfVI4WtlI8O/
【訂正】2018.02.23
大陸トリッパーさんにご指摘いただきました。
テツヤくんの「メタルの先生」は、「田村とイトウセツコ」じゃなくて、「田村と伊藤政則」でした。
そこだけ聴いてみたら・・・、たしかに。
こういうの、そこここにあると思いますが、教えてくださってありがとうございました!
そしてついでに・・・。
「でも、そういう番組なんでしょ?」は、テツヤ発言ではなく田村発言であったことも・・・。
詳細な記録楽しく拝見させていただきました。ありがとうございます。
テツヤさんのメタルの先生についてのことですが、ひょっとしたら?BURRN!の編集にも関わってこられた伊藤政則(いとうせいそく)さんのことでしょうか。
記述間違いでしたら大変失礼いたしました。
通りすがりのものが差し出がましく申し訳ありません。
おはようございます。
ご指摘ありがとう!!!
さっき再度あの部分だけきいてみたら・・・、ホント、イトウセイソクって言ってますね。
絶対にそうです。彼らのインタビューでも、先生とは言ってないかもしれないけれど名前はよく登場していましたしね。
イトウセツコって誰だよ!って思っていました(笑)。
でも「ヤマモトヒデキ」は同級生とかですよね(そうやってあの二人はよく昔の知り合いの名前を唐突に出してきたりするし。これも有名人?
よかった。
間違えたままにするところでした。さっそく訂正します。
差し出がましい・・・なんてとんでもない。
本当にありがとうございました。
今日も寒そうです。