隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

まだまだ醒めない・・・「悪役」のスピッツ

2019年06月23日 20時17分42秒 | スピッツ

2019.6.23(日)




 湿ったひんやりした空気と、ときおり断続的に降る雨・・・。
 梅雨らしい一日が過ぎました。
 いつもとは違ってにぎやかに過ごしたあと、今はまた机に向かう。
 自分の時間が戻る。


■「優しいあの子」のPV(MV?)
 「サーブ湯河原」というところでの撮影。
 https://yugawara-studio.com/
 こういう場所があるんだな。
 優しい風が吹き抜けて、心地よい陽射しに包まれる・・・。
 でも生活の匂いがなくて無機質な感じが、「優しさ過多」を引き戻す。
 少女の歩みは季節を、年月を越えて、ちゃんと次の時間へとつないでいることを教えてくれる。
 
 スピッツのPV集『ソラトビデオCOMPLETE 1991-2011』のリリース時、収録された「新月」のPVが公開されたが、このときの踊り手と同じ方のパフォーマンスなんですね。
 https://twitter.com/mikaring72/status/1140613243016118273?s=11
 「新月」はアルバム『とげまる』の収録曲だが、PVはこのPV集のために新しく制作されたもの。
 当時、池田美佳さんが、ブロクでこんなことを。
 https://yaplog.jp/mika5972/archive/96

 そういえば、どなたかのTwitter情報で知ったこと。
 「なつぞら」のロケ地、陸前町に置かれたパネルに、TEAM NACS出演者3名の主題歌へのコメントが書かれてあって、なかでも音尾琢真さんのコメントにはスピッツ愛があふれていて、「ファンなんだ~」とちょっとうれしくなった。4人のメンバーの名前を出して、それぞれの魅力を語っているのですよ。

 ファンクラブツアーですでに「悪役」を聴いていたんだけど、あのときは撮影タイムだったのか?、ちゃんと覚えていない・・・。
 ココに、「最初からギター炸裂」とか書いてあるけれど、ベースの間違い??
 ドラムからベースへのなだれ込む感じ、最高に気持ちいいですよね。
 サビの荒削りなギターも、どこまで戻っていくつもりなのか、と尋ねたくなる。
 あっという間に駆け抜けて終わっちゃうところも。
 「1987→」に続いて、ここでも「醒めない思い」を伝えてくれる「優しい彼ら」です。




                              



 6.23は、まだまだ若いというより幼かった私が初めてデモに参加した日。
 大通りに繰り広げられたフランスデモ、駅前のジグザグデモでの機動隊との衝突。
 高揚とむなしさと、自分がどこにいてどこに行こうとしているのか、さっぱりわからなくなった日。
 

 6月23日の沖縄。
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-941311.html

 こういう事実を、70年以上たった今突き付けられて、理屈なんてどこかに飛んでいく。
 震える幼い少女のまなざしには、二度と繰り返してはいけない、とそれだけで十分だと思わせるものがある。
 
 74年前の沖縄の犠牲の上にわれわれの暮らしがあり、そして今も本土と沖縄は同じ構図のままであるという事実。
 ボーっと生きている私でも、そのうしろめたさを無視できない。


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