2013.9.18(水)
ARTIST PRODUCE
SUPER EDITION (3)
20:00-20:55(FM-NIIGATA)
いよいよ、第三夜。
(第一夜、第二夜は、ココとココで。よかったら・・・)
第三夜はおもにツアーについて、ということで。
やっぱりメンバーにとっては、ツアーの存在って大きいんでしょうね。思い出を語り始めると、みんな止まらない・・・という感じで。
録音機能ないんでメモメモしながらなんだけど、全然追いつかない(笑)。
毎回言ってますが、今回こそ本当に、「ま、雰囲気だけ、感じてください」です。悪しからず。
そして誰の発言か不明なところは、ただ「 」となっています。
■全国ツアーで楽しみなこと
崎山「食べ物」
田村「スタッフとのバカ話
テツヤ「なんだろうなあ・・・、散歩?」
草野「ラプンツェルのDVD」
観よう観ようと思ってたまっているものをツアー先のホテルで観ること、という意味らしい。「塔の上の「ラプンツェル」以外にもいろいろあるようです。
田村「基本的にはライブがもちろん楽しみなんだけどね」
テツヤ「地方の深夜の番組とかも楽しみだね」
メンバーから同意の声。
■「エンドロールには早すぎる」でダンス?
草野「アルバム、聴いていただけてるでしょうか。洗濯物をたたみながら、あるいは車の中で」
バックに「エンドロールには早すぎる」が流れる。
草野「これは、90年代(80年代?の声も)の織田裕二や鈴木保奈美のトレンディードラマをイメージして」
「これはリズムが打ち込みで。アルバムについてる映像では人力だけどね」
「ドラムだけ打ち込みっていうのは『ババロア』もそうだったけど、ベースも・・・っていうのは初めて」
「前にあったよね、春夏夜会で、『テレビ』とか『うめぼし』とか」
(春夏夜会・・・もう大昔だな)
草野「テクノの感じでつくってもらって、やったことがある。『エンドロール』は、今度のツアーでどうするか。人力でやるか、打ち込みでやるか。オレの歌も打ち込みでやるとか?(笑)」
「それじゃ、ライブじゃなくなるからね(笑)」
草野「4人でダンスするとか?」
(この人はマジで、こういうことやりたいのか?)
田村「そういうときは、みんな着替えるの?」
「そう、そう」
テツヤ「ダンスは難しいから、寝そべって、旗とるのは?」
名前はわからないけど、うつぶせになって「ヨーイドン」で競走して旗を奪い合うゲームのことらしい。
「遠吠えシャッフル」流れる
■「8823」はライブの定番
バックにながれるのは「8823」。
田村「『8823』は2000年の曲だよ。けっこう前の曲だよね」
草野「今ではライブの定番」
「ツェッペリンの『Black Dog』?」
「ライブで『Black Dog』やらないツェッペリンはヤだもん」
メンバーから激しく同意の声。
テツヤ「『8823』でのリーダーはスゴイですよ。ライブ見たことない人はオレが動いていると思ってるかもしれないけど」
草野「アマチュアの頃は、テツヤが動いてて、田村はそうでもなかったよ」
テツヤ「オレは髪が長いから、ちょっと動くだけで、すごく動いているように見えるんだよ」
田村「デビューの頃は、動かないのがかっこいいと思ってた。シューゲイザーとかね」
草野「テツヤはエフェクターの操作が大変になって、あんまり動かなくなったんだよね」
「(田村は)TVに『ロビンソン』で出たときに社長に怒られた(笑)」
「そんなふうに動くような曲じゃないだろう」と言われたとか(笑)。
崎山「『俺のすべて』のときはおもしろい。ギターソロ弾いてるテツヤの前に田村とマサムネが出ていって、で、ファンの人たちが(テツヤじゃなく)マサムネを観てる(笑)」
草野「『おかあさんといっしょ』とかで、動き回る子と、そうじゃない子がいるのと同じだね」
(えーっ、このたとえでいいんですか??)
草野「2000年といえば、Y2K問題とかが騒がれてたときだよね」
(ああ、そうだ~。なんだかすごく昔のような気がするなあ)
「放浪2000のツアー・・・。学園祭とかもけっこうやったよね」
やった、やった。
テツヤ「学生と年も近かったしね(笑)」
草野「栃木の白鵬大学でやったのを覚えてる」
日本シリーズでホークス vs ジャイアンツの対決があったらしい。監督のON対決で、巨人が優勝した年だとか。よく覚えてるなあ。
オリンピック話題で、マラソンのQちゃん、サッカー、水泳の田島選手などの名前も立て続けに。ツアー先でみんなで見て話していたから、記憶も鮮明なんだろうな。
田村「ホールと、その頃でき始めた大型のライブハウスでやって、その後のスピッツのツアーの形が見えてきた時期」
テツヤ「長いツアーになってきた」
田村「草野がメインのリズムギターをライブでも弾くようになった」
草野「ああ~、そうだった」
「オパビニア」流れる
■ツアーでの食事は?
「ツアーで好きなケイタリングは?」
草野「おかゆ」
テツヤ「ご飯とご飯の間の一口で食えるもの」
草野「ああ、焼きそばとかね」
田村「やっぱりカレー」
崎山「うどん」
高松で製麺所がつくるうどんがケイタリングででるそうで、メンバーがみんな「あれ、うまいよね~」と。
前はお弁当だったけれど、それは冷たいので、ケイタリングを用意してもらってスタッフの人たちももちろん食しているそうです。
草野「野外だとバーベキューとかもあるみたい。外国のアーティストだと、シェフをつれてくる人もいるとか」
草野氏のおかゆは、特別に炊飯器で作ってもらっている。
草野「食欲があるときは、それにおかずも食べている。昔はライブの前にラーメンとか食べたんだけど、食いすぎるとあんまりよくないってことがわかって。腹六分目くらいがいい。それで腹がすくとウィダリンゼリーとか」
田村「ステージで、砂糖食ってることあるよね」
ライブ後にフルーツが用意されていて、それが美味だそうで、秋は果物が美味しいから楽しみって。
「柿、りんご、梨・・・」
「ああ、梨、うまいね~」
「テツヤはあんまりフルーツに興味示さないよね」
テツヤ「朝は野菜ジュース飲むよ」??
「ランプ」「さらさら」流れる
草野「『小さな生き物』には、『これ、バラード!』っていう曲が少ないけど、『ランプ』はなかでもしっとり系の曲。歌詞の世界観は『田舎の生活』に近いかな」
■崎ちゃん凱旋LIVE!
佐野でのライブエピソード。
SPITZ JAMBOREE TOUR "あまったれ2005" の3月12日、佐野文化会館でのこと。
田村「あれはすごかったよね。崎山 with Spitz という感じ(笑)」
メンバーが乗ったタクシーの運転手さんが「今日は〝崎山さん"のライブがあるんですよね」と言ったとか。すご~い!
田村「定員1200名のうち、関係者800人(笑)」
草野「巨大な公民館っていう感じ」
テツヤ「客が『崎山! ラウドネスやれ!』って言ったもんね。スピッツじゃなく」
草野「あんまりロックのコンサートとかやらない会館だよね」
崎山「そう。初めて。あれ以来、友達がぜいたくになって、宇都宮のライブに来なくなった。佐野でやれ!って(笑)」
田村「記念のTシャツ作ったよね」
草野「作った! うちにあるかな」
アンコールで、三人が騎馬戦で崎ちゃんをかついで登場したんだっけ。
「そのうちに藤枝でも」
テツヤ「二人の家族しか来なかったりして。30人くらい(笑)」
佐野でも演奏したという
「甘ったれクリーチャー」流れる
■ツアートラックで盛り上がる
11月からのツアーの話。
4人のテンションがうれしいくらいに高い。
ツアートラックの話。
崎山「ツアートラックに乗って移動したことある。九州だったかな」
テツヤ「運転して?(笑)」
草野「運転席の上に仮眠とるスペースあるじゃない。あそこに寝てみたい。狭いとこ、好きだし」
今はスピッツのツアートラックは1~4号車まであるそうだ。それぞれにツアータイトルなどをペインティングして。
「ハチミツ」のツアーあたりからステージの装置や照明などが大掛かりになり、トラックの台数も増えたとか。
田村「ツアートラックを見つけると盛り上がるよね。自分たちのトラック見ても盛り上がる」
草野「自分たちのじゃなくても、B'Zとかの見ても、ああ、B'Z来てるんだ~とか」
■スタッフの思いに負けないライブを
田村君は2回くらい、早くに会場に来て、ステージがつくられていくようすを見たそうです。
草野「それはいいことだね」
田村「もともとスタッフの仕事に憧れがあったからね」
機材の搬入のこと、とび職の方が高いセットを組むようす、熱っぽく語ってくれました。
草野「祭りの準備だね」
テツヤ「一日でステージつくって(ライブやって)片づけるんだけど、韓国でやったときに現地の人が、とても自分たちにはできないって言ってたね」
スタッフ30人とアルバイトの人たちによる作業。
田村「スタッフの思いに負けないようにライブがんばりますよ、という気になる」
「野生のポルカ」流れる
田村「こういうツービートのパンクっぽいのは珍しいよね」
草野「ありそうで、ない感じ」
田村「アマチュアのときは『八王子』とかあるけど、メジャーになってからはない?」
去年の暮れのレコーディング。フラカンの4人を交えて盛り上がったそうだ。
■声はかけないで(笑)
ツアーでみなさんの街を訪ねる…という話の続きだったか?
テツヤ「カレーやラーメンのおいしい店を教えてほしいね。オレと崎ちゃんはけっこう出かけるから。そういうときは、崎ちゃんがサングラスをかけて、オレが外す」
草野「崎ちゃんがサングラスかけたら目立つなあ(笑)。ジローラモさんみたいで。『LEON』の表紙みたいになる」
テツヤ「そういうときは声をかけないで!というときだからね(笑)」
他人は入れないだろう、4人の楽しそうな会話に、こちらも温かくなりました。
言い回しは正確に再現できていないけれど、楽しい雰囲気だけわかってください。
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