2023.08.15(火)
戦争は、終わってからも人々の心を苛む。
過酷な場面に遭遇したり、残酷な非人道的な行為に加担したり・・・、その記憶から逃れられずに、亡くなるまで引きずっていた人も多いのだろう。
当時は、それが戦争体験からくることだともわからずに、ただ無気力な人、戦争から帰っておかしくなった人・・・、くらいの周囲の認識の中で暮らしていたのだとしたら、どんなにつらく生きづらかったか、想像を超える。
全国戦没者追悼式での首相の式辞にはなんの感慨も覚えなかったけれど、戦争体験者の語る言葉、それを語り継ごうとする人々の言葉は、胸の奥まで沁みてくる。
若い人に語り継ぐことの大切さ。
母の誕生日。今年も無事に迎える、この日。
いやいや、この蒸し暑さ。
もはや「日本の夏」ではない。どこに行ってしまったんだ、暑さの中にも寂寥感かすかに漂う、昭和の夏は・・・。
いまさら言うな、意味ないだろう、という批判を承知の上で、何度でも言うぞ、相手のない問いかけを続ける、どこへ行ったの? あの夏たちは。
数日前、炎天下のプールに沈みながら、2、3日はこのままでいたいと思った午後。
「四季の中では、夏がいちばん好きです」と言うと、暑さに鈍感な人と思われてしまう昨今。
夕方、葉を食う虫退治のための殺虫剤を購入するために、尾根を越えて街道沿いのホームセンターへ。
アジサイの葉っぱに穴が開き始めている。食べてるの?
島根に帰っている友人から、大丈夫ですか?とLINE。いやいや、鳥取の様子をニュースで見て、そっちのほうが「大丈夫?」でしょ、と思う。
スピッツ関係では、最近はニューアルバム『ひみつスタジオ』ばかり聴いていたけれど、この前の『ロック大陸漫遊記』の「ちょっぴりタイムマシン」のコーナーで「見っけ」のキラキラしたイントロを聴いて、急にアルバム『見っけ』を聴きたくなった。
昨夜、寝る前の暗い部屋で聴く。
「快速」の疾走感と、「流線型のあいつ」を必死に追いかける切なさが迫ってきて、心が若くなった気がした(笑)。
「まがった僕のしっぽ」のリズムと、決意の歌詞のひそかな強さ。初めて聴いたときのこと、思い出す。
石田ショーキチ30周年感謝祭「30 years appreciation」
1993年9月1日、Spiral lifeとしてデビューしてから30年。
「永きに渡り応援して頂いた感謝の気持ちを込めて、全力で演奏する3 days、全てがスペシャルな演目、お見逃しなく!!」(HPより)
https://mdpr.jp/news/detail/3807244
http://ishidashokichi.com/wp/news/1533.html
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