2023.03.11(土)
異様な暖かさで、今が三月であることを一瞬忘れることがある、そんな3月11日。
仕事をしている間に「あの時」は過ぎてしまったけれど。
あの日の東京、事務所にいても携帯が使えないので、ひょっとして、と思い、表通りの公衆電話ボックスまで走る。
あのときは、寒かったのだろうか、それとも暖かい夜だったのか。
記憶はあやふやだ。
次の日に自宅に戻り、今までどんな地震でも動いたことがないし、全力で押してもびくともしないデカい本棚が20センチも斜めに飛び出していたのを見たときの驚き。
車で通りかかったコストコの2階の入り口にのぼるスロープが無残に落ちていて、高齢夫婦が犠牲になったことも明らかになった。
一人暮らしの母はあのとき隣の駅近くの美容院にいて、店のスタッフの皆さんの誘導のおかげで、「大丈夫よ、無理に来なくてもいいわよ」と元気な声。
あの日のことだけを静かに思い返しながら、こんな思い出にさえひたれない人がまだまだ大勢いることを、何日も前からの新聞の特集で知る。悲しみだけではなく、救えなかった命への懺悔。
苦しい日々は、それでも時間を経て、肩に背負った重いものが軽くなったりはしているのだろうか、と想像するしかない。
そして、苦しみも回復も、人それぞれであること、真実なんて数限りなくあるということ、訳知り顔で語りたくはないということ、改めて、2023年の春に思う。
今夜のWBCのチェコ戦。
佐々木朗希投手からデッドボールを受けたチェコのエスカラ選手。
かなり痛そうだったけれど、しばらくして1塁まで歩き、「大丈夫だよ~」と言うように、全力疾走のパフォーマンス。
会場からの声援と拍手!
こういうシーンが心に気持ちよく刺さる。
スピッツのツアー。
さっき申込み終了!
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