■「イスラエルでワクチンを受けた人、8倍変異株に感染しやすい」テルアビブ大学の世界初のデータが怖すぎる
TOCANA(2021.04.22)
https://tocana.jp/2021/04/post_206463_entry.html
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イスラエルでコロナウイルス南ア変異種について、ショッキングな新研究が発表された。
■ワクチン接種者が南ア変異種に感染する率は未接種者の約8倍
イスラエルは、既に100万人以上がコロナワクチンの接種を終えた。
これは世界最多であり、ワクチンの有効性について、イスラエルで多くの研究が進められている理由でもある。
イスラエルのテルアビブ大学とイスラエルのトップ医療サービス組織「クラリットヘルスサービス(Clarit Health Services)チームの研究によると、ワクチンを2回接種した患者が南ア変異種に感染する率は、ワクチン未接種の患者の約8倍であり、5.4%対0.7%であったという。
この研究では、ワクチンを1回または2回接種してから14日以上後に、コロナ検査で陽性となった400人を、ワクチン未接種の同数の患者と比較した。
テルアビブ大学でウイルスを専門に研究するアディ・スターン博士は、次のように述べている。
「ワクチン未接種のグループと比較して、ワクチン接種を受けた人々の間で、南ア変異種感染の割合が不釣り合いに高いことが判明しました」(アディ・スターン博士)
そしてこれは、ワクチンが南アフリカ変異種に対して、効果が低いことを示唆している、と述べた。
スターン博士は「タイムズ・オブ・イスラエル」紙に、「一般人口のパターンに基づくと、南アフリカ変異種感染例は1例だけと予想されていましたが、8例が見られました」と語り、この研究結果は驚きだったと語った。
そして博士は、「これはファイザーのワクチンは、防御性は高いものの、おそらくコロナウイルスの南アフリカ変異体に対して、同じレベルの防御を提供しないことを意味します」と付け加えた。
しかし実験規模が小さすぎて、どれだけ強力かはまだ分からないと述べた。
共同研究責任者であるクラリットのラン・バリサー教授も、「これは世界初のデータに基づいたものですが、ワクチンが南アフリカ変異種に対して効果が低いことを示しています」と述べている。
バリサー教授は、この結果は感染を防ぐために、ワクチン接種後も他人と社会的距離を置いたり、屋内空間でマスクを着用したりするなど、コロナウイルスに対する継続的な警戒が必要な事を付け加えた。
この研究結果で奇妙なのは、ファイザーのワクチンを接種した人が南ア変異種に感染しやすいようにも読み取れることだ。
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■「イスラエルでワクチンを受けた人、8倍変異株に感染しやすい」テルアビブ大学の世界初のデータが怖すぎる
TOCANA(2021.04.22)
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