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高脂血症の原因と予防

2012-12-01 10:01:36 | 日記
脂質異常症の主な原因は、肉類や玉子やバターなどの動物性脂肪の摂り過ぎです。動物性脂肪や玉子には飽和脂肪酸やコレステロールが非常に多く含まれており、血中のLDLコレステロール値や中性脂肪値を高めます。

その他に、遺伝的にコレステロールを過剰に合成してしまい資質異常症になりやすいタイプの人がいて、家族性高脂血症と呼ばれます。500人に1人くらいに見られ、総コレステロール値が常に300mg/dl以上もあり、薬物療法が必要です。

脂質異常症が怖いのは、動脈硬化の原因となりさらに心筋梗塞などの冠動脈疾患や脳血管疾患の原因となるからです。これらを防ぐためには、脂質の管理とともに次の危険因子にも注意する必要があります。①年齢(男性45歳以上・女性55歳以上)②高血圧③糖尿病④喫煙⑤冠動脈疾患の家族歴脂質異常症の予防には食生活の改善が第一です。

まず動物性脂肪や玉子の摂取を制限すること。肉を食べるときも脂身はなるべく避けて、赤身の部分や鶏のササミなどを食べるようにしましょう。鶏の皮はコレステロールが高いので要注意です。魚にはDHA・EPAなど不飽和脂肪酸が多いので、肉よりも魚中心を心がけましょう。ただし、魚の卵や卵巣、イカ・エビなどはコレステロールが高いので控えたほうがいいでしょう。

野菜類やサツマイモ、コンニャク、キノコ類、海草類は食物繊維が豊富で、食物繊維にはコレステロールを付着させ体外に排出する作用があるので、これらを積極的に摂りましょう。食物繊維を多く摂ると満腹感を得られるので、摂取カロリーを抑えることができ肥満防止にもつながります。食事改善のポイントは飽和脂肪酸の摂りすぎと総カロリーを抑えることです。

特に肥満傾向があり総コレステロール値も高い人は、食事改善に加えて適度の運動を日常生活に取り入れることを勧めます。ウォーキングや水泳、エアロビクスなどの有酸素運動を週に3~4回、1時間程度おこなうのがいいでしょう。激しい運動はかえってよくありません。また、喫煙はHDLコレステロールを減少させ、虚血性心疾患のリスクを高めるので、本数を減らすかできれば禁煙しましょう。
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