この畑はなにを栽培している
でしょうか?
正解は
ほうき草です。
またの名をコキア
有名なあれです
我が県の代表的な特産の一つが
ほうき草の実
とんぶり
です。
皆様の地域には届いているでしょうか?
東京のスーパーに売ってる?
私はこれを納豆に大さじスプーン1杯
混ぜて食べるのが好きです。
美味しいです。
あと長芋と一緒に食べたり。
蛋白な味で栄養はないと思って
ナメてました。食物繊維ぐらいは
あるかな?的な…
これがまたえらいスーパーフードで…
スミマセンお借りして…
成分としては、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、食物繊維などを含みます。ビタミン・ミネラルのバランスは良く、抗酸化作用や免疫活性作用のあるビタミンA(βカロテン)は100g中に800μg含まれ、ビタミンEも野菜類の中では上位です。ビタミンEには活性酸素を無力化して細胞膜の脂質(不飽和脂肪酸)の過酸化を防ぐ抗酸化作用があるので、老化防止などに役立ちます。また、骨形成に不可欠なビタミンKも100g中120μgと比較的多く含まれます。食物繊維は100g中7.1gと非常に豊富で、これは多いといわれるゴボウをも上回ります。とんぶりは不溶性食物繊維の比率が高いのが特徴で、不溶性食物繊維は大腸で水分を吸収して便のかさを増やし、腸壁を刺激して蠕動運動を促すので便秘の改善につながります。また、便が腸内の有害物質を外へ追い出す働きが水溶性食物繊維より強いので、大腸がんの予防に有効です。とんぶりに含まれるサポニンには、体内での脂質の代謝を促進して、余分なコレステロールが血管壁に付着するのを防ぐ作用があり、スコパリアノシド(scoparianoside)類とコチアノシド(kochianoside)類には、小腸での糖の吸収を緩やかにし、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。脂質を構成する脂肪酸に関しては、多価不飽和脂肪酸のリノール酸が100gあたり1500mgと多く含まれます。リノール酸にはLDL(悪玉)コレステロールを下げる作用がありますが、HDL(善玉)コレステロールも同時に下げてしまうので、多く摂り過ぎないよう注意が必要です。また、量はわずかですが、動脈硬化や心疾患を予防するオメガ3系のα−リノレン酸も含まれています。効果効能免疫力向上、動脈硬化の予防、滋養強壮、老化防止、整腸作用、便秘の改善、大腸がんの予防、血糖値抑制作用、糖尿病の予防。
つまり、ビタミンA、E、βカロテン
食物繊維に富み、抗酸化作用があり、
栄養あるよって事です。
これが食べられた起源としては、
飢饉があった時、比内地方の民が
ほうきの為に植えていたほうき草
をなんとか食べられないかと
その実を茹で、食べたのが始まり
らしいです。
もともと生薬として使われており、
漢方の地膚子で利尿・強壮作用が
効能です。外用には皮膚掻痒にも
適用がある。
「神農本草経」に
「膀胱の熱をとる、小便の出をよくする、腎の気を補う、長く服用すれば耳や目が聡明になり、身軽になり、老化を抑える」と記載されています。
最近ではタレントのふかわりょうさんが
とんぶりに熱視線で、よく来ております。
私もとんぶり一つにちょっと熱く
なりました笑
が…
ほうき草の栽培は楽でも(恐らく)
製造が滅茶苦茶大変で、
この小さな粒から想像しても
おわかりになると思いますが、
この粒を食べられるとんぶりに
加工するまでに約3日かかるそうです。
ありがたく食べればもっと栄養に
なると思います。
一度はお試しあれ。
とは言っても買うのも大変だとは
おもいますがww