自分用においておきます。
ぼくはしばしの開放感を得ることができましたが、同時にとてつもない寂寞感にも襲われたのです。
というのは、一方では信じられないほどの愛情と友情を与えられ続けていたからです。
それから二日後、これは奇跡と言っていいでしょうが、新たなチャネラーというか、パートナーが現れ、
今度は、「愛」と「勇気」と「希望」の3つを兼ね備えた3人組の天使たちとのコンタクトが始まりました。
彼らとのコンタクトには、時たま、秋田のマリア様も参加してくれましたが、
以前のハードなコンタクトに比べると、「こんなのでいいのかな」と心配になるほど楽でした。
このコンタクトでは、以前の宇宙人は完全に姿を消してしまっていました。
だけど、天使に頼んで無理やり、どこの宇宙人でもいいからつないで欲しいと頼んだら、
見知らぬ宇宙人が現れました。
「誰ですか?」と尋ねたら、「今は内緒」と言ったのです。
このコンタクトも1年半ほど続きましたが、その途上、別の3人組のチャネラーが出現して、
最終的にぼくは日本の神界とコンタクトすることになりました。
日本の神様とのコンタクトは、いわばぼくにとっての最終ステージにあたるといってもいいでしょう。
日本の神様を中心としたステージが始まって間もなくの頃です。
天界を通して三島由紀夫さんからメッセージが来ました。
三島さんからは、最初のコンタクトの時代にも何度かメッセージが届き、宇宙というものは礼節あるいは礼道というもので保たれている、
それが最も大切なことであると教えられ、随分励まされました。
三島さんのメッセージが終わると、
「おい、横尾、元気か!」
という懐かしい宇宙人の教官Kの声が飛び込んできました。
返ってきたのです。
最初の連中、女の宇宙人も芸術担当のSも、いわゆる宇宙人3人組が。
「日本の神様に目をかけてもらうなんて、お前のエラくなったな。
あの頃は役割上、言いたくないことも言ったけれど許してくれな」
とひょうきんで冗談好きな彼の言葉は、ぼくの胸をつまらせました。
とにかく、以前サポートしてくれていた宇宙人、天使たちがウワーッと現れて、次から次へと再会の歓びのメッセージを伝えてきました。
ものすごい数の歓びのメッセージ、ぼくの目からは涙があふれ出し、どうにもとまらなくなっていました。
彼らも会えないと思っていたのか、泣いて歓んでくれました。
そしてなんと、大天使ミカエルも現れ、ぼくに励ましのメッセージをくれたのです。
そして彼らは素直に、我々の君に対するコンタクトは失敗だった、許してほしいと誤ったのには驚きました。
最初は我々には失敗はないと言っていたんですがね。
懐かしい彼らとの再会、「もう二度と会えない」と思っていた人々との再会で、コンタクト疲れていたぼくの心は、一気に回復していきました。
すべて神界の日本の神様の計らいだったのです。
そして、2回目に「今は内緒」といった宇宙人もこれからのコンタクトの新しい担当の一人だったのです。
あの時点でぼくの未来が決定していたんですね。