亀と本とかっぱ

かつて亀を飼っていました。私の心にいつもかっぱがいます。読んで、観て、旅する日常を綴っていきたいです。

BOOK3

2010-05-04 13:47:08 | Weblog
午前中いっぱいかけて読み終わりました。
終えて、ぱぱっと掃除して
また最後の3章を読み返して・・・

そらみみさんのいうように「とてもsweetなラスト」でした。

香さんの言うように「2で終わったままでも良かったのか」ということにも思いを馳せました。 
春樹さんは、周りに強く望まれたから3を書いたのか?
書きたくなったのか? 初めから決めていたのか?
いや、「天吾と青豆が書かせた」 のではないだろうか?

私は、とても収まりがよい気分になりました。 
まだ、月がひとつでも安心はできない、できないままで終わった。
でも、2人はもう絶対この手を離さない  ひとつサヤに収まった

どこまでも孤独な二人がやっと出会えた、ふたりにしかわからない安堵。

どこまでも孤独な感じは想像するしかなく、
ひとりぼっちだけど孤独じゃない、感じはなんだかわかるような気もした。

春樹さんがどこかで、3について語っていたとして とても的外れなことを私は感じているのかも知れない。  
あくまでも個人の感想ですので、お許しをば

読む前に新聞の書評など読んでしまい、邪魔になるかと思ったが
忘れっぽさも功を奏して なんら邪魔にはならず
やっぱり、幸せな時間でした。

20代はじめに読んだ「ノルウェイの森」が無性に読みたくなった。
実家にあるんだが、用がない、、、だれかに借りよう~