亀と本とかっぱ

かつて亀を飼っていました。私の心にいつもかっぱがいます。読んで、観て、旅する日常を綴っていきたいです。

ビブリア古書堂の事件手帖3

2012-06-30 05:35:40 | Weblog
読み始めるとあっという間なのですが、、
古書にまつわる秘密や謎を解明することで「人と人との心のもつれみたいなものをほぐしたり」
「知られたくない心の中をあらわにしたり」がなんとも優しく展開されるこの物語はいいな~

発売してすぐで300万部突破?? とか どこかのページでみたけど そんなに売れてるの?とちょっとびっくりです。 つい続きが気になって買ってしまう、私みたいな中々買わない人までも・・・だからかな。

出てくる古書はほとんど知らないのですが、パラフィン紙に包まれた本の匂いや積まれた本の中から自分んの好きなジャンルの本を探すワクワク感はわかるような気がします。

宮澤賢治の「春と修羅」の章はドキドキしました
初版とそのあとの版との文の違いが興味深くて、、、 心象スケッチと書いた意味も初めて知ったし、、

ありがとうございます。