からだの具合も少し戻ってきたんで、風呂にでも入って、寝るとします。
夕べは睡眠薬を飲まずに寝たのだが、寝つきは良かったような気がする。
でも朝まで夢ばかり見ていた。
あまりいい夢ぢゃなかった。
そこは、とある二階建ての家で、一階に三部屋ほど。木造で狭い階段を上がると二階には二部屋。四畳半と三畳ほどの部屋がある。
何故か全ての窓が戸板を打ち付けて隠してある。暗く不気味な部屋だ。後ろに下がるように階段を駆け降り、出口を探す。またしても窓と言う窓は全て覆われ、薄気味悪く、そこには何かが潜み住み着いている。
ようやく出口を探し当て外に逃げ出す。
まだ体の中に何かが入り込んでいるような息苦しさが残っている。
道を駆け出し、川を跨ぐ橋を越えるとそこには、普段会っている人が手を振って通り過ぎていく。
なんで?何で行っちゃうの?
そこで目が醒めた・・・