図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
昔の紙芝居を作ってほしい
2009-05-10 / 資料
紙芝居講座で、質問などで参加者の皆様の声を集めるのですが、複数の会場から
「高齢者は昔の街頭紙芝居を見たがっている。やってやりたいが、品物はないのか」といわれます。私たちも、あちこちの施設でそういったつぶやきを耳にします。
今、残っているものは貴重なもので博物館に入っている、ボランティアが手に持ってやるのはほぼ不可能、と返事をします。大空社でかつて復刻されたものがありますので、それを紹介することもあります。新潟市の図書館にもあります。
『丹下左膳』桃井寅吉/作 常盤富士/線画
『キンちゃんコロちゃん』 作者名なし
『黄金バットナゾー編』加太こうじ/作・画
『ジャングルボーイ』東健二/作 野田新太郎/画
『平和への祈り』町屋住男/作 Nきいち/線
『元祖黄金バット』(これは少し版が小さい)永松健夫/作・画
です。ほんぽーとにあるのですが、『平和への祈り』は潟東図書館にもあります。さっき調べました。驚いたことにこの作品だけ実演ビデオもありました。
『ジャングルボーイ』などは、私は情けないことにかつてこれを見て、戦争賛美の紙芝居ではないかと思ってしまい、批判したこともありました。よく見るとそういうことでなく、当時の子どもの日常が絵に描かれていたのですね。隠さずに現すことで理解して、自分を修正するために必要なんだなーと、今は思います。
その他に、『紙芝居大系第1巻~14巻』が大空社から出ています。本になっていて、脚本と絵が並べられて印刷してあります。これを開き読みしてもいいです。
内心「この絵をコピーしてB4サイズにして・・」と何遍思ったことでしょう。色がついてればよかったのに、と思ったり。
「高齢者向け紙芝居発売」と聞いて、現場のボランティアで「!!あの街頭紙芝居が~」と思った方も多かったことでしょう。やー、違ったんですね。
幾つかの博物館や個人が昔の街頭紙芝居を持っているのに、それを必要としている人たちのところに届けられないというのは、本当に悔しいものです。いくつでもいいので安価で複製して欲しいです。データーで販売してくれれば流通コストもかからず、何とかなると思うのですが。
現物は、たまには博物館で実演される機会があったほうがいいですね。でも博物館まで行けない人たちが、見たいと思ってるんですよね。
実演する側も、思いきって脚本から離れて(というか、書いてあることはほぼ意味不明)おもしろく自分で膨らませなくてはなりません。
だから絵の上手い人が、真似るのでなく流れを汲んで創作していくのがいいんだろうな、と思います。映画の宣伝看板を書いていたような技術者が、昔風の紙芝居を書いて販売してくれれば、一発大もうけできそうな気がするんですが。
(後でこのページを印刷して遠山さんに郵送しておきます・・)
「高齢者は昔の街頭紙芝居を見たがっている。やってやりたいが、品物はないのか」といわれます。私たちも、あちこちの施設でそういったつぶやきを耳にします。
今、残っているものは貴重なもので博物館に入っている、ボランティアが手に持ってやるのはほぼ不可能、と返事をします。大空社でかつて復刻されたものがありますので、それを紹介することもあります。新潟市の図書館にもあります。
『丹下左膳』桃井寅吉/作 常盤富士/線画
『キンちゃんコロちゃん』 作者名なし
『黄金バットナゾー編』加太こうじ/作・画
『ジャングルボーイ』東健二/作 野田新太郎/画
『平和への祈り』町屋住男/作 Nきいち/線
『元祖黄金バット』(これは少し版が小さい)永松健夫/作・画
です。ほんぽーとにあるのですが、『平和への祈り』は潟東図書館にもあります。さっき調べました。驚いたことにこの作品だけ実演ビデオもありました。
『ジャングルボーイ』などは、私は情けないことにかつてこれを見て、戦争賛美の紙芝居ではないかと思ってしまい、批判したこともありました。よく見るとそういうことでなく、当時の子どもの日常が絵に描かれていたのですね。隠さずに現すことで理解して、自分を修正するために必要なんだなーと、今は思います。
その他に、『紙芝居大系第1巻~14巻』が大空社から出ています。本になっていて、脚本と絵が並べられて印刷してあります。これを開き読みしてもいいです。
内心「この絵をコピーしてB4サイズにして・・」と何遍思ったことでしょう。色がついてればよかったのに、と思ったり。
「高齢者向け紙芝居発売」と聞いて、現場のボランティアで「!!あの街頭紙芝居が~」と思った方も多かったことでしょう。やー、違ったんですね。
幾つかの博物館や個人が昔の街頭紙芝居を持っているのに、それを必要としている人たちのところに届けられないというのは、本当に悔しいものです。いくつでもいいので安価で複製して欲しいです。データーで販売してくれれば流通コストもかからず、何とかなると思うのですが。
現物は、たまには博物館で実演される機会があったほうがいいですね。でも博物館まで行けない人たちが、見たいと思ってるんですよね。
実演する側も、思いきって脚本から離れて(というか、書いてあることはほぼ意味不明)おもしろく自分で膨らませなくてはなりません。
だから絵の上手い人が、真似るのでなく流れを汲んで創作していくのがいいんだろうな、と思います。映画の宣伝看板を書いていたような技術者が、昔風の紙芝居を書いて販売してくれれば、一発大もうけできそうな気がするんですが。
(後でこのページを印刷して遠山さんに郵送しておきます・・)
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