図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
ネットワーク立ち上げ提案
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写真: 狭義な児童文化から、子ども文化を含めた広い意味での児童文化へ
読み聞かせボランティアネットワーク立ち上げ提案
1 趣旨 「市民と共に育つ図書館で、子どもと児童サービスをサポートする」
子どもの権利条約第29条には、児童の人格を認め才能は最大限に引き出されることが謳われている。教育機関を設置して管理する自由を妨げるものではないが、国によって定められる最低限度の基準に適合することを条件とする、とも書かれている。
つまり教育機関の管理は、最低限度の基準で留まるべきで、本に対して表現にまで踏み込んでボランティアに教育を施そうというのは、この条約に反するものではないか。それに対して、ボランティアは受け手である子どもの人権を大切に、個々が独立し、なおネットワークで各種事例から学び、成長したいと考えている。
2 参加対象者
① 現在、市立図書館でおはなしのじかんを担当したり、過去にした人や団体。
② 県社会教育協会の講座も含めた、各種読み聞かせ講座受講生。
③ 暴力団や特定の思想団体関係者を除く。
3 概要
① 個人としても団体としても参加できる。
② それぞれが希望して参加するが、現在おはなしのじかんを担当している団体 は、各1名は参加することが望ましいと考えている。
③ ゆるやかなネットワークであり、会費を集めたり、定例会を持つことはしない。
④ 有志による事務局を置く。
4 活動内容
A 掲示板の創設
① ほんぽーと児童コーナーに掲示板を作る。食品スーパーの意見掲示板、または投稿雑誌、質問サイト、ネット上掲示板 のようなものを想定している。
② 参加者は可能な限り、ひと月1枚の掲示板投稿を心がける。上限はひと月2枚とする。
③ 投稿内容は、当月のプログラム、それぞれの事業PR、感想・質問事項・回答、お気に入りの本の紹介など。
④ 投稿は、メール・ファックス・郵便・投稿箱などを使ってほんぽーと担当者に届ける。
⑤ 投稿は署名するが、公開時は匿名でも良い。
⑥ 投稿文は、図書館担当者が適切な表現に編集して書き直し、1枚1件のカードにして貼り付けていく。
⑦ 図書館担当者は、投稿に対応する参考文献があれば、投稿文に付け加える。
⑧ 同じ物をネット上にブログ形式で作る。
「にいがたっ子ひろば」http://www.niigatakko.com/index.phpのようなものを想定している。編集に当たる実際の投稿や運営は図書館担当者がする。
⑨ 参加者や他の人は各自、掲示板かブログを読み、そこから学んでいく。
⑩ ネット上では一般市民のコメントも受け付ける。子どもも含まれる。
⑪ コメントを公開するかどうかなどの個別の対応は、図書館の判断による。
⑫ 参加者が事業を企画したら、掲示板でPRする。
⑬ 各種おはなしの事業で読み手が不足したら、掲示板で募集できる。
⑭ これらの蓄積を元に幾つか質問を設定し、一年に一度程度、小学生の子どもたちにアンケートをとる。参加者は図書館を通しての報告を受ける。
⑮ ブログをプリントアウトした物を、各市立図書館はファイルして、誰でも読めるようにする。
B 子ども選書デー
① 園児や小学生を対象に、図書館で購入する本を子どもが選ぶイベントを企画する。
② 一年に一度、この時だけ参加者が集まる機会とする。
4 経緯と配慮事項
① 20年3月の読み聞かせボランティア交流会で、「経験者のための研修の場を自分たちで作ろう」という提案があった。
② 各団体それぞれの都合を合わせることが、ほとんど不可能である。また、代表以外の人の声も集める必要がある。
③ 団体同士の横のつながりを作る必要がある。現場で活動するお互いの様子を知り、聞き手から学ぶことが必要とされている。
④ 常に市民に対して開かれていることが 望ましい。
⑤ 外部から読み聞かせに来て欲しいという要請があっても、幅広く連絡をとって希望を募ることが出来ない。情報のたまり場を作る必要がある。
⑥ 講師の発言を鵜呑みにせず、どれも対等な情報として多角的に受け止めて学ぶ姿勢を、ボランティアが持つ必要があると考える。
⑦ 普段の活動の幅を広げることが、研修そのものにつながると考えている。
⑧ 語り手でもあるボランティアと市民の交流が、もっとあったほうがよい。
⑨ ボランティアが、自分個人の考えを語る場所を持ち、間違うと恥ずかしいという気持ちを乗り越える体験をした方が良い。
⑩ 児童サービスで一番参考にしなくてはならないのは、受け手である子どもである。図書館で子ども文化を共有し、広義の児童文化を知るための方向転換への提案でもある。 ( 写真:狭い児童文化と 広い意味での児童文化)
⑪ 国連子どもの権利条約第12条意見表明権、13条表現の自由、29条教育の目的に基づいて、子どもの意見尊重の上に児童サービスがあると考えている。
5 費用
① ネットワークへの参加料は無料。
② 投稿にかかる費用は個人持ち。
③ 掲示板やアンケートなどの経費は、図書館が持つ。
6 立ち上げまでの段取り
① 立ち上げ提案をたたき台として、県社会教育協会を含む各市内読み聞かせ団体に配布し、意見を募る。事務局員を募る。
② それぞれの意見を集めて、読み聞かせボランティア交流会などで検討していく。検討過程についてもできるだけ公開する。
読み聞かせボランティアネットワーク立ち上げ提案
1 趣旨 「市民と共に育つ図書館で、子どもと児童サービスをサポートする」
子どもの権利条約第29条には、児童の人格を認め才能は最大限に引き出されることが謳われている。教育機関を設置して管理する自由を妨げるものではないが、国によって定められる最低限度の基準に適合することを条件とする、とも書かれている。
つまり教育機関の管理は、最低限度の基準で留まるべきで、本に対して表現にまで踏み込んでボランティアに教育を施そうというのは、この条約に反するものではないか。それに対して、ボランティアは受け手である子どもの人権を大切に、個々が独立し、なおネットワークで各種事例から学び、成長したいと考えている。
2 参加対象者
① 現在、市立図書館でおはなしのじかんを担当したり、過去にした人や団体。
② 県社会教育協会の講座も含めた、各種読み聞かせ講座受講生。
③ 暴力団や特定の思想団体関係者を除く。
3 概要
① 個人としても団体としても参加できる。
② それぞれが希望して参加するが、現在おはなしのじかんを担当している団体 は、各1名は参加することが望ましいと考えている。
③ ゆるやかなネットワークであり、会費を集めたり、定例会を持つことはしない。
④ 有志による事務局を置く。
4 活動内容
A 掲示板の創設
① ほんぽーと児童コーナーに掲示板を作る。食品スーパーの意見掲示板、または投稿雑誌、質問サイト、ネット上掲示板 のようなものを想定している。
② 参加者は可能な限り、ひと月1枚の掲示板投稿を心がける。上限はひと月2枚とする。
③ 投稿内容は、当月のプログラム、それぞれの事業PR、感想・質問事項・回答、お気に入りの本の紹介など。
④ 投稿は、メール・ファックス・郵便・投稿箱などを使ってほんぽーと担当者に届ける。
⑤ 投稿は署名するが、公開時は匿名でも良い。
⑥ 投稿文は、図書館担当者が適切な表現に編集して書き直し、1枚1件のカードにして貼り付けていく。
⑦ 図書館担当者は、投稿に対応する参考文献があれば、投稿文に付け加える。
⑧ 同じ物をネット上にブログ形式で作る。
「にいがたっ子ひろば」http://www.niigatakko.com/index.phpのようなものを想定している。編集に当たる実際の投稿や運営は図書館担当者がする。
⑨ 参加者や他の人は各自、掲示板かブログを読み、そこから学んでいく。
⑩ ネット上では一般市民のコメントも受け付ける。子どもも含まれる。
⑪ コメントを公開するかどうかなどの個別の対応は、図書館の判断による。
⑫ 参加者が事業を企画したら、掲示板でPRする。
⑬ 各種おはなしの事業で読み手が不足したら、掲示板で募集できる。
⑭ これらの蓄積を元に幾つか質問を設定し、一年に一度程度、小学生の子どもたちにアンケートをとる。参加者は図書館を通しての報告を受ける。
⑮ ブログをプリントアウトした物を、各市立図書館はファイルして、誰でも読めるようにする。
B 子ども選書デー
① 園児や小学生を対象に、図書館で購入する本を子どもが選ぶイベントを企画する。
② 一年に一度、この時だけ参加者が集まる機会とする。
4 経緯と配慮事項
① 20年3月の読み聞かせボランティア交流会で、「経験者のための研修の場を自分たちで作ろう」という提案があった。
② 各団体それぞれの都合を合わせることが、ほとんど不可能である。また、代表以外の人の声も集める必要がある。
③ 団体同士の横のつながりを作る必要がある。現場で活動するお互いの様子を知り、聞き手から学ぶことが必要とされている。
④ 常に市民に対して開かれていることが 望ましい。
⑤ 外部から読み聞かせに来て欲しいという要請があっても、幅広く連絡をとって希望を募ることが出来ない。情報のたまり場を作る必要がある。
⑥ 講師の発言を鵜呑みにせず、どれも対等な情報として多角的に受け止めて学ぶ姿勢を、ボランティアが持つ必要があると考える。
⑦ 普段の活動の幅を広げることが、研修そのものにつながると考えている。
⑧ 語り手でもあるボランティアと市民の交流が、もっとあったほうがよい。
⑨ ボランティアが、自分個人の考えを語る場所を持ち、間違うと恥ずかしいという気持ちを乗り越える体験をした方が良い。
⑩ 児童サービスで一番参考にしなくてはならないのは、受け手である子どもである。図書館で子ども文化を共有し、広義の児童文化を知るための方向転換への提案でもある。 ( 写真:狭い児童文化と 広い意味での児童文化)
⑪ 国連子どもの権利条約第12条意見表明権、13条表現の自由、29条教育の目的に基づいて、子どもの意見尊重の上に児童サービスがあると考えている。
5 費用
① ネットワークへの参加料は無料。
② 投稿にかかる費用は個人持ち。
③ 掲示板やアンケートなどの経費は、図書館が持つ。
6 立ち上げまでの段取り
① 立ち上げ提案をたたき台として、県社会教育協会を含む各市内読み聞かせ団体に配布し、意見を募る。事務局員を募る。
② それぞれの意見を集めて、読み聞かせボランティア交流会などで検討していく。検討過程についてもできるだけ公開する。
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