自分たちは絶対正しい、か?

 3日に投稿した文章を、2つに分けて投稿しなおしました。分けたもう一つは、前のページの「この夏の収穫」です。

数日前から、泉田知事と新潟日報のやりとりが評判になっています。「しょうがないんかな」と思いますが、原発推進反対派から見るととても困ったことのようですね。
 泉田知事の記者会見をテレビで見て、「県の回答を紙面に載せないのはひどいんじゃないだろうか」と思いました。今もそう思います。県のHPをじっくり読めば対立点もわかるかも知れないけれど、ぼんやりした頭でもすっきりとわかるような言葉にしてもらえれば助かるんです。それから、日報の人が画面に出てこないのも、ちょっと不満。顔を出して語ればいいのに、何か「誰かに言わされている」という感じを受けるのです。「どうして回答を載せないのか」についての理由も「自分たちが正しいから」と言っているようで、なんだか悲しくなりますね。隠さなくちゃいけない部分もあるんだろうけど、回答に対して「それに対してはこうだ」みたいな、回答の回答があると面白いですけどね。

 対立意見について、それをどう思うかを県民の判断に任せればいいのだから、情報を出してほしいですね。県が知っていたかとか、船を買うトラブルよりも、「どうして意見交換しないのか」ということに不満を持っています。「自分が正しい」と相手の意見をまるっきり全面否定する人のほうが、信用できないよね。そういうことが、日報の人がわかっていないのがちょっと悲しくて、「だめだこりゃ」的に知事が撤退したことがのほうが私にすれば気持ちが寄り添いやすい。
 出馬撤回の理由は他にも取り沙汰されているけれど、なんかね、刺し違えたんじゃないかな、というふうに思っています。上が腐ってる、ってのはどの組織にもありますから。〇〇館のこともそうだけど、「自分たちがやっていることは絶対正しい」という妙な思い込みが、いろんな組織の上層部にあるんだろうと思っています。

 

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