絵本BOOKEND2017

小学校訪問が終わって落ち着いたころ、絵本学会の本を読むのが習慣になっています。
今年もやっと借りて読んでいます。
大判になって「読み継いでほしい絵本」の特集でした。
カテゴリー分けも「なるほど」と思わせるもので、紙芝居にもこういうのが応用できないかなあと思っています。

「学校読み聞かせボランティア講座のベーシックなプログラムのために(提言)」の項目も興味深く読みました。
この項目最後に、
「われわれは子どもたちに、いかに読むかを教えることばかにり熱中し、彼らに読みたいという気もちを教えるのを忘れてしまったのである」(ジム・トレリース/著『読み聞かせ』より)とありました。ほんとうに、ノウハウばかり、本の説明ばかりに終始する講座ばかりでした。私が絵本の会で頑迷に「子ども体験」を言い続けたのは、こんな講座はもうこりごりだと思ったのです。子どもはとてもワクワクとした様子で読みを体験しているように思います。そこからなんとかつなげられないだろうか。

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