ボランティア支援講座

1年くらい前か、大阪国際児童文学館を育てる会に、きっと(記憶がおぼろ)、少しだけお金を払ったので、会報が届きます。
 旧夕陽丘図書館に移してほしいという陳情書を府議会に出しているそうで、そうなると、交通の便もよく場所も広いところで資料の分散もなく、継続できそう・・なのだそうです。傍から見ると、名前からして懐かしげな施設で、これから先が楽しみです
そんな記事を読みながら、会報の中に紹介されていた「館のかつての事業」の中に
「ボランティア支援講座の開催(毎年開催)」という単語を見つけました。

話は、新潟市のことに戻ります。
「ボランティアステップアップ」「ボランティアリーダー」という言葉に、いつも引っ掛かっている、しょうもない私ですが、それらの言葉の代わりに、
「ボランティア支援講座」ってのがいいですよね。
 館や生涯学習関係のお役所がやる講座は、担当者自身が昇進に明け暮れてきたせいか(すいません)、ボランティアを階段に乗せて競わせてランクをつけようという意識が見え見えなのです。ボランティアはそうではなく、ただ市民を広く下から支え、楽しませたいし交流したいという方が多いのです。利用者・子どもを絵本や紙芝居という神輿にのせて楽しませる担ぎ手であり、行政はその周囲でうちわであおぐ人になって欲しいですね。

「スキルアップ」「ステップアップ」の「アップ」に、どうしても上昇志向のにおいがあって、それが好きな人が集まってくる様子があります。
 でも、ボランティアに上下はないのよ、ということをしっかりおっしゃる方も増えてきていますので、広く安定して無理なく継続でき、それぞれが思う方へ自分で選んで進んでいけるような意識をもってやっていきたいのです。お互いの違いを認めることが普通にでき、奇妙な競争も起こらないと思います。

前のページに書いたAさんは、すでに語りをやめておられると聞きました。ブログに書いてすみません。優秀な語り手さんでした。たいへんもったいないことをしました。一人ひとりは優秀であっても、群れると周囲が見えなくなって自分の立ち位置も定かでなくなります。真面目であればなおのこと、視野が狭くなる。団体があるのは仕方がないけれど、その中でもう少し風通し良く、お互いが対等になっていかなくてはならないと思います。





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