図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
紙芝居舞台
紙芝居の枠、フレーム。紙芝居の箱。
歴史上、人形劇から進化した面もあるので、舞台と言うのでしょうか。立絵(今のペープサート)のころは紙芝居小屋、とも言われていました。大きかったので担いできた、そうです。大人の舞台のミニチュア感が楽しい。舞台の起源など知りたい方は『紙芝居を作ろう!』坂本一房/堀田穣(青弓社)で、どうぞ。
舞台製作に詳しい会員さんの意見もあとで追記します。3年前に書いたものから少し変化しているかも知れません。
既製品
★童心社製・・・・
B4の普通版のみが入る薄型しか、今は販売していないようです。ほんぽーと中央図書館に、旧型のカーテンつき奥行き2列型のものがあり、ほるぷ出版の少し大きい紙芝居(A3:300×420ミリ)をやるときには、これを使います。
★教育画劇製・・・・
カーテンつきのものもある。奥行きが2列になっているのがあり、ほるぷ出版の少し大きい紙芝居も入ります。
★(平成21年1月追記)
すずき出版も紙芝居舞台を販売しています。扉が無いタイプで持ち運びに便利ですね。他の会社より少し安いみたい。ホームページの超軽量紙芝居舞台→その他の画像(1)(2)からは寸法も見ることができます。
★他・・・・・・・・
学校備品を納入する業者が、カタログを持っているようです。扉が左右にしか開かないタイプもあります。
★大型紙芝居舞台(2009年5月追記)
童心社がA2の変形サイズの大型紙芝居舞台を販売しています。
新潟市の図書館にも在庫があるので、団体登録をすれば借りられます。
関係ページ
手作りする
★製図
・『紙芝居をつくる』右手和子 他/著(大月書店)に製図がのっています。
・当会のYSさんが製図を作ってくださいました。ご連絡いただければ製図を、お届けします。
裏面は脚本が見えるように開いていますが、開いていなくても「抜いたら左手に持って読む」方式にすると、もっと簡単に作れます。
★扉があったほうがいいかどうか。
あると良い理由・・・
絵が広がる感じがする。舞台が倒れない。抜くときに抜く絵が隠れる。
左手に持っているカードが隠れる。演じ手が隠れる感じがして安心する。
ないと良い理由・・・
演台の横幅が短くてすむ。なければ50センチ位、あると70センチ程度は必要。私は既製品の扉をはずして使うことが多いが、あの奥行き10センチ程度の薄さでも倒れない。軽いし、よりお手軽感がある。移動時に扉がばたつかない。舞台が体の近くにあり、自分でも絵が覗きやすく気持ちが入りやすい。手作りなど枚数が多いものは、抜くタイミングがつかみやすく操作しやすい。演じ手が気分的に隠れず表に出るので、度胸がつく。かつての自転車の街頭紙芝居の雰囲気が出る。
★作る
・木工作がお得意な方は、自分でも簡単に作れるようです。私もボンドで貼り付けて作った。
・350ミリリットルの缶ビールが箱に入って売っているけど、その前面をくり抜くと簡単に作れる。後ろ面は、強度をあげるため窓を作らないようにする。
・抜き差しするために側面を空けるのですが、それを、前面向かって左側に設計してください。絵巻物は右から左に時間が移動するように描かれています。紙芝居は絵巻物が源流ですので、画面が向かって左方向に抜かれることが決まっています。印刷紙芝居でも、ときどき間違っているのもあるけど、これからの作家さんはちゃんと理解してそのように作られるでしょうから、それはブレないと思います。
・なるべく軽くなるように作ってください。演じ手さんは高齢の方も多く、練習や訪問時に手に持って歩きます。また、自分用に立派に装飾されて重厚なものを作られる場合がありますが、紙芝居は本来B級文化で、その親しみやすさが身上です。中身と不釣合いになると、舞台を自慢するためにやる、みたいになります。もちろん、子どもが遊びがてらやることも多いので、軽さやシンプルさが基本でしょう。その上に子どもが主体となってデフォルメするのも楽しいですね。
・箱の中で、紙芝居本体が底面から3センチ程度は高くなるよう、上げ底に作ったほうがいい。照明の高さが3センチ程度あり、画面の下部が隠れないようにするため。
・(22年1月追記)引き出しつき舞台
会のSさん製作。ほんぽーとの特別企画で使いました。
他の利用法
箱なので、中にお気に入りのコレクションを入れたり、子どもの絵を入れたりして、普段はお部屋の飾りになります。額縁より出し入れが簡単ですね。
舞台なので中の物で即興のうそ話をしゃべって遊べます。子どもの人形などを入れて、「はなちゃんがーこっちにきたらねーころんだのーそうしたらーうしろからーへんなのがとんできてー」と、おてて絵本のノリでいけます。
歴史上、人形劇から進化した面もあるので、舞台と言うのでしょうか。立絵(今のペープサート)のころは紙芝居小屋、とも言われていました。大きかったので担いできた、そうです。大人の舞台のミニチュア感が楽しい。舞台の起源など知りたい方は『紙芝居を作ろう!』坂本一房/堀田穣(青弓社)で、どうぞ。
舞台製作に詳しい会員さんの意見もあとで追記します。3年前に書いたものから少し変化しているかも知れません。
既製品
★童心社製・・・・
B4の普通版のみが入る薄型しか、今は販売していないようです。ほんぽーと中央図書館に、旧型のカーテンつき奥行き2列型のものがあり、ほるぷ出版の少し大きい紙芝居(A3:300×420ミリ)をやるときには、これを使います。
★教育画劇製・・・・
カーテンつきのものもある。奥行きが2列になっているのがあり、ほるぷ出版の少し大きい紙芝居も入ります。
★(平成21年1月追記)
すずき出版も紙芝居舞台を販売しています。扉が無いタイプで持ち運びに便利ですね。他の会社より少し安いみたい。ホームページの超軽量紙芝居舞台→その他の画像(1)(2)からは寸法も見ることができます。
★他・・・・・・・・
学校備品を納入する業者が、カタログを持っているようです。扉が左右にしか開かないタイプもあります。
★大型紙芝居舞台(2009年5月追記)
童心社がA2の変形サイズの大型紙芝居舞台を販売しています。
新潟市の図書館にも在庫があるので、団体登録をすれば借りられます。
関係ページ
手作りする
★製図
・『紙芝居をつくる』右手和子 他/著(大月書店)に製図がのっています。
・当会のYSさんが製図を作ってくださいました。ご連絡いただければ製図を、お届けします。
裏面は脚本が見えるように開いていますが、開いていなくても「抜いたら左手に持って読む」方式にすると、もっと簡単に作れます。
★扉があったほうがいいかどうか。
あると良い理由・・・
絵が広がる感じがする。舞台が倒れない。抜くときに抜く絵が隠れる。
左手に持っているカードが隠れる。演じ手が隠れる感じがして安心する。
ないと良い理由・・・
演台の横幅が短くてすむ。なければ50センチ位、あると70センチ程度は必要。私は既製品の扉をはずして使うことが多いが、あの奥行き10センチ程度の薄さでも倒れない。軽いし、よりお手軽感がある。移動時に扉がばたつかない。舞台が体の近くにあり、自分でも絵が覗きやすく気持ちが入りやすい。手作りなど枚数が多いものは、抜くタイミングがつかみやすく操作しやすい。演じ手が気分的に隠れず表に出るので、度胸がつく。かつての自転車の街頭紙芝居の雰囲気が出る。
★作る
・木工作がお得意な方は、自分でも簡単に作れるようです。私もボンドで貼り付けて作った。
・350ミリリットルの缶ビールが箱に入って売っているけど、その前面をくり抜くと簡単に作れる。後ろ面は、強度をあげるため窓を作らないようにする。
・抜き差しするために側面を空けるのですが、それを、前面向かって左側に設計してください。絵巻物は右から左に時間が移動するように描かれています。紙芝居は絵巻物が源流ですので、画面が向かって左方向に抜かれることが決まっています。印刷紙芝居でも、ときどき間違っているのもあるけど、これからの作家さんはちゃんと理解してそのように作られるでしょうから、それはブレないと思います。
・なるべく軽くなるように作ってください。演じ手さんは高齢の方も多く、練習や訪問時に手に持って歩きます。また、自分用に立派に装飾されて重厚なものを作られる場合がありますが、紙芝居は本来B級文化で、その親しみやすさが身上です。中身と不釣合いになると、舞台を自慢するためにやる、みたいになります。もちろん、子どもが遊びがてらやることも多いので、軽さやシンプルさが基本でしょう。その上に子どもが主体となってデフォルメするのも楽しいですね。
・箱の中で、紙芝居本体が底面から3センチ程度は高くなるよう、上げ底に作ったほうがいい。照明の高さが3センチ程度あり、画面の下部が隠れないようにするため。
・(22年1月追記)引き出しつき舞台
会のSさん製作。ほんぽーとの特別企画で使いました。
他の利用法
箱なので、中にお気に入りのコレクションを入れたり、子どもの絵を入れたりして、普段はお部屋の飾りになります。額縁より出し入れが簡単ですね。
舞台なので中の物で即興のうそ話をしゃべって遊べます。子どもの人形などを入れて、「はなちゃんがーこっちにきたらねーころんだのーそうしたらーうしろからーへんなのがとんできてー」と、おてて絵本のノリでいけます。
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