先日、10数年ぶりに箪笥から出した秋色の訪問着に
初めて袖を通しました。
帯揚げは緑系、帯締めは臙脂がかった深い赤と薄紫の染め分けをチョイス。
全身は、お茶会後に撮っていただいたものを載せますね。
率直に言って、
薄く明るい春色や、ビビッドな紅型と比べ
顔写りが良いようには思えないのですが、
たぶん、30～40代のころよりは似合っているのかも。
参考までに、
左から城間栄順さんの紅型（2016年撮影）、
佐藤節子先生の桜の総柄小紋（2018年撮影）と並べてみました。
撮影条件は全く違うので、単純に比較できませんが、
みなさんの好みはありますか？
さて、お茶会当日、まずは着物友TMKさんと
町田でランチ。
とても久しぶりにお会いするTMKさんは、薄紫の無地紬に、
藤山千春さんの間道がなんとも“女優”な一揃い。
ローカル情報ですが、このイタリアン「Luce」は
骨董市が開かれる場所に近く（私は行ったことがないのですが）、
コストパフォーマンスが素晴らしく良かったです。
お話たくさん、花を咲かせた後、
小田急に乗って武相荘の最寄り、鶴川駅へ。
武相荘の門の前で。
庭は色づき始め、陽射しは強くとも空気は秋。
ギャラリーは撮影禁止なので写真はありませんが、
白洲正子さんは秋の気配を感じるとすぐガラス食器をしまい、
織部や備前、伊万里も藍の濃いものを出して
季節に寄り添うしつらいにしたそう。
そんな数々の器や、黄八丈、太子間道、琉球絣などの着物の展示を
愉しみました。
お茶会の場所は
ギャラリーとは別棟のショップの階下、
もともとは納屋だったスペース。
やや中途半端な構図ですが、雰囲気は伝わるでしょうか…。
この上の写真の左端に写っている石垣が、そのまま
階下の部屋の壁の一部になっています。
左にお茶道具が写りこんでいますが、こちらは次回、
改めて写真をアップしますね。
ここで、イラストレーターの岡田知子さんと
秋色・柄物シスターズ
何とも大人、季節ならではの風情ある総柄小紋。
着物らしいきものって、やっぱりオーラがありますよね。
お茶会の様子は次回、アップしますね。
勇ましいというか
