ずーっと家にこもりきりで原稿を書いているワタシ。
こんなときの愉しみは、
ブレイクタイムにスイーツといただく、一杯のコーヒー。
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以前、「お安いせいか、今ひとつ味がはっきりせず…」などと
失礼なことを書いてしまった、KALDI。
でも、このプレミアム モカブレンドは
酸味とコクの両方あって、後味まろやか。
200g800円台というのは、同店の中では高いけれど、
お手頃価格の範囲でしょう。
また
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ブログ友Tさんからご推薦いただいた、
群馬県桐生市の「伊東屋珈琲」から、
3種類の豆をお取り寄せしてみました。
お気に入りだった、日本橋の赤木屋珈琲店さんが、
昨秋、ネットショップも閉めてしまい、
(もう、美味しいモカ・イルガチェフは飲めないのかな…)と
残念に思っていましたが、
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こちらの「イルガチャフェ」(左端)も
シャープな酸味でいい感じ!
赤木屋さんの豆にあった、土のようなクセのある香りは
こちらには感じられないのですが、
(美味しい珈琲を飲んでいるなあ……)という満足感は十分。
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(これはイメージ写真です 笑)
中央の「ホワイトブレンド」は、
ホワイトデー前後の限定。
こちらもどちらかといえば酸味が勝りますが
もっとも、ホワイトデーを意識しての豆ですから、
苦味が強くてはイメージに合わないでしょうね
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イルガチャフェよりずっとライトで、
まろやかな後味。
そして、「午後の伊東家」(写真右端)は
まず、フィルターに入れたときに
香ばしいナッツの香りが立ち上り、とってもいい気持ち。
そして蒸らしているときにも、甘く香ばしい香りが……。
思わず深呼吸。心が和みます。
そしてお湯を落とすと
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(これもイメージ写真です)
こんな風に面白いほど、豆がぶわっと泡を含み…。
味の方は、意外とあっさりでしたが、
もしかしたらお湯の落とし方が早かったかも……。
淹れ方を工夫して再チャレンジしてみます。
※伊東屋珈琲のサイトはコチラ。
メールで注文OK、お代金後払い。対応が早くて親切です。
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話はまったく変わるのですが……
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児童文学作家の松谷みよ子さんがお亡くなりになりました。
心よりお悔み申し上げます。
今までにも何度か書いていますが、
私は3月生まれのせいか、幼稚園時は知能も運動能力も格段に劣り
(特に、日常生活動作が上手くできませんでした。
ハサミが使えないとか、昼寝用のお布団を決められたように畳めないとか)
友達もできなかったのですが、
親が買い与えてくれた、この「モモちゃんシリーズ」3冊がきっかけで
読書が大好きになり、ずいぶん救われました。
(「ちいさいモモちゃん」「モモちゃんとプー」「モモちゃんとアカネちゃん」の
3冊です。それ以降は読んでいないのですが……)
小学生になってからは、周囲にもなじんで、
学校生活も問題なく送れるようになり、
小2時には自分で、創作童話を書きはじめるほど、
文章を読むのも書くのも好きになりました。
小4~5年時には、未完ですが原稿用紙160枚に及ぶ物語を書き、
学校で回し読みされたり。
そんな私の原点は、この「モモちゃんシリーズ」にあると、今も思っています。
きゅうりの皮のイボイボを「病気だからお薬塗りましょうね」とか、
両親が離婚するときの描写-靴だけが玄関に残って…とか、
今でも思い出します。
もっとも、離婚のくだりは、7~8歳では何のことかわからず、
数年経ってからふと読み返し、はっとしたような。
もう一度、読んでみようかな…と、
訃報をきっかけにというのは複雑な気持ちでもありますが、
そう思いました。
松谷みよ子さん、ありがとうございました。