「明日だったら行ける!」と一幕見をぱっととり
出かけた先はもちろん

歌舞伎座です!
梅雨入りもまだなのに
もう梅雨が明けたかのようなまぶしい青空のもと

記念写真を撮ってきました 笑
この日の私は

こんなコーデですが、詳しくは次回に……
さて今回は

中村萬壽さん、時蔵さん、梅枝ちゃんの襲名披露とのことで
The M T B。
私が観たのは昼の部最後の「妹背山婦女庭訓」。
いやー、いろんな意味で骨太な
舞台でした

もちろん時蔵さんのお三輪ちゃんは見事だったのですが
一日経った今、何が一番記憶に残っているかといえば
獅童さんの女官。
超ごつくて、迫力あって、夢に出てきそうです……。
ほかの立役さんたちも“やる気まんまん”感があふれていて
とにかく圧がすごかった。
お三輪ちゃんだけでなく、誰でもあの中に入ったら泣きそうになるでしょう。
そして豆腐買おむらを演じたニザさまも
途中の襲名口上の仕切りの良さはもちろんのこと
ああ、いいもの観たなあと満足感たっぷり。五代目梅枝ちゃんも可愛かったです。
そして最後は先月に引き続き松緑さんご登場で、
私の中の“松緑バッテリー”は十分に充電されました。あのような安定感ある
いかにも立役のますらおは定期的に堪能しないとね。
続いて夜の部最初の「南総里見八犬伝」も鑑賞。
錦絵のようと評されるだんまり、とても美しかったです。
最近は本当に外国人客が増えて、つい私は歌舞伎座へ行くたび
外国人にとって楽しめる演目なのかなあと考えてしまうのですが
この八犬伝の円塚山はストーリーがあってないようなものだし
炎や水晶、舞台の仕掛けなど今に通じるエンタメ要素もあるし
そして時間は30分程度でさくっと観られるし
十分、楽しめる演目だったと思います。