神奈川絵美の「えみごのみ」

唐突ですが、宣伝です。

医療ビジネス起業を目指す人やベンチャーに読者の多い
日経のサイト『ビヨンドヘルス』に、新たな取材記事が掲載されました。



VR(バーチャル・リアリティ)といえば、
エンターテイメント分野で若者を中心になじみ深い技術ですが、
これを高齢者医療に生かせないか、というのが今回のテーマです。

映像が映し出されるゴーグルをつけて、ペダル式のマシンに乗ると
観光地でのサイクリングを疑似体験できるリハビリシステム。
(そんなの、ゲームセンターにもありそう。それを病院とかに
もっていけばいいんじゃない?)と思われるかも知れませんが、

医療へ展開するには、エビデンスが必要。
つまり、このシステムで歩けるようになったとか、動作が機敏になったとか、
在院日数が減ったとか、何等かの効果をデータで示さないと、
医療機器とは認められません。

このシステムも、現時点ではそこまでいかず、
「モチベーションアップ」の道具として(なので医療機器ではない)
さまざまな施設へアプローチしています。
ただ、研究に携わったスポーツ科学を専門とする教授は、やはりそこがまだ
歯がゆく、「エビデンスの蓄積をし、もっと先を目指す」と語ってくださいました。

前回の、AIプロテオミクスよりはイメージしやすく、
高齢者向けリハビリサービスということで身近なテーマだと思います。
こちらも、自分で日経に企画を持ち込み実現したので、
思い入れが深いですし、
関係者みな協力的で、信頼し合って記事をつくりあげることができ、
とてもやりがいがありました。
ご興味あればぜひ、上のバナーをクリックしてみてくださいね。

コメント一覧

kanagawa_emi
風子さん、コメントありがとうございます^^
そうなんですよね。まあ医療機器や薬などは
データがなければおいそれと人に使えないので、
エビデンスは必要だと思いますし、アカデミックな
場もしかり、ですよね。
でもだからといって、数値化できないものは
価値がない、というわけでもないと思います。
特に医療の現場で働いている方々は、人の心や肌感覚が
理解できないと難しいですしね。
風子
心理の勉強をしているとき 同じようなことを思いました。
効果、として測定できるものしか有効と認められないのですよね。
その効果が 血圧がどうとか 生存率が上がる、とか。
いや~ そういう数字に出るものではないとこが 実は とても大事なのではないですか~と 声を大にして言いたかったけど、その力はありませんでした。
kanagawa_emi
朋百香さん、コメントありがとうございます^^
こちらサブスク方式で月3万円・・・なので、
施設で複数人数が利用するのに向いている料金設計ですよね。
私も沖縄の海辺の映像ソフトで体験してみましたが、
手を伸ばせば岩や木に手が届きそう!なリアル感で
夢中になってペダル漕いじゃいました(笑)
個人のリハビリ用に、いいシステムができるようになると
いいですね…。
朋百香
絵美さま
おおー、こんなのあったら欲しいです。
主人は足が悪いので、天気の良い日は近所を散歩できるのですが
雨の日、風の強い日、いろいろあって、毎日は歩けません。
そんな時に家でペダルを踏めたら良い運動になりますね〜。
ゴーグル付けて景色も変われば飽きないし。
ただお値段が高そう・・・。
ですが、高齢者向けのリハビリサービスは今後の課題ですね、
ぜひ実用化して欲しいです。
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