![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/35/9293d865a8c82d76177c18053b634b6c.jpg)
浦野理一コレクションを観に、
横浜の山本きもの工房へ。
主宰の山本秀司さんに会うのはとても久しぶり。
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彼に仕立てていただいた、久米島紬を着ていきました。
帯は前回、前々回とブログ記事に載せた、
仁平幸春さん作の月下美人帯。
帯揚げはシャーベットオレンジ、
帯締めは久米島の絣の色に合わせたグリーン系。
そして、濃いローズ&パールビーズの羽織紐は、「時代布 池田」でいただいた
アンティーク。
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草履は、こちらも久しぶり。
黒のエナメルに白のシコロを。
上半身はこんな感じです。
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さて、この日ご一緒したのは……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/51/257e0ac111b8cef9c2aadba55dfa5c79.jpg)
K姐さんとキモトモTさん。
姐さんとは約1年ぶり。芽柳の着物での銀座デート以来。
Tさんとは昨秋の「土鍋ワークショップ」でお会いしたけれど、
着物でとなると…いつ以来だろう。
お誂えの達人、K姐さんの装いは
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作家もの(お名前失念しました
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佐々木苑子さんの帯。
着物には、彼女の干支にちなんだ三羽の鳥の刺繍紋が入っています。
写真を忘れてしまいましたが、この着物は通し裏で、
寿の文字の地紋が入った羊歯柄を、京都で特注にて
染めてもらったもの。ツヤツヤの薄いベージュ系で、
とても上品でした。
キモトモTさんは、菊池洋守さんの八丈織に、
紅型の帯。
もう、お二方ともオーラたっぷりのコーデ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
姐さんとTさんとは4~5年ぶりに会うそうで、
このメンバー、おしゃべりに花が咲かないわけがありません。
「お花見に間に合うよう、薄いピンクの小紋を誂えたんです~」
「まあ、“おデート小紋”ね!」
「じゃ、私とデートしてー!」
「この着物、みてみて!(とスマホを出す)」
「わあきれいなローズ色の花、この色って…」
「サンローラン18番!」 「わかる、わかる!」
場所は横浜高島屋の南国酒家。
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笑いっぱなしの一時間半でした。
残念ながらTさんは、この後別のお約束があり、ここでお別れ。
K姐さんと私は、山本きもの工房へ。
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秀司さんとスリーショット。
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浦野理一「ラスト」の展示ときき、
美術展感覚で、お宝着物を眺めることができれば
それでいい、と思っていたのに……。
とある着物を“記念に”羽織ってみたところ、
姐さんの目がキラリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
「絵美ちゃん、これ、似合う!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_lose.gif)
怖いくらい(すみません)真剣な眼差しに私、たじたじ。
「絵美ちゃん、これ“も”じゃなくて、これ“が”似合うの」
あまりの気迫(!)に他の人も集まってきて……。
重めの縮緬地に明るめの青、
そして私の大好きな芹澤けい介を想起させる型絵染。
「帯はねー、黄色がいいな」
「いや、茶色の方が……」
と、いつの間にか帯合わせ大会まで始まり。
……結果は書くまでもないでしょう。
今、工房の方で洗いとガード加工をお願いしています……。
一つ、この期に及んで気にかかっているのが
この着物、実は袖丈一尺七寸なんです…。(ちなみに長襦袢もついています)
と、ここでも姐さん、キラリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
「絵美ちゃん、袖切ったら、ただの小紋よ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_lose.gif)
う、浦野理一さんの着物を“ただの小紋”……。姐さん、さすがです。
というワケで、お手入れから戻ってきたら
一体どのような着物なのか、ブログにアップしますね。