コレド室町で開催中の、デジタルアートを観た後は
マンダリンの上階でティータイム。
旅行や観劇、コーヒーに猫ちゃん、話題が尽きず。
この日のみなさんの帯周りは
上段はひと目でわかる、吉田美保子さん作の帯。
左がご本人。紫の帯揚げに注目。
「最初は水色の帯揚げを合わせたんですが、
弥生三月って感じではないな、と思って」
前夜に急遽、ご自身で染めたそう。
そして右がSGさんの「Spirit of Green」。
もうすぐやってくる芽吹きの季節にぴったりですね。
中段は左がRさん。お身内から譲られたという珊瑚の帯留めがステキ。
右はKさん。私が仁平幸春さんの帯ときいて、
彼女も同氏の帯を締めてきてくれました
帯留めは「桜の菱餅に見立てて…」ご自身でデザインしたもの。
下段は左がMさん。辻か花が清楚なたたずまい。
右が朋百香さん。スキッとした紅型に、お身内から譲られた帯留めが
良いコントラストをなしています。
お太鼓もご紹介。
(照明の都合で陰影がかなりついている写真もありますが、ご容赦を)
まずは「吉田つながり」。
両脇が美保子さん作の帯、そして私が美保子さん作の着物。
私と真ん中のKさんは仁平さんの帯。
左からMさん、朋百香さん、Rさん。
ニュアンスのある裾模様たち……。
左のMさん、春霞に流水で今回の会のコンセプトにぴったり。
Rさんは帯とともにお身内から譲られたお着物で、
艶感のあるベージュピンクがとても上品。
右2つは美保子さん作。繊細な織のグラデーションがキレイ。
個性的な足元、左はSGさん。
右は美保子さんで、鼻緒もキュートですが(こちらは既製品だそう)、
偶然、風で翻った裾から薄水色の八掛が…、とても爽やか。
さて今回は、ゆるーいドレスコードとして
「春」または「自分の誕生月」または「自分の星座」に
ちなんだものを身につけましょう、ということに。
それぞれ、ピンクやグリーンだったり、春霞に水だったり、
花だったり……と、眼福の装いで会話も一層、弾みました。
では、私はというと……
もちろん、着物も春色だし、
3月に織り上がったので(2010年)十分、ちなんでいるのですが、
もう一つ、帯にもちなみものが。
お太鼓です。
この大きさではわかりにくいと思います。
もう少し寄ってみます。
何かが…ひそんでいます。
答えです。
青で囲った部分、これは何でしょう?
実は、魚座のマークなんです。
図案ができてきた昨年の秋、
わかるかわからないか程度にさりげなく、
入れてくださいませんか、と仁平さんにお願いしました。
まあ、大人の遊びということで……。
帯の名前も、
昨年秋に「優しい月」と仮置きして、
完成時に、工房としての作品名を併記し
「優しい月(二つの花)」とダブルネームに。
でももうさっそく、
着物友からは
「月下美人帯」との愛称で呼ばれています。
やっぱり、帯に大きな花をあしらうときには、
花の名前って重要なんだわーと思いました。
月下美人は儚く哀しい花だけど、
この帯はずっと、大事にしたいな。
※帯のお誂えの過程を、1つのカテゴリにまとめました→コチラです。
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