こんな、春を意識したコーデで出かけた先は……
台湾のお茶やお菓子をオシャレにいただける
経堂駅近のカフェ。
お若い着物友Kさんと、Kさんの古くからのご友人で
私は初めまして!のNさん。
Kさんは、私には冬景色がイメージされるような
置賜紬に雪のような白い帯。
帯留は、松王松梅王丸桜丸の菅原伝授モチーフ。
濃いめの色と厚みのある質感がとってもいい感じで
目を惹きます。
Nさんは何と、有名な世田谷市でお求めになった
型染の帯をご自身でアレンジ。
民芸調で私はとーっても好き。
こんな素敵な掘り出し物があるのなら、
次回の市(一年先ですが)に行ってみようかな。
台湾風お汁粉はなかなかのボリューム。
何となく、台湾らしいおおらかさを感じます。
こちらはデザートセット。
手前は白あん入りのあたたかな御餅、
右はずっしり食べ応えあるパイナップルケーキ
奥はカシューナッツの飴掛けやドライフルーツ。
詳しくは忘れちゃいましたが、何かの実の燻製もあって
個性的な、舌に余韻の残る味わいでした。
いずれのセットも、複数ある台湾茶から選べるようになっていて
小さい急須(台湾茶では普通)ですが六煎は出るとのこと。
お湯をわざとこぼすくらいたくさん注ぎ、急須ごと温めます。
最近行った浅草歌舞伎や、年末に話題だったルパン歌舞伎など
伝芸や着物の話、そしてなぜかこのあたりの住宅事情、街の様子など
話題は多岐にわたり、寒さで縮こまっていた心身がほっこりほぐされたような。
仕事がら、オンラインで画面ごしに人としゃべることはまあまあ
あるのですが
やっぱり対面で話すと、相手からいい“気”をもらえて活気がみなぎるような
実感があります。
パソコンの前だと、そういう“気”が自分に移ってくるような感覚はないなあ…。
装いだけでなく、春に包まれたような気持ちになったひとときでした。
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