土曜日がオン、オフとも埋まっていき、
その最初の土曜日、取材のため午前の早い時間に原宿方面へ。
初冬の日差しが柔らかく、
私もふんわりした肌触りのきものを着たくなり、
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松尾鏡子さんのロートン「蒲公英の花咲く」に
大高美由紀さんの吉野間道の帯をあわせました。
左と右で、「帯飾り」が違うの、お気づきでしょうか。
先に、(クリスマスっぽいかな)と紫のストーンをつけたのですが
羽織を着たら、羽織紐と喧嘩しそうなので外し、
柚子のモチーフに付け替えました。
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この日キックオフした新規案件のテーマは「死」。
詳しくはお話できませんが……。
医学分野にフォーカスしているとはいえ、
今までに介護や福祉関係の依頼も受けたことはありますが
(例えば認知症の書籍ですと、これらとの連携は不可欠なので)
「病気を治す」ことを大きな使命とする医学において
「死」は“近いようで遠い存在”。私もダイレクトにこのテーマで
仕事をするのは初めてです。
私にとっては、“遠いようで近い存在”、かも知れません。
前にも書きましたが、母方の女性は3代遡ってみな短命で、
女性が生まれなくて、
私がその直系女性の最後の一人なので・・・。
(まあ、一方で父方は祖母が102歳で大往生など、揃って長寿なのですが)
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取材が終わった後、編集さんが
出版社の前で撮ってくださいました。
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日差し十分、お散歩日和……ということで
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表参道に移動し、イタリアンでランチ。そして
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根津美術館へ。
この日は庭園の、お茶室の庭も開放されていました。
今年最後の紅葉狩り、写真は次回アップしますね。