神奈川絵美の「えみごのみ」

DOGにPET


タペストリーが写りこんでいますが…
春の始まりに、花屋の熊ゴロー兄ちゃんが選んだのは
淡い色のスイートピーに、「おまけだよ」と雪柳。

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寒い時期の定番、ほっこり郡上に
仁平幸春さんの帯を合わせて。
最近、補整がいい加減で、帯にシワが寄り反省


足元は、雪柳の鼻緒。


この日は港区の病院へ!


私は医学関係なら基礎研究から臨床まで、
守備範囲は広いつもりだけれど、
とりわけオファーの多いテーマの一つが
けんしん(健診・検診)を始めとする「予防医学」。
この日もその関係のお話を、この分野でたいへん有名な医師に
伺った。

原稿に直接関わる内容は、ここには書けないが、
冗談のような話もいくつか……。


「先生、任意(全額自費)で健診を受けるならどんな施設がいいですか?」
という問いに
「まずね、“人間ドッグ”なんて書いてあるようなところはダメ」

-だって、本来の意味がわかっていないってことでしょ?
dockはそもそも、船が長い航海を終えた後、総点検をする場のことで、
それがdog(犬)になってはまずいでしょ?-

確かに、確かに。


-あとね、笑えない話があって。某所の受付の人がね-
と話が続く。

「はい、◯×健診センターです」
  「あのー、お宅、PETやってますか?」
「え? ペット? うちは犬は扱ってません!」

ここでのペットは当然、検査方法の名前。
私たち取材班はみな思わず、笑ってしまった。
まあ、今どきは生き物としてのペット用健診も普及してきているしねぇ。


そんなこんなで熱い時間が過ぎ、
「ありがとうございました!」と部屋を出るとき、
後ろでドアを押さえてくださっていたその医師から
微妙な気配を感じた。


私も仕事中はすっかり忘れていたが
おそらく……

帯の「わんこ」に気付いたからではないかしら!?



その後、原稿を書こうとしても、
どうもDOGにPET、わんこのことしか頭に浮かんでこない。

コメント一覧

神奈川絵美
りらさんへ
こんにちは
この記事のタグも「人間ドッグ」なんですね(笑)
言い間違いということではないのですが、医学用語は難しくて、プロトコル、アルゴリズム、クリティカルパス…なんて(恥ずかしながらですが)「混ぜるな危険」の領域です
りら
なぁるほど!
この手の言い間違いって、ベッド(ベット)、バッグ(バック)などなど結構ありますよね。
でも、病院に関連することだと笑えません!

それにしても、なんというタイミング~♪
神奈川絵美
K@ブラックジャックさんへ
こんにちは
一応犬つながり・・・なのか!?

お太鼓のワンコは小さ目なので、仕事での距離感だと気づかれにくいかなー。
お友達とわいわい食事したり歩いたりしていると、
(距離が近いから)すぐ気づいてもらえますが。

ミクシィ読みました。お大事にね
K@ブラックジャック
表題を見て
ちびわん絡みだと思ったのは私だけでないはずで
まんまと神奈川さんの罠にはまっております(笑)

コーディネートが温かみがあっていいですねぇ。
仁平さんの帯は印象が柔らかくて良いですよね。

そしてわんこに気付いたの最後だったか―
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