神奈川絵美の「えみごのみ」

ご都合主義は、認知をも歪める

先週、神奈川県内で開催された
音楽イベントに着て行ったのは……


ゑり善の椿の小紋に、
同じくゑり善の千鳥の名古屋。

前はこんな感じ。


後ろはこんな感じ。


「えーっ、ぜんぜんおかしくないよ!」
いつまでこんな若いの、着るつもりかねぇと
自嘲気味に言った私に、ライブ友のBちゃんは
あながちフォローというわけでもなく、真面目に
まだいける、と返してくださり、

そうかなあ……
何気なく、袖口の八掛に目をやったら


えっ、ち、茶色に見える!


そうなんです。
コンサート会場の、少し暗めのライトの下では
朱色の赤がくすんで、やや渋めの赤茶色に。

そうか……
(これなら、まだ着られる)

あるいは手放したくない、あきらめたくないという気持ちが
とうとう私の視覚にバイアスをかけてしまったか。

ご都合主義で、認知さえ歪む変わるなら、
念じていればそのうち、この一尺五寸の袖丈も縮む日がくるやも知れません。

コメント一覧

kanagawa_emi
香子さん、こんにちは!
まさにそれです、錆朱色! 「錆」は言い訳にうってつけの
パワーワードかも知れません^^;
香子
だいじょぶ×だいじょぶ〜(^-^)v
似合ってる物っていうのは一生物じゃないかしら?
…なんて思うんですよ♪
ワタシも先月、赤や朱かと思っていた八掛けが
実際は錆朱だったんですよね〜。
錆朱なら着られるかな、なんてね (^_-)-☆
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